夏蚕の翅
43件の記録
- ナカムラ@usuakari2026年9月24日読み終わった言葉遣いが美しくひかりが象徴的な小説だった。登場人物のほとんどが術(すべ)としての言葉をもっておりそれが浮世離れした印象をいだかせるのかと思っていたが、最後の二章で問答集でも対話篇でもない現代の日本の、人を描いた小説なのだと納得した。 子どもたちが時間や外や新しい人に触れることができてよかった。観察者として極まりすぎてるんよ……
- ナカムラ@usuakari2026年9月22日読み始めた敬体・過去形の語りが「僕」という存在を抑制の効いた語り手として留めているように思えた。が、細やかな描写には語り手の眼を強く感じる。アンバランスというか不思議な浮遊感がありすでに引き込まれている。
ぽかり@popopocari2026年9月21日読み終わった「死ぬことよりむつかしい方を死ぬまで選んで」p194 刺さる文章が溢れていました 死とは?救済とは?信仰とは? 愛とはなんだろうか? 全てに愛が内包されていたのかもしれない ただそれを愛として受け取れるかは別だけども 読み返してゆっくり咀嚼したい作品


水銀@suigin2026年9月9日読み終わった4章を経てこれまでの敬体は誰かを羨み、演じようとしていた紫蘭を表現するための文体だったのかと気付かされた 著者も文化的な生活に身を置き続けていたのだなと内容から読み取れて、私より若い人がそうしたことに目を向けていることを羨ましく思った 序盤は息苦しく、二人の望む幸せにたどり着けるのだろうかと息を飲んでいたが、小さな希望がいくつも向けられていて読後感は爽やかだ これは私自身の問題なのだが、私の周りには自身の内面を事細かに分析、言語化しようと努める人が多く、私もその空気にあてられそれができるよう努めていたが、必要以上の言語化は身を滅ぼし、他者のそういった秘部も触れすぎると気がおかしくなりそうで この作品も登場人物がそれぞれ自身の内面を丁寧に描写しているから、そういった意味でも逃げ場が無くて息が詰まりそうだった だけど著者はそれに膨大な時間を費やしたに違いないと思うし、それをすることをやめないで欲しい 私も引き続き自己の内面を省みつつ、言葉にしなくても良い感情は大切にとっておきたい
































