こんなにも多くの人が、マリアナ
47件の記録
もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年10月7日読み終わった『空の戸棚』を読み終えた。 第三者の視点で語られていたと思ったら、本人登場してその過程がちょっと切なかった。 それにしても42歳の男が金持ちで社会的に成功してるからって17歳の子に求婚するかね? リザがそれをうけたのは家父長制の強い情勢で、自由に生きるには働いて稼ぐ(女は独身じゃないと働けず、働くには夫の許可が必要だった)しかなく、しかも女が就ける職業は教師、看護婦(あえてこの表記にする)、客室乗務員くらいだった。 金持ちの妻になって自由を得るのも人生の選択肢として魅力的に映るのも理解できる気がした。








もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年10月2日読み始めた表題作を読んだ。 いつの時代の話だろう?と訳者あとがきを読んだら原書は1959年に出版されたようだった。 ポルトガルの事情に疎くて当時のことは知らないのだけど、独裁政権下で秘密警察が暗躍していたらしい(1926-1974) マリアナの寄る辺なさや孤独が印象的だった。 - - - - - - - - - - - - - - - 10/3追記 『星の時』のマカベーアを思い出した。 マカベーアは親を亡くし叔母に育てられ、田舎からリオに出てきてタイピストとして働いていたけど、友だちもいないし同僚と親しいわけでもない。 公園で知り合った男と交際していたが、それも同僚にとられてしまう(しかも占い師にけしかけられて) マリアナとは環境が違うけど孤独の質は似ている気がした。 しかもどちらもポルトガル語文学。









鳥澤光@hikari4132026年9月22日読み終わった読む本読んだ本2026静かな哀しみを読んで、通り抜けて、さてどうやって生きていけばいいのだろう。孤独も痛みも思い出というものの弱さも、遠い時代の未訪の国のものとは思えない、すごくよい言葉の本だった。
かもめ通信@kamome2026年9月13日読んでる60ページほどの表題作を数日かけて読み終えた。なんだろうこれ、繰り広げられる場面場面がはっきり目に浮かぶ気もするし、なにかをごっそりもっていかれたような疲労感もすごいのだけど…。



まきの@komakino2026年9月7日読み終わったこの抑圧、この諦念、このありふれた悲惨な結末、<わたしたち>が物語られた本。 表題作をつらい気持ちで読んでいたら短編集と気づいて、正直なところ助かった。こんな透徹な筆致でえんえんと書き綴られたら耐えられなかったかもしれない。 『星の時』でマカベーアが埠頭へ船を見に行っていたように、変わりばえのない毎日を繰り返す勤めびとが船を見る短編が入っている。読んだタイミングがほぼ同時だったので、偶然だけど忘れがたい一致だった。わたしたちの乗る船は永遠に出航しない。
mikechatoran@mikechatoran2026年8月27日読み終わった海外文学訳者の木下眞穂さんのXでのポストで知り手に取った。著者はポルトガルで1950〜60年代に小説を発表していたが、死後世界で再評価が進んでいるという。読んでみれば、さもありなん、きわめて普遍的で、現代的でもある孤独や人生のままならなさ、女性をとりまく問題などが描かれているからだ。とはいえ、カルヴァーリョはそれらを淡々と、主人公たちに寄り添うように言葉少なに書く。その余白に読者は想像を働かせ、自分と重ねて読むのだろう。どの作品もしみじみと余韻が残る。印象的だったのは表題作の「こんなにも多くの人が、マリアナ」、「アルミンダ嬢さん」







































