失われたものたちの本

82件の記録
- 77@77coco2025年8月28日読み終わった読み終わってreadsのレビューみるまで、「はてしない物語」と同じ作者だと思っていたから、違うと知ってびっくりした。あまりに似ていたので… 母親を失った主人公が声に導かれて異世界へ行く成長物語。 ダークファンタジーという感じで、恐ろしかったり悲惨なシーンもあった。 読み応えあるけど、テンポよくさくさく読めて面白かった!
- 卯﨑小織@Usaki_Kori2025年7月14日読み終わった主人公が迷い込んだ不思議な世界のゆく先々で、 葛藤と成長を経験し、愛を知る。 「君たちはどう生きるか」の元ネタとなった本。 とても美しく残酷な、充実感のある一冊でした。 すっかり作家さまのファンになりましたし、 続編の「失われたものたちの国」を読むのがすごく楽しみです。 一度 読んだだけでは理解しきれていない部分がたくさんあるので、 積読解消したら、また読むぞ✊ ̖́-
- 葉の上の文字@bozu82pip2025年6月26日読み終わったすべてがハッピーエンドになる話を読み過ぎたせいか、何だかあちこち納得いかない展開も多くあったり。 子供目線の物語にしては試練が過酷過ぎるからかな。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月24日読み終わった異世界での冒険を経て、成長した心を持ったデイヴィッドが継母を、そして義理の弟を受け入れられるようになった姿に感嘆した。 また、あとがきを読んで新たな発見があった。 おまけのシンデレラはざまぁ系物語。 続編もあるようなので気になる。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月21日読んでる『君たちは(以下略)』の流れを知っている為、予測はついていたが、やはり城の王様は行方不明になっていたローズの叔父だった。 ねじくれ男の生命の絡繰も明かされる。 薄らと予測はついているけど、デイヴィッドがどの様な選択をするのか楽しみ。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月20日読んでる漸く、城へと辿り着いた。 デイヴィッドの精神的成長が凄い。 今まで、デイヴィッドの仲間として居てくれたローランドの退場にショックを受けた。 だが、最愛の友人の側に居られるならば、彼にとっては幸せなのかもしれない...。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月15日読んでる騎士・ローランドと愛馬のスキュラが交換条件有りの仲間になった。 ローランドが語った『ひとつめの物語』の元ネタが分からない...気になる。 暗躍するねじくれ男も気になる。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月10日読んでる女狩人と合成生物との出逢い。亡き木こりや別れた小人に代わる新しい仲間かと思いきや、とんだサイコな敵だった...。 "狩人"としての高い意識が呼び起こした末路。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月8日読んでる木こりがデイヴィッドに語った二つ目の物語も後味が悪くて個人的には好き。 お姉さん(グレーテル?)が親から捨てられても逞しく生きていて格好良い。弟は...うん...。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月6日読んでる新世界、木こりのおじさん、狼に恋をした赤ずきんから生まれた人狼。 木こりは『君たちは(以下略)』のキリコおばあちゃんポジなのかな...名前も文字入れ替えれば一緒になるし。
- まと@maatoo0_zzz2025年5月4日読んでる母親の死、父親から紹介された新しい母親候補、母親候補に対し心を閉ざす主人公、そしてその母親候補の妊娠。 確かに『君たちは(以下略)』の主人公に似通っている部分が多々あるなと感じた。
- ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年5月3日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、5月3日(土)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 ジョン・コナリー 田内志文訳『失われたものたちの本』創元推理文庫 宮崎駿『君たちはどう生きるか』の元ネタのひとつとして考えられる、本にまつわる異世界冒険譚。 母親を亡くして孤独に苛まれ、本の囁きが聞こえるようになった12歳のデイヴィッドは、死んだはずの母の声に導かれて幻の王国に迷い込む。赤ずきんが産んだ人狼、醜い白雪姫、子どもをさらうねじくれ男……。そこはおとぎ話の登場人物たちが蠢く、美しくも残酷な物語の世界だった。元の世界に戻るため、少年は『失われたものたちの本』を探す旅に出る。 続編『失われたものたちの国』も在庫ございます。
- むとーり@inemuri2025年3月12日読み終わったファンタジーの世界を揺蕩うのが目的って感じの作品だった。文章ひとつひとつが、読者への眼差しに優れていて、章ごとに読み聞かせされたくなる。自分の母が亡くなり、いつのまにか別で弟ができて、そいつのことをどうにかしたいと思ったら?という子供が身近に直面しそうな鬱屈した家族への感情から、ファンタジー世界に連れていかれるのが、精神の成長の旅って感じでまたいいんだなぁ。
- yuriko@yuriefaa2025年3月5日読んでる半分くらいまで読んでふた月ほど寝かせていたがスッと入れた。全然思い出せなくて一から読み返す本もあるけど、うまく戻れると、ちゃんと世界に入り込めていたのかなと思って少し嬉しくなる
- ( ˘ω˘ )@nnn2023年10月5日かつて読んだ序盤読み進め、これはもう影響を受けたとかそういうレベルでないのでは駿氏…?と思ったけど、ちゃんと全然違うお話でとても面白かった。児童文学といえどダークな部分を誤魔化さないのは日本にはあまりない感じな気がする。
- 巻貝雫@makigaitown1900年1月1日読み終わった君たちはどう生きるかを映画館で観た日の帰りに本屋に寄って、帯の宮崎駿さんの推薦文に目が留まって、何となく買っていた本ですが、 今年の夏にふと思い出し初めて読了しました。 じっくり噛み締めたい一冊でした……! 大人こそ楽しめるというか、ぞわぞわするファンタジーなんじゃないかなあ。 結構ダークだし、失われたものは決して戻ってこないのだという死とか純朴さの喪失とか罪とか、そういうものは誤魔化しが聞かない現実としてあって、善きものは救われる、という展開ではないのに、 確かに「現実じゃないけどリアル」という良質なファンタジーでした。 母親の声を追って不思議な空間に迷い込む感じとか、ちょっと君たちはどう生きるかを思わせる展開もあって、勝手に不思議な既視感を覚えるところがあったのも、宮崎駿さんはここに影響を受けたのか……?なんて妄想を膨らますことができて楽しかったです。