預言者の歌
43件の記録
いちのべ@ichinobe32026年6月11日気になる2026/06/11付けの朝日新聞で見て。 「平和はいつか終わる」突きつける物語 ブッカー賞「預言者の歌」が邦訳、ポール・リンチさん https://digital.asahi.com/articles/DA3S16480755.html > 「平和な時代を長く過ごしていると、その状態がずっと続くと思いこんでしまう。でも、世界のどこかで社会が壊れ、また作り直されるという繰り返しが、人間の文明の歴史です」とリンチさん。
ねり@dnim2492026年6月7日読み終わったカギ括弧も段落もなくて文字列の四角さにびっくりしたけど、読みにくいわけではなくむしろ緊張感がずっと続く感じでのめり込みやすくなっててすごい。 敵も味方もわからず自分たちがどう動けば正解なのかもわからずでもどうにか逃げ出さないといけなくて、現実の時勢とも合わさって苦しい。
ゆらゆら@yuurayurari2026年5月30日読み終わったアイルランド現代文学。主人公たち市民が無関心なのか忙しさか、知らないうちに極右政党が政権を取り、国家警察局なるものが市民生活をどんどん狭めていき…という話で、敵なのか悪なのか、その顔が見えないのも不気味で、これが他人事じゃなく怖かった。 この他人事じゃない感は、今の世界のこともあるけど、三人称で、会話や思考も全部地の文でひと続きになってる濃厚で特殊な文体の没入感によるものも大きい気がした。具体的な時代・地域を思わせつつも、同時に普遍的な話のようにも感じられ、オースターの『最後の物たちの国で』を思い出したりした。 でも、全体としては、ヒューマニズムに立脚した話で、何とか希望を描こうとしてたのが救い。 ※以下、ほんの少しネタバレ 「海は人生」というのは、やはりアイルランドが島国だからなのかなと後で思った。




mikechatoran@mikechatoran2026年5月24日読み終わった海外文学舞台は近未来のアイルランド、専制的な政党が政権についたある日、主人公エイリッシュの夫逮捕されるところから物語は始まる。やがて事態は目まぐるしく変化していくのだが、著者はエイリッシュの家族の外側を描かないため、読者もまた限られた情報の中、家族と悪夢のような体験を共有していくことになる。著者によればシリアでのできことをシミュレーションしてみたかったということだが、シリアでの経緯を高い解像度で想像することができると同時に、どこの国でも起きうる、起きてもおかしくないのだとあらためて感じさせられる。読んでいてとてもとても辛く、息苦しかったが、素晴らしい読み応えであり、読んでよかった。




































