団地のふたり

50件の記録
- キライちゃん@kirai-chan2025年4月20日読み終わったのんびり、ゆったり。団地での生活を大切に思っている2人を見て、自身と、自身の生活を、そして私にとってのノエチたる存在を愛そうと思える。
- Sepia@crude09252025年4月17日歳を取ってもこんな風に気軽に会い、時には喧嘩し、時には悲しみを分かち合い、そして笑い合える友人がそばにいる。言葉で表すほど簡単でなく、努力しないと手に入らない、そんな尊さを感じる作品。
- 宮子@miyako2025年4月11日読み終わった🥬読了。築六十年の団地で暮らす、五十代を迎えた奈津子と幼馴染のノエチこと野枝ののんびりとした日々を綴った物語。 こういう穏やかな生活を覗くお話好き。住んでいる棟は別々で互いの部屋を行き来するという、四六時中一緒にいるわけではない程良い距離感の友情なのも良い。私が五十代になる頃はどうなっているかわからないけど、こういう歳の取り方もいいものだなぁ。 特に大事件が起きるわけでもなく(喧嘩はたまーにするけれど仲直りのタイミングもわかっている)、安心して読むことができた。お話も短めであっさりと読めるので、人間関係のもつれた長編小説読破後とかに読みたい。続編の『また団地のふたり』が去年の秋に発売されているようなので手に取ってみようと思う。実写ドラマにもなっているみたいなのでそっちも見てみようかな。
- いぬ@inu_02272025年4月11日読み終わった団地という狭いコミュニティの中で世代の違う住人からの必要以上の干渉とかもなく、のびのびと自分の思うままに生活している/できている奈津子とノエチのことが良いなぁと思った。良いところも嫌なところもどっちも好きみたいな関係性って憧れるけど、すぐにそういった関係性になるわけじゃなくて、そこに行き着くまでにたくさんすれ違ってたくさん譲り合ってたくさんぶつかったりしたんだろうなって分かる描写もあって良かった。映画『ブエノスアイレス』や実在のアーティストや俳優さん、アニメが出てくるのも面白かった。私も数年、数十年後も気を張らずに趣味の話を友だちと楽しく語らいたい。
- amy@note_15812025年3月8日かつて読んだ感想ドラマ「団地のふたり」を見て原作も読みたくなって買った。ドラマが先だったしだいたいのエピソードも知っているから読んでて脳内再生がするする進んだ あのドラマのテンポ感そのままで本でも読めて読んでてすごく楽しかった。ってかノエチ!ノエチ、あなた同人誌作ってたり買っていた系のオタクだったんじゃん!!!もっと早く言ってよ(?) ドラマでは出てこない設定だったけど超アガった
- 漆野凪@urushinonagi2025年3月6日読み終わった同じ団地に住む、親友で幼なじみの女性2人の日常を描いた作品。淡々としていて起伏もないけれど、終わり方がこの2人の生活が続くことを予期させるもので、どことなく清々しい。 個人的に、2人は互いのことをどう思っているかの感情の部分や内面が描写されているとうれしかったのだけれど、その描写がないということはすでに「隣にいることが当たり前」になっているんだな、とも受け取れる。 主人公がフリマアプリで親友の持ち物であったヘタリア同人誌を出品しているのも、妙に質感がある。また、出てくる野菜の名前が豊富で、どんな野菜なんだろう、と想像しながら読み進めるのも楽しかった。 ドラマ版も気になる。