本の背骨が最後に残る
55件の記録
kaokao@booooook8292026年1月31日読み終わった異形コレクションへの短編が集まっていて最後の話が書下ろしとのこと📖 残酷で理不尽でグロテスクで...なのに耽美的な世界観にうっとりとしてしまう!! いつまでも浸っていたくて読み応えすごい!!

五月晴@satsukibare2026年1月16日読み終わったわたしのために書いてくださった…?? とてもとても胸がときめいた短編集でした…。好き。 人が「本」という存在になる世界、人が死ぬとき動物に「転化」する世界、人々の痛みをその身に引き受ける「痛妃」という存在がいる世界…。 わりと残酷な描写があるのですが、なぜか惹き付けられるような美しさがあって、痛くて怖いのに浸ってしまいました。 とても蠱惑的な物語が詰まっていて、こんなに心を奪われた小説は久しぶりです。






左雨@sassa_332025年10月6日読み終わったタイトルで一目惚れしてずっと読みたかった本。一目惚れしただけあって、読んでる間心が高鳴りっぱなしだった。 久々の読書だったけどやっぱり楽しい!って気持ちを思い起こさせられて、読書熱がかなり高まった。 ミステリーってこんなに面白いんだ!と言う気持ちと、耽美だけどちょっとグロテスクな文章だったり、心の内側を触ってくるような文章が好きなんだな、と再認識した。

橘海月@amaretto3192025年9月28日読み終わった表紙からも伺えるように、ややグロテスクで不思議で耽美な物語。 人が本になる世界、一人一冊の禁を破った十(とお)は、両目を焼かれながらも10の物語の本となる。結末が異なる同じ物語が存在すると「版重ね」により、どちらかが誤植として業火に焚べられる。十が持つ物語は不思議にして悲しく残酷なものだった…。 冒頭から魔女裁判さながらの版重ねで、肉が焼ける描写からもうエグい。中で紡がれる物語も、耽美で残酷なので読み進めるのが正直辛いものも多かった。それでも昔話のような痛姫の話と、雨が個人の上にだけ降り続く話は胸を打たれた。あと、十が主張する姫人魚は、まるでミステリを読み解くようで面白かった。
ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年8月14日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、8月14日(木)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 斜線堂有紀『本の背骨が最後に残る』光文社 要注目の新鋭作家にして若きビブリオマニアが、凶暴な想像力を解放して紡いだ、絢爛甘美な七つの異界。 あなたも、この物語の一部になる。

さく@skrbbit2025年4月11日読み終わった十の論破するシーンがたまらなくかっこいい。正しい物語を知っているはずなのに自分までそうかも、と思ってしまって面白い。耽美で残酷な世界観がすごくすきだった。
ほんね。@Honne_03302025年3月20日読み終わった@ 文喫 六本木グロテスクで耽美。買うのを躊躇っていたので読めて良かった。痛々しいけどどこか呑み込まれている自分がいる。 表題作と「死して屍知る者無し」「痛妃婚姻譚」が印象的。
まお@mao_ssss2025年3月14日読み終わった美しい物語たち。初めての作者の本でしたがとても楽しく読めました!耽美さを含んで、語り口は少女のようで、全てが死に向かう物語。 これは癖になるなぁ!創作意欲を掻き立てられる1冊。ハードカバーで買ってよかった。


sowa@sowa10062025年3月9日読み終わった痛みがモチーフのSF的短編集 どの物語も少しダークで、ファンタジー的な世界観もあれば日常的なものもある ❶ドッペルイェーガー ❷痛妃婚姻譚 ❸『金魚姫の物語』- のーとみ@notomi2025年3月6日かつて読んだ全編大傑作。ほとんど異形コレクションで読んでたのに、全部ゾクゾクしました。書き下ろしがまた。昔書いた感想を見つけたので貼っておきます。 斜線堂有紀「本の背骨が最後に残る」、ようやく読んだ。書き下ろしの「本は背骨が最初に形成る」以外の六編は全部、井上雅彦編の「異形コレクション」で発表されたものだったので、「ギフト」掲載の「痛姫婚姻譚」以外は読んでいたものだから、つい購入を後回しにしてたのだった。しかし、読んでるからといって買わない選択肢は無い。これだけのクオリティと面白さと残酷さと美しさを凝縮したような短編集は、そうそう出るものではないのだ。「回樹」も今年出たSF短編集のベスト級だったけど、この本も今年のホラー小説、幻想小説のベスト級。全部がとにかく痛くて狂っていて、でもロジカルでシスターフッド的でもあって、斜線堂有紀の想像力と筆力が爆発してる。 紙の本が世界から失われて、「本」と呼ばれる存在が一人一冊、物語を宿している世界に、一人で十冊の本を宿して、その罰として両眼を焼かれた十という女性の戦いを描く表題作なんて、もはやホラーも幻想小説も飛び越えて、なんだかもうただ面白い。なんせテーマは「面白くない物語は焼かれる」という話なのだ。最後の書き下ろし「本は背骨が最初に形成る」は、その前日譚にして、別の異形の本が生まれる物語。もはやこれ、山尾悠子と高橋葉介が合体したみたいな世界で、この二編だけでも、この本を読む価値は十分にある。 で、人は死ぬと、生前指定していた動物に転化して行き続けるという村で起こる事件を描く「死して屍知る者無し」、ケッチャムばりの残虐描写で脱出と欲望が表裏一体になった戦う女性を描く「ドッペルイェーガー」、手術などの患者の痛みを全て引き受けて踊る「痛姫」の戦いを描いた「痛姫婚姻譚」、ひたすら雨に降られ続けて体がふやけ、裂けていく異常気象に見舞われた世界での愛と表現についての物語「『金魚姫の物語』」、19世紀の精神病治療の異常さを舞台に残酷描写を存分に描きつつ、さらに狂った世界の物語に仕立てる「デウス・エクス・セラピー」と、とにかく異様な切なさを湛えた女性たちの救われない戦いが延々と続く。 ひとつも誰も救われないけど、悲劇でもないのは、描かれているのが、人間の悪意ではなく、世界の悪意と残酷さに屈しなかった人たちの物語だからだろう。このモヤっとしつつ心地いい読後感が斜線堂有紀の真骨頂だと思う。変で怖くて気持ち悪くて、でもカッコよくて面白い小説たち。これと「回樹」が2023年の大収穫だよー。あと、彼女は特殊設定の短編ミステリもいっぱい書いてるから、それも本にまとまらないかな。 余談 BiSHの最後のツアーでやってたコントが、メンバーがそれぞれ楽曲になって言い争って次にどの曲をやるか決めるというネタで、脚本はモモコグミカンパニー。ものすごく面白かったし、どの曲を誰がやるかも公演ごとに変えて、その都度台本も変える凝った構成。そのモモコグミカンパニーは、ちょうど「本の背骨が最後に残る」が発表された頃に斜線堂有紀の本の帯の推薦コメント書いてて、これ読んでたから出てきたネタなのかもなあと思った。























































