庭とエスキース

42件の記録
- 七星@nanaecle2025年8月21日買った読み終わった新聞の書評で取り上げられたものをまとめた棚(正式名称がわかりませんが)、そこで見かけて、まず装丁のうつくしさに一目惹かれて、購入に至った本です 奥山さんの書くように、なにかを見つめ続けていたい まるで映画作品のように、その風景が味わえるなと 読みながら、凪を感じます 何年かに一度読み返したい この本は、そこにあるだけで、その内容を思い出すと暖まる 静けさも共にある一冊かと思います
- nishi@nishi2025年7月21日買った読み始めた"あの頃、漠然と胸の中にあったのは、人は自分の人生しか生きられないという絶対の事実だった。僕はそのことを疑うこともなく、今とこれからを生きるうえでの約束のようなものとして感じていた。でも、心の奥底では自分以外の人生を知りたいと願っていた。自分ではない誰かの人生を満たしている日々の時間に触れてみたいと思っていた、理由もなく。" (p.13) 自分がエッセイや日記を好んで読むのもこの感覚かも。でも著者は、自分の足で訪れて、見た景色にシャッターを切って、目の前の人と向き合って話をしてきたんだよなあ。その日々を本に残してくれたことがありがたい。
- fufum@fufubunko-m2025年6月24日気になる読みたいちゃぽんといこうで紹介されてた。著者が、べんぞうさんが亡くなってから書くまでに時間をあけたこと、かけたこと、そのあたりのリアルな悩みも書いてあってよかったと佐藤さんが言っていて、その表現方法が気になる
- ミキ@miki___632025年3月9日読み始めた久しぶりにエビス飲んだ。苦くて美味しい。タイトルに惹かれた本、図書館にあったので借りてきた。 ー 他者の人生から意味を見出すとか、何かを得るとか、そういうことではなくとも、もしかしてこうした感覚が「遠くにある人生」に触れたことになるのだろうかと思うこともあるが、今の僕はまだ答えを見出せずにいる。 だけれど、ときおり、弁造さんの生きた日々が今の僕自身の生きることを両側から支えてくれているのではないかと、錯覚にも近い思いを妙に生々しく感じることがある。p13,14