長安のライチ
65件の記録
705@naschoko2026年7月29日読み終わった借りてきた十八年間コツコツ働いてやっと安心して住める家を手に入れたばかりの下級役人が、2500km離れた嶺南から楊貴妃の誕生日に合わせて生のライチを運ぶという無理難題を押し付けられる。 「権力者たちの理不尽な要求に翻弄される下っ端」という構図に思い当たる節がありすぎる。 宮中の権力争いや高貴な人々のわがままに振り回される下級役人自身も、搾取される民の側からすると横暴な権力の一部であるというのが何ともほろ苦い。


空音りんご@apple05032026年7月25日読み終わった借りてきた映画が面白かったので原作も。ちょっと映画と違った印象を持った。映画はコメディとアクションを増やして、善徳の心情をより丁寧に描いているかな。ライチの結末も映画と原作では違っていて、個人的には映画の方が好み。



読書日和@miou-books2026年7月21日読み終わった借りてきた先に映画を見ていたので、登場人物はみんな脳内で映画版に変換されながら読了。(普段は原作を先に読む派なので新鮮。) 物語は、皇帝の命で「新鮮なライチを長安まで届ける」という、どう考えても無理難題に挑む下級役人の話。 映画ではテンポよく楽しんでいたけれど、小説で読むと理不尽さがじわじわ効いてくる。権力者の何気ない一言で人生を振り回される役人、そのしわ寄せを受ける庶民たち。そして何より、中国という国の広さ。地図を思い浮かべながら読むと、その距離感に気が遠くなったり。 理不尽な状況に何度も「もう無理じゃない?」と思いながら読むのだけれど、主人公が知恵を絞り、周りの人に助けられながら少しずつ突破口を見つけていくので、つい続きが気になってページをめくってしまう。 ライチを見る目も変わります。笑- あさのめ@asanome0072026年7月6日読み終わったおもしろかった!!!映画が気になっていたけど公開終了してしまったのでひとまず原作を読んだ。公務員の組織内のいざこざ、国を良くしたい官吏の矜恃がほんとに好きだった 主人公だ〜いすきになる。 あと硬い言い回しと現代的な軽い言い回しが併存していて、読んでて楽しかった。十二国記みたいなかんじで好きな翻訳でした〜


テーヒョン@Taehyeon2026年6月7日『両京十五日』や『風紀隴西』とは別人の作のような雰囲気だが、これをわずか十一日で書き上げるとはさすが馬伯庸。茘枝をめぐるミッション・インポシブルを描いた本作の疾走感は、その筆の勢いゆえか。実際の歴史から自由に発想を飛躍させる手腕もいつもどおり。

鳴海@act92026年5月1日読み終わった念願のマイホームを長安に得た主人公が嵌められたのは実現不可能な案件。長年可もなく不可もなく、ただこのまま出る杭ともならずにローンを返すためだけの人生を思い描いていたところに舞い込んだ任務。当初楽な仕事と思っていたのに嵌められた事に気づいた時には時遅し。なんと数ヶ月後には首と胴が離れる予定が立ってしまう。 中国の唐を舞台にした新鮮なライチを長安まで運ぶプロジェクト。唐でライチならいわずとも舞台に上がるべき役者は決まっている。しかし、そんな大物の影を感じつつも話はヒラ官吏の目線から下っ端の苦悩や切なさと共に語られて行く。実現不可能なプロジェクトを前にして家のローンと残されることになる家族を背水として最終カンギマリせざるをえなくなる主人公。その実現不可能さに対して不可能さを構成している要因を紐解き始めさせたのは、命と引き換えに守りたいものと長年ヒラで積み上げていた彼自身の経験値から来るところがプロジェクトXめいて先を読み進めてしまう。 試行錯誤と諦めと、そんな折に出会う人との縁と情の温かさ。官吏の職務遂行の前に捨てざるを得ない友との繋がりや権力による悪政と義憤からのカタルシスと中国官吏お仕事小説の山場が詰め込まれている。 余りにもライチにまつわるあれやこれやに主人公と一緒にのめり込み過ぎてしまうのは三国志を舞台にしたあの小説と同じで、近視眼的になったところを歴史的事象で不意打ちしてくれるのがたまらなく好きだった。 歴史に名を馳せる人物が作品に滑り込まされてくる分量が諄すぎず、しかしながら効果抜群で、このバランス感を読みたくて手に取ってしまう。


群青@mikanyama2026年4月27日買った読み終わった東京国立博物館、本館で「アイルランド チェスター・ビーティー・コレクション」展を開催中。 期間は4月27日(月)〜7月20日(月祝)。 玄宗皇帝と楊貴妃の絵巻が出ています。 狩野山雪「長恨歌絵巻」。 皇帝と楊貴妃は「長安のライチ」に出てきます。主人公は楊貴妃のために奔走したんですからね。



余白@ruisui2026年4月26日読み終わった組織の下っ端が、腐りやすいライチを、遠い現地から輸送してくることを命じられ、ドタバタする話(なかなか悲壮です)。それも皇帝から楊貴妃への誕プレのためにです。 めちゃくちゃ社畜物語すぎて、共感しかありません。 「まだ改善の余地がある!」って何度も計画を練りなおす姿がかっこいい。 あと、主人公と奥さんの愛にほっこり。 私の本棚的には、なぜハヤカワポケットミステリで出してくれなかったのか…という感じです(統一感欲しい)。



ごめたく@gometaku2026年3月31日読み終わったどの時代でも、どこの国でも無理難題を押し付けられるのは下っ端。それでもなんとか問題をクリアしていくのは仕事にプライドと誇りを持っているからなのだろう。 「歴史は誰かのお疲れ様でできている」歴史学を学んだ末の真理です。
群青@mikanyama2026年3月29日買った読み終わった面白かった@ カフェ馬伯庸らしい話だった。 荔枝の運搬方法については途中でわかっちゃったよ。それしかないもん。が、そこからまた一波乱。 歴史にifなし。安禄山は蜂起する。




群青@mikanyama2026年3月25日買った読み始めた@ 東方書店神保町「東方書店」でゲット。 スタッフ特製のライチ ステッカー付きだよ。 ハヤカワが版権を買ってくれたらポケミスで出たのに。馬伯庸はずっとポケミスで読んできたから統一して欲しいな、なんて。 紙が厚い、字がデカい!字がデカい! 新装開店「三省堂 神田神保町本店」の3階にカフェスペースができた。





























































