
ぱん🍞
@panga_tabetai
- 2026年4月10日
コンビニ人間 (文春文庫)村田沙耶香読み終わった主人公に共感できるか、と聞かれると、それは難しいのかもしれないけれど、 ・責任を与えられることで生きていける ・恋愛をする(人類を繁栄させていくことの第一歩)がいかに「普通」と思われているか という点は、たしかに、と納得させられた。 p.65「正常な世界はとても強引だから、異物は確かに削除される。まっとうでない人間は処理されていく。」 この話で思い出したのは朝井リョウの『生殖紀』や『正欲』(イン・ザ・メガチャーチはまだ読めてない…) 普通でない人たちが普通に擬態して生きている、という物語が多くて、もしかしたらみんな擬態しているのかもしれないね。じゃあ普通の社会、ってなんなんだろうか、と考えたり。 - 2026年4月7日
天国からはじまる物語ガブリエル・ゼヴィン,堀川志野舞読み終わった死後の世界がこの物語のようであるなら、誰かが死んでしまうことも怖くないかもなあ。 誰かが亡くなってしまって苦しくなったとき、この作品を思い出して、すこしだけあたたかな気持ちになれるかもしれない。 みんなが若返っていく世界では、現世では出会うはずのなかった人たちが出会って、恋をして、あらゆる可能性が秘められていて好きな世界だった。 - 2026年4月4日
マチネの終わりに平野啓一郎読み終わった再読。 といってもほとんど内容を忘れていて、良い小説だった、という記憶しかなかった。今改めて読んでみて、戦争のこと、なぜ自分だけが生きているのか、運命論なのか自由選択なのか、なぜこうなってしまったのか、そういう人間の原始的な問いみたいなのが詰め込まれている作品だった。 3回しか会っていない蒔野と洋子。お互いが惹かれあって、すれ違う。 すれ違ってこの世界では結ばれることのなかった2人かもしれないが、それでも私たちの知らない世界で結ばれるかもしれない。そうあって欲しいと願うら。 「未来は常に過去を変えている」 最後に出会う未来があったからこそ、過去の出来事は少しずつ変わっている。変えられている。 出会って知ったから、出会わなかった人生はもう非現実、というのはすごく当たり前のことを言っているようで、でもあんまり考えてこなかったことだった。今まで出会った人、全ての人から私は少なからず影響を受けていて、出会わなかった人生というのはあり得ない。 - 2025年11月23日
言語化するための小説思考小川哲読みたい - 2025年5月29日
調査する人生岸政彦読み終わった大学生の時、社会学を勉強すればよかったなあ、と思った。 「他者の合理性」という言葉。 個人にはそれぞれ合理性があって、それは私は共感できるものではないかもしれない。どうしてそんなことをするの?と思ってしまう人もいるのは事実なんだけれども、でもその人には必ず「理由」がある。個人の体験や経験に基づいた「理由」があることを理解して、それを聞き取って、わかりたいと思った。 - 2025年5月1日
- 2025年4月29日
運動脳アンデシュ・ハンセン,御舩由美子いろんな実験、症例から「とにかく運動はいいぞ!」と言っている本。運動のモチベーションが下がったら読むと良いかも。 ADHDは狩猟民族内では生存に優位に働く話が面白かった。現代社会では受け入れられにくい症状であるため、問題視されている面もあるが、それは現代社会という環境だからである。環境によって、判断が左右される、絶対悪というのはない。 - 2025年4月28日
まとまらない言葉を生きる荒井裕樹読み終わったp.66 宛先を特定できない負の感情は、結局、個々人の中で処理せざるをえなくなる。その処理費用として、多額の自尊心が支払われていく。「社会と闘う」「社会に抗う」ことのむずかしさは、こういったところにある。 自分がいかに社会に目を向けられていないかを痛感させられた。誰かを傷つける言葉が蔓延る今の社会、それに慣れてしまっている自分。 言葉が壊れていく社会で、私はどうするのか、どうしたいのか。考え続けていきたいと思えた。 - 2025年4月26日
三体2 黒暗森林 下上原かおり,劉慈欣,大森望,泊功,立原透耶読み終わった全部を理解できない自分がもどかしくて読むのに勇気が必要だった。 ただ、読み終わったあと、とにかく面白い、誰かにこの面白さを共有したい気持ち。詳しいところはやっぱりわからないし、読み飛ばしているところも多分あるけれど、でも、このドキドキして、本の世界に没頭して、自分の世界に侵食してくる感じが、良い。 上手く言えないけれど、とにかく、面白かった… - 2025年4月20日
僕たちは言葉について何も知らない小野純一読みたい - 2025年4月20日
この村にとどまるマルコ・バルツァーノ,関口英子読み終わった「戦争によって引き起こされる災難も、つねに死と背中合わせの現状も、すべて神のご意志だと信じられるなんて、なんとおめでたいことだろうと思っていました。私には、神なんて存在しないほうがいいという証明にしか思えませんでした。」(p.150) 戦争が、権力者が、社会の発展が、何を犠牲にしてきたか。望むなにもかもが悉く否定されたとき、「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉が、いかに残酷な言葉なのか。 いつか、クロン村に行ってみよう。そのときは、スマホを構えず、ただ、エーリヒとトリーナに、そこにあって、そして奪われたたくさんの意思に、思いを馳せることが出来たら良い。 - 2025年4月15日
影犬は時間の約束を破らないパク・ソルメ,斎藤真理子読みたい - 2025年4月12日
- 2025年4月11日
統合失調症の一族ロバート・コルカー,柴田裕之読みたい - 2025年4月11日
人質の朗読会小川洋子(小説家)読みたい - 2025年3月30日
あの図書館の彼女たちジャネット・スケスリン・チャールズ,高山祥子,髙山祥子読みたい - 2025年3月20日
花のうた左右社編集部読みたい - 2025年3月20日
死ぬまで生きる日記土門蘭読みたい - 2025年3月20日
悲しみよ こんにちはフランソワーズ・サガン,Francoise Sagan,河野万里子読みたい - 2025年3月16日
ブルーインク・ストーリー安西カオリ読みたい
読み込み中...