君は君の人生の主役になれ
68件の記録
時間のかかる読書人@yoko452026年6月29日読んでる@ 自宅勉強を通して自分自身が変化することを発見し、それに伴って世界の受容のしかたが変わること、さらにそのことで、あなたを取り巻く人やモノとの関係性さえも変わることを許容できるかということにかかっています。 勉強することの大きな意味のひとつは、それを通してあなたが親をはじめとする身近な大人の思考の影響から距離を取ることができる点です。
時間のかかる読書人@yoko452026年6月29日読み終わった@ 自宅勉強をする大きな効用がいったいどこにあるのかと言えば、それは抽象を扱えるようになることです。人間たちは、勉強を通して抽象の扉を開き、具体と抽象の間を往還することで、世の中を見る解像度を高める努力をしてきました。虚数を通してしか見えない世界の広がり、量子力学を通してしか実感にたどり着けない世界の深さは確かに存在するのです。抽象を通して具体を見ることで、目の前に広がるありふれた世界が全く別様になる。それがまさに勉強の醍醐味です。
時間のかかる読書人@yoko452026年6月29日読んでる@ 自宅あなたがいま使っている言葉の中にはあなた独自のものはありません。あなたは、親をはじめとする周囲の大人たちが使う言葉を吸収しながら、その言葉を通して自分の思考らしきものを作ってきたのです。一方で、勉強するというのは、あなたが育った日常の中にはなかった言葉と概念を次第に知っていくことです。そのことを通して、あなたは新たな思考のための手札を得て、親密な人たちと共にしてきた世界から自分の人生が切り離されていくことを感じます。
時間のかかる読書人@yoko452026年6月28日読み始めた借りてきた@ 図書館授業が本当に面白い先生は偶然を拾うのが上手で、しかも、それが授業の肝としかいいようがなく、そのスキルは研究授業などではなかなか見えてきません。 近年は、子どもの「自主性を伸ばす」ことがますます大切だと喧伝されていますが、自主性というのは、環境とウマが合ったときに子どもに欲望の火がついた状態のことを言うのでしょう。つまり、教育の「され方」がうまくいっているときに、自主性は生まれやすいのです。
時間のかかる読書人@yoko452026年6月28日読んでる@ 自宅「善き人」とされる人たちの実像は、献身的な行いの中にあるのではなく、迷いと揺らぎの中にしかありません。 だからあなたも、自分や他人をいたずらに「善き人」に見立てることなく、善と悪の間で揺れ続けるしかありません。いつでも「善くありたい」と切望しながら、一方で自分の裡にある悪の手触りをジリジリと感じ続けるしかありません。
時間のかかる読書人@yoko452026年6月28日読んでる@ 自宅大人はその複雑な構造を見ることはせずに、悪を実体化することを通して自分を善の側に置こうとします。だから、私たちが一番に警戒すべきなのは、みずからを善人と確借して悪人を裁く人です。さらに、悪人にも事情があるはずだと悪人を憐れむ人です。
ぽち@goomoo2026年6月22日読み終わった永年積読してましたがついに読了しました、めっちゃくちゃ面白かった、早く読めばよかったです。 というか内容が高度すぎて、これ読める高校生とか相当頭いいなと思いました、ほんとにちくまプリマーなのか… 大人でも、というか、鳥羽さんの本全体的にそうかもしれませんが、むしろ大人のほうが読んだ方がいい文章かもしれません。 抵抗する力、世界の複雑さ、自分固有のやり方を見つけること… キーワードはそのあたりでしょうか。

北風@northwind20252026年4月9日読み終わった感想社会や親の力の行使や欺瞞に直面した10代を励ます本だけど、大切なことが沢山書かれていて大人にも読んでほしい。ずっしり胸に響く表現があちこちにあり、この本は著者が長く子ども達と接する中で考え磨いてきたものが込められているのだと感じさせる
いわたかな@iwatakana2026年3月13日読み終わった10代の私のそばにも、鳥羽さんみたいな先生がいたらよかったのにな〜!と思わずにはいられなかった。でも救いは、この本を読んだ私が、いま10代の自分の子たちと向き合えること。 親からの逃げ方が書いてある本だけど、子どもたちにもぜひ読んでほしい。 去年息子が高校に入学したばかりのころは、子どもをどこまで手放して、どこまで守ればいいのか、真剣に考えたな〜。そして今は、どこまで理解を示すのか、考えることが多い。 親として、子どもにとっての安全基地でありたいと願いながら、子どもが自分の輪郭をつかむための「壁」の役割も果たす必要があるんだろうなと感じる。私はどうしても前者に気持ちが傾きがちだから、自分の線引きをちゃんと見つめていきたい。 この最高に難しい塩梅について、うんうん考えながら、これからも子どもたちと向き合っていこうと思う。



くりこ@kurikomone2026年1月30日読みたい鳥羽和弘さんの「身体が沈黙する学校」がとても読みごたえのある論考で、著者の本を読んでみたくなった https://daiwa-log.com/magazine/toba2/gakko4/ 学校の「管理する」体制で自己のコントロール感を植え付けられ、身体の脆弱性をそぎ落とされている感覚があったから、めちゃヒントもらえた!これってフーコーの生権力にも繋がりそう。 「自分の違和感、苦しさが個人的失敗でなく、構造と結びついている。その受動性こそが政治的自覚である」By鳥羽さん


soi@soi_i222026年1月12日読み終わった10代の若者へ向けた本ではあるけれど 中年にとっても面白い内容だった。 第3章 親からの逃走線を確保する は特に自分が子供だった時にも感じていたようなことが書いてあり、今さらではあるけれどかつて子供だった頃を思い出してその時の自分と出会い直した感じになれた。


- H_O@H_O2025年3月27日世の中には、業界でちょっとした人が、業界内に居続ければ得れる知識をひけらかして本にし、その人の周りやその知識に辿り着けない人にばら撒いて小銭を得るために出版される本が腐るほどある中、多くの人がその輪郭さえ見ることがおぼつかない世の中の理が書かれた数少ない良著。
- 万年あぶれ人@u_su_al1900年1月1日読み終わった「あなたには、「優しい」世界にも差別があるということに気づいてほしいし、逆に「差別がある」にもかかわらず優しい世界があるという逆説的な世界とも出会ってほしい」 (p.96) 差別をしないで生きることがいかに難しいか、むしろデフォルトで差別しながら人は生きているということを自覚して生きなければならない。そんな鳥羽先生の言葉に何度も胸が締め付けられるけれど、いくつになっても読み返したい本。


















































