夏帆―The Tale of KAHO―

56件の記録
ゆりっこ@yurikko04142026年8月4日読み終わったKindle初めての村上春樹!!ついに村上春樹デビュー!! この本を一番初めに読んで良かった。凄く読みやすかった。 短編集で別々かと思いきや最後には今までの話が集約されていた。こういう構成凄く好き。 ありくい夫婦の話とスカーレット・ヨハンソンさんの話がとても面白かった。 他の村上春樹の本も読んでみたくなった。

- おるこ@Alcott03302026年8月2日読み終わった村上春樹に苦手意識があって敬遠していたのだけれど、読書会用に。 不本意ながら面白かった。 なぜ母と娘なのか。排除することが自立なのか。殺したのは母親か、自分の分身か。みんないなくなってしまうとは?
カーペディエム@chii1262026年7月31日読み終わった真実にいくつかの側面があるのと同じように、正しさにもいくつかの側面がある。 どれをとっても正解になるし、どれをとっても間違いになる。 今回は個人的に、サクッと読めたというか、 夢と現実の境界線の曖昧さが気になった。
かにみそ@kanimiso2026年7月24日読み終わった村上春樹氏にとって、女性が主人公の長編小説は初ということにまず驚き、購入を決めた。 内容はファンタジーというかミステリーというか、よくある男女関係のもつれみたいなものは(ほぼ)出てこなくてさらりと読めた。 ありくいの夫婦、ジャガー、シロアリの女王、そして守護天使といったユニークな登場人物が「動」を表す一方で、主人公の夏帆一家は日々を淡々と繰り返す「静」の人として描かれている。全体を通して大人向けの絵本の原作を読んでいるような不思議なお話に感じた。 今作品の中で、腎臓の形をした胡桃材の持ち手が出てきたのを見て、わたしが好きな作品のひとつの『東京奇譚集』の『日々移動する腎臓のかたちをした石』を思い出した。村上さんは腎臓に思い入れがあるのかな、と本筋と関係ない部分でくすっと笑えた。
ケイ@books2472026年7月23日読み終わった久しぶりの村上春樹の長編。 やっぱりするすると読めるすごさがある気がする。 内容は簡単には理解できないけど、文章はものすごく読みやすい。 今回の小説は、それこそ絵本を読んでるような感覚があった。 現実と非現実の混じり合った物語を読むことで、癒しみたいなものを得られる気がしている。

やきもき@yakimoki2026年7月21日読み終わったユングの深層心理学の考え方をはっきりと打ち出しているなど感じた。他の作品も根底にあるものが多いけれど、これはかなり明確だ。主人公、母親、ありくい、シロアリの女王。作者の考える女性像を表したそれらは、きちんと役割通りに動いていた。もちろん男性も。 おそらく「善き物語」なのだろう。しかしそんな単純なものだろうか。果たしてジャガーは倒されるべき存在だったのか。シロアリの女王だけが嘘をついていたのか。外見が愛らしいものはそれだけで善なのか。名前もなく前期高齢者の年齢にすら達していない父親と母親のリアリティのなさは、主人公が困難を乗り越えるための舞台装置としての役割以外はなかったのだろうか。 この作品は明確だと前述したが、このように考え出したらきりがない。そういう意味では明確ではないし、明確であってほしくない。
mari@mari2026年7月14日読み終わった現実とは異なったレベルの現実とは?ブラジルのジャングル、ミソラの物語、武蔵境の軒下.. 時空の入口や境界の向こうとこっち..縦にも横にもグルグル回って、ワタシは結局どの地点で物語を読み終えたんだろな、 時間軸も空間も動物と人間も、全てを超越してて、そこにあるものは概念のみなのか?アリクイの夫婦も、邪悪なジャガーも、モーターサイクルの音も、お母さんも、、メタファーなの?結局現実とは何? 村上ワールドやっぱり楽しい。
- Emi*@mystic28moon2026年7月14日読み終わった久しぶりの村上春樹📕 長編3作目、短編集も2冊しか読んでないライト読者だけど、 今までに感じた読みにくさ?みたいなものはほとんど無かったように感じた。 (昔からの読者だとそれが物足りなく感じるのかな?🤔) 主人公が絵本作家という設定が 現実と非現実の境界線を描くのにとても効果的で そこが読みやすさにも繋がったかもしれない。 すらすらと読めて、あっさり終わった感じはあったけど 私は好きなほうの作品だった。

equality@equality2026年7月14日読み終わった発売日に買い、10日かけて読みました。面白くないからではなく、ハラハラドキドキして一気に読みたいのを我慢して、じっくり時間をかけました。なぜなら2890円もしたからです。高い!と思って買いましたが、お値段以上に面白かったです。多分、村上春樹という名前を隠されていたとしても、面白い小説だと感じたはずです。三人称一視点(しかも女性)というのは珍しかったですし、ファンタジーと現実のミックス具合も未だかつてない作風でした。音楽の趣味やファッションなどに村上さんっぽいなーと思うことはあっても、それ以外は新しい試みだったのでは。 それにしても、登場人物(人以外も)が個性的で魅力的。名前の出し方もわかりやすく、今回はキャラクターが印象的でした。シーンで一番心に残ったのは、作中作の象の卵の結末です。できれば、夏帆さんの絵本を読んでみたいところです。佐原さんとその後どうなったのか。顔を合わせることはあったのか。おじさんにはどう説明したのかなど、夏帆さんのお話の後日談も気になるところです。 とにかく、面白いお話でした。



ミステリ好きなビビ@vivi482026年7月12日読み終わった村上春樹の小説なのに読みやすい箇所が多くて驚いた。佐原の語り口はかなり、村上春樹味を感じて良かった。 「我々が人生において体験する深刻な混乱の大半は、原因と結果の間に等価性が見いだせないことによって生じるということだ」 理解した。言語化されてる。 原因と結果に等価性が無いと、「なぜ」と、納得できずに苦しむ。 全ての出来事に因果に等価性があるとは限らないのに。 現実はかなり曖昧なもの。何が現実を定義付けるのかって難しいんだなと。
彩@aya_toto2026年7月11日読み終わった話題作はひと通り押さえる自身の勤勉さが嫌いではない。 「君みたいな醜い相手は初めてだよ」 かなり強めな文面で始まるけど、テーマはルッキズムじゃないし、最後まで回収されず、不完全燃焼。 朗読会のために書き下ろした作品らしいので、キャッチーな一文で聴衆を惹きつける必要があったことは分かるのだけど。 オースティンとケルアックが出てきたのはよかった。


hikaru_tani@hikaru_tani2026年7月6日読み終わったとても引き締まった文体になっていて、以前の作品にあったような、話が横道のエピソードにそれていくことがほとんどなくなっているなと感じた。 それは体力的にも横道のエピソードを掘り下げていくのが難しくなっているということなのかもしれないけど、物語が早すぎもせず遅すぎもせず、真っ直ぐ進んでいくところに個人的には好感を持てた。













































