透析を止めた日
48件の記録
汐見@siomi2509272025年12月16日読み終わったaudibleにて。 夫の透析の闘病記録を綴った第一部、透析患者の緩和ケアや終末医療の現状を記した第二部。 当事者且つジャーナリストである著者だからこその、当時の記録や丹念な取材に基づく現状への問題提起がある。特に第一部はもちろん感情面もあり、それはノンフィクションに不必要なものではなく、当事者の切実な思いとして重要な記録だと思った。 透析を止めたら苦しみながら死に至る、一方で毎週3回の透析を生きている間永遠に続けることの苦しさもある。 現状では緩和ケア=がん患者のみが対象の場合がほとんどということに著者と同じく驚いた。 死への苦痛を積極的な鎮静で取り除く「安楽死」は認められておらず、透析患者が透析を止めることは苦しみながら死んでいくことを意味する。 一方で過剰な延命措置を行わない「尊厳死」には多くの人が賛同するが、尊厳死の先にまるで安らかな死があるかのように錯覚されていて、尊厳死と安楽死が混同視されていることが問題、という一連の内容もすごく印象に残った。 また、「死の一瞬に尊厳を見出すのではなく、死に向かう生に尊厳をもてるように」と終末期の患者の支援を目指す医師の言葉など。 透析患者の、まずは現状を本書で知ることができると思う。多くの人に読んでほしい。



- えんどう@aya11816202025年12月8日読み終わった私は医療従事者なので、病院で透析を『しているところ』しか見ていなかった。 この本を読み、透析患者さんの生活、そして苦しみを見ていなかったと気付かされた。



- てん(あわ)@ten_102025年11月24日借りてきた「私たちは確かに必死に生きた。しかし、どう死ねばよいのか、それが分からなかった。」 という冒頭の書き出しから引き込まれた。この本は買ってじっくり読もうと思う。
EMMA@emma_1112025年11月9日読み終わった『教誨師』を読んだことがあった、堀川惠子さんの本。 ここまで想える相手に出会えて素晴らしいことだなという気持ちと、その愛する人がひどい苦痛にまみれながら徐々に弱って亡くなるのを見届けるのはどれほどつらいことだろう、という気持ちになる。 この本をきっかけに世の中は少し動き出したようで、本の持つ力を感じることにもなった。
Cota@Cota-CAT4rd2025年9月15日読み終わった本日読了。しみる。 安楽死とも連なる問題であり慎重に扱うべき事柄だが、当事者の心情も痛いほど伝わる。 少なくとも透析医療に関わる人間なら全員が読むべき必読書。






























