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54件の記録
やぎさん@goat_books2026年11月2日読み終わった読書は雑音のあるところでするのが好きだけど、これは静かな場所で読むべき話だ、と思い家で読了。作品世界の全てがそれぞれに持つ狂気が美しく穏やかに迫ってきて、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなるような感覚があった。自分の子を亡くすということのみならず、世界に子どもがいない、ということに対する虚無感がもの凄い。登場人物たちは子の死とゆっくり向き合いながら、ひたすらに自分の死が訪れるのを待っているのだなと思った。こんな話どうやって思いつくんだろう。
みすてぃ@misty8823112026年10月29日読み終わった日本文学「音」に関する小説である。といいながら、作品を流れる音はとても静かだ。読んでいるとひしひしと感じる静謐さの襞の中に、色んな登場人物の物語、死んだ子供の髪の毛でできた竪琴の旋律が織り込んである。一人一人の孤独な音楽会。本当にすごい作品。ただならぬ異様さと、優しい日常感が同居している。
ほ@howa_howawa2026年10月22日読み終わったわすれてた記憶をぱっと思い出したりした しんでしまったのは、幼いころのわたしなのか いまもどこかでこんな世界がつづいているんでしょうか お寺のお堂のお昼寝でいつまでも1人だけ寝付けなかったわたしは、入眠が恐ろしく早い大人になった 似合わない水着を着せられて入った幼稚園の浅いプールは、洗剤の空容器でつくった水鉄砲がたのしかったことを昨日のことみたいに思い出した
マルジナリア書店+よはく舎@yohakusha2026年10月14日紹介文庫本小川洋子さんの本にハズレなし! 野間文芸賞受賞作。歌でしか会話ができないバリトンさん、遺髪で竪琴の弦をつくる元美容師、講堂では亡くなった子どもたちの魂が成長している。開かれる「一人一人の音楽会」。世の淵に生きる「おくりびと」を静謐(せいひつ)にいとおしく描く著者のど真ん中の長編小説。
琉璃@ruri-xxx2026年9月26日読み終わった世界の片隅にいるひとびとを丹念に描く文章は、ひんやりとしていて、でもその奥にゆっくりと伝わってくるぬくもりが隠されている。 影のあるところでしか感じられない、淡い光のうつくしさ。


はち@hachiko23812026年9月11日読み終わった世界の端っこでひっそりと生きながら 死んだこどもの魂を育てている バリトンさんの歌声が身体の隅々まで響く 梅雨よりも長い雨の日々に 濁ったこころが静かに洗われていく























































