愛なき世界(下)
57件の記録
いるかれもん@reads-dolphin2026年6月29日読み終わったたしか最初に読んだのは就職する前の春だったので、約3年ぶりに読み返したけど、「え、この本こんなに面白かったっけ!?」って驚いてしまった(笑)。この本大好きだ。 前読んだときは自分がまだ(形だけだけど)大学院に所属していたから、同じく院生で主人公の本村さんにばかり気にしていた。就職して少しアカデミアから離れてから読んでみると、藤丸くんや、研究室の先輩たちの良さにも気がついた。すごいいい意味でみんな少しズレている。それぞれの人物(そして植物)がすごい魅力的に描かれていて、こんなに鮮やかで爽やかな小説ないんじゃないかな。変なTシャツを着る本村さんも、ずっとサボテンのことしか考えていない加藤くんも、整理整頓ができず、チャンバーのホースを出しっぱなしにして実験室を水浸しにするけど研究•教育は抜群な松田先生も、多分みんなズレている。でも、大学院のときのこと思い出すとめっちゃいそうだし、なんなら憧れていた(笑)。あと、藤丸くんはものすごい童貞感があって、タイミングも悪いんだけど、でも、料理には真摯に向き合い、実は植物を見る目も鋭くて、そして、なぜか本村さんをそっと助けるような言葉をかけられるところも素敵な人だなぁと思ってしまった。これは前読んだときにも思ったけれど、タイトルは『愛なき世界』だけれど、本当に愛おしい物語。 あと、下巻に、とんでもない研究上のミスに気がついた本村さんをみんなで飲みに連れ出す話があったけれど、私もほぼ同じ経験があったことを思い出した。普段みんな人間には興味ないのにそういうときは助けてくれるのよね、院生って(笑)。(飲みに行ったら、先生たちも飲んでいて結局ずっと先生たちの熱い話を聞いていたのも思い出である)




さとう@satoshio2026年6月27日読み終わった藤丸くんも、本村さんも、出てくる人物みんな愛おしい。 三浦しをんさんの作品は初めて読んだけれど、読みやすくて、あっという間に読み終えてしまった。他の作品も色々と読みたくなる。

にし@nininishishishi2026年6月14日読み終わったなんか、最後泣きそうになりました。誰もが、色んなところで、人から見える\見えないことまで、頑張っているんだなあ。 博士課程の学生の女の子と、料理人(見習い)の男の子という、接点の無さそうな二人の恋にも届かないけど、愛をテーマにした、恋物語。 見て明らかな進展はなくても、読み終わったの充足感がたまらないです。 藤丸くんが良い子で、応援したくなります。そして、円服亭へ行きたいなあ。大将の料理を食べたいなあ。


ひつじ雲@lee552026年4月6日読み終わった借りてきた小説の中で行われている研究の内容はわかったとはいえないけれど、研究をしている人たちのようすやそこで繰り広げられる人間関係は楽しめた。けれども、読みながらずっと気になっていたことが一つある。それは、実験室に関係者以外の人が普通に入り込んでいいのかな?ということ。実験しているものに余計なものが加わってしまったりしないのかということや、研究の秘密という点からも気になってしまった。
ゆり@nabi82026年4月2日読み終わった三浦しをんさんの振り幅すごいな〜 細かいことまでよく調べられたんだろうな... 文系の私のような人のために実験の説明がちょくちょくあるんですけど、それを読む気力がなくそこは退屈でした。

ペグ@chiaki11282025年6月9日読み終わった三浦しをんさんってエッセイだけ読んでるとずいぶん雑な人のイメージがあるけど、お書きになる小説はテーマに対してのリサーチも念入りだし、テーマそのものをとても大事にされていると感じる。舟を編む、風が強く吹いている、神去なあなあ日常、愛なき世界。どの作品も登場人物たちが夢中になっている姿が微笑ましくもあり、羨ましくもある。藤丸くん、いい奴だしなんらかのかたちで幸せになってほしい。

宮子@miyako2025年4月14日読み終わったかつて読んだお気に入り🌱再読。『愛なき世界』文庫版上巻の続き。すっかり松田研究室の顔馴染みとなった洋食屋見習い・藤丸と、そんな藤丸が恋する植物一筋な院生・本村。本村の実験の失敗も成功もそばで見届けた、藤丸の恋の行方は———。 長編小説かつ理系分野がさっぱりのため気軽に再読できていなかったのだが、読み返してやっぱり『愛なき世界』は私の好きな恋愛小説だなと感じた。五本の指に入る恋愛作品かも。本村の大事な子葉をデカパイ呼びする部分はあるものの(最終的に本村もそう呼んでいるが)、藤丸が本村を尊重しているからこそ、当初は研究モードになったら藤丸のことなど頭から消えていた本村が、実験中に藤丸を連想するまでになったんだろうなぁと思う。以前藤丸が本村さんは今こう思っているんだろうなと考えたシーンがあったが、後半で本村も藤丸さんは今こう考えているんだろうと思った描写が出てきて、お互い何を考えているかわかるようになるほど親しくなれたのだなと微笑ましくなった。 研究室の個性豊かな面々も好き。実験でとんでもないミスをしてしまいこのまま継続するかやり直すかを悩む本村に、指導者であり研究者でもある松田がかける言葉が良い。春になり家庭菜園でハーブを育てようと思っているので、緑の指を持つ加藤くんにも手伝ってほしいところ。あと多肉植物やサボテンも気になっているので色々と教えてほしい。 世の中の何かを解明するわけでもなく日々勤労と納税の義務をこなすくらいの私だが、本村の真っ直ぐに植物を愛するさまを読むと勇気のようなものをもらえる。私も私の好きを最後まで貫き通したい。
oto@sakana__books2025年3月20日読み終わった大学院で植物の研究をし、植物を愛する本村と研究室に料理を届ける近くの喫茶店で働く藤丸 2人の恋の行方を描いた恋愛小説でありながら、植物研究の魅力に惹きつけられた ひたむきでちょっぴり不器用な本村さんも、物事をまっすぐ見つめ、受け止めようとする藤丸くんも、植物と研究に一途なそのほかの研究室のメンバーもとにかく愛おしすぎる…! 伊予原さんの解説も含めて、面白くてタイトルとは裏腹に愛に溢れた素敵な作品でした! 好きなことをめいっぱい探求する、知ろうとし続けるって心身ともにエネルギーが必要だし、誰にでもできることではないけれど、だからこそ何かに一生懸命な人って魅力的でかっこいいのだな…と感じた 久しぶりに大好きと思える作品に出会えた気がする




ありむら@arimuuu02112025年3月9日読み終わった下巻はあっという間に読んでしまった。研究室の個性的なメンバーがとても好き。特に控えめだけど、困った時そっとアドバイスをくれる川井さん推せる。好きになっちゃう。 自分は文学で修士に進んで、「好き」を突き詰めたその2年間はとても幸せだった一方、「この先に何か得られるものがあるのか」「結果をだせるのか」という不安は常にあったなぁとか、そんなことを思い出した。




































