ジヴェルニーの食卓

95件の記録
- 権子@m_gonko2025年10月3日読み終わった2025/10/3 読了 芸術家4人(マティス、ドガ、セザンヌ、モネ)それぞれと親交があった女性4人が主人公の短編集。 原田マハの美術小説は勉強になると感じました。解説でも記載されてましたが、「美術史としての問題を正確に捉え、資料から読み取れない部分を上手い具合に小説として作り上げている」ので、読者である私自身は画家達が本当にお話のような人生を歩んでいたのかと感じてました。(解説曰くあくまでフィクションとのこと) 本作品の中では特にマティスの話『うつくしい墓』とドガの話『エトワール』が印象深かったです。 美術館に行きたくなるなぁ。
- 🦕@n_503262025年9月16日読み終わった印象派〜次の芸術を担った芸術家たちを、その身近にいた女性視点から語られる短編集。読み終わったあと、帯に書かれていた“読む美術館”を見て、的を射た一言だなと思った。 芸術関連には疎いのだけれど、教科書や美術館で彼らを知るよりもよっぽどするりと頭に入ったように思う。 マティスとモネの話が特に気に入った。機会があれば作品も見てみたいな。
- しろくま@4690_2025年9月1日読み終わった小説原田マハさんの書く光と色彩の鮮やかさ・柔らかさが印象的 Google Arts&Culture でオランジュリー美術館の「睡蓮」を見つけたのでバーチャル鑑賞しました。
- ざらめ@zarame_162025年8月24日読み終わった借りてきたモネの展示に行く準備として。 マティス、ドガ、セザンヌ、モネそれぞれの短編が入っている。 ドガ、マティスの話はドラマチック、 セザンヌの話は、手紙によって彼を取り巻く環境を語ることで存在を浮き彫りにするような、縁取っていくような文章。 モネの話は、気温や植物の描き方が美しく、香りがしてきそうなほど料理の描写もあたたかかった。ただなんでか、ストーリー自体があまり頭に入ってこなかった。モネの話が目当てだったのに… たゆたう光だけが見えたという表現が印象的だった。 この本を読んだことで、いつか白内障になってしまっても、これがモネが見た景色だと思えるようになったのかもしれない。
- 群青@mikanyama2025年7月2日買った読み始めた@ カフェ集英社文庫ナツイチ2025で配布の栞は文庫サイズのクリアタイプ。数年前に透明栞が世に現れたらあっという間に広まった。今ではいろいろあるね。 栞をもらうために買った本。笑 昨日、国立西洋美術館にも行ったことだし、秋にはその西美で「オルセー印象派展」もあるしね。早く秋になーれ。 お供はドトールの新作パッションフルーツレモネードソーダ。
- shiorica@SHIORI_ca2025年5月27日読み終わった@ 自宅読了。 「常設展示室」を読んだ時と似た感覚になった。 それぞれの世界を、タイムトリップしているような感覚。 ちょっとずつ垣間見ているような感じで、とても楽しかったなぁ。
- shiorica@SHIORI_ca2025年5月26日まだ読んでる@ 自宅ジヴェルニーのモネの庭園をテーマにした香水を香らせて、最後のお話を読む。 すっきりとしたフローラルの中に、温かく甘やかなウッドが香って、深く呼吸をしながら読む至福。 もうすぐ読み終わってしまう…。
- kasa@tool2025年4月29日かつて読んだ「東の空は、溶けかけた桃のシャーベットのように、ほんのりばら色に染まっていた。」 画家の絵や交流を想像することも、フィクションにだまされそうになるのも、なによりはマハさんの文章を構成する言葉選びが好きなんだと気付いた。
- M.M@cao974402025年3月23日再読したモネ展に行く前に、再読。モネの睡蓮は知っているが、はて、モネとはどんな人だったのか。小説というフィクションではあるが、でも、どこまでがリアルなのか見境がつかないくらい、モネという人物を心に深く感じることができた。私も、もっと大切な人との時間、その一瞬一瞬を大切に、目に焼き付けて、できるだけ忘れずにいたい、モネの姿を通してそう思った。