夜のピクニック

120件の記録
- YS@read_book2025年9月28日読み終わった小説は、実際には短いであろう時間を、どれほど細かく描けるかだと思っている。一日程度の歩行祭で、一冊書けてしまうのは本当にすごい。きっと読者はみんな、一緒に歩いた気分になれるだろう。
- haku@itllme2025年9月18日読み終わった読み終わった瞬間、夜が明けた気がした。 2日間の歩行祭。 たった、1つの学校行事のはずなのに、この本を読んだ満足感が本当に1つの出来事の話だったのかと疑ってる。 甲田貴子と西脇融。 最初は、そんなに目線を合わせてどういうことなの!? ってまるで忍のように高見のように思ってたけれど最後には私の気持ちもスッキリしていた。 融と貴子、どちらの語りも繊細で冷静でそれでいて、まだ高校生で。 融が自分の青春に気づいた時は少し嬉しく思った。 今の私も融みたいに未来に生き急いでしまっている気がした。 忍も美和子も杏奈も千秋も皆んなうちに秘めてる想いがあって、それぞれがこの歩行祭だからこそ語る言葉がわたしがるこの本を読む夜に溶け込んでいくようだった。 なんか、私も歩きながら、缶コーヒーで乾杯しながら何かを語り明かしたい気持ちになった。 このなんともないけど、特別なことはないこんな夜が彼らの青春なんだと思った。 そして多分こんなものを貴子が言うように青春だというのならきっと私にもあったと思った。 兎にも角にも忍の遠慮がちなくせに、熱い語りをしてたあの道がわたしには印象深く残っている。 いつか、この夜に戻りたくなる日がきっとあると思う。
- くまこ@iitenamoko2025年9月11日「高校生が夜通し歩く話」としか知らずに読んだ。 読み始めた時には想像出来なかったところまで運ばれた。 本当におもしろかった。なんで今まで読まなかったんだ。
- ランタナ@lantana262025年9月8日読み終わった心理描写が細かくてリアルだった! 休憩や仮眠を挟んで24時間歩く学校行事「歩行祭」の青春を描いている。特に疲れの描写はすごい。足が一回り大きく膨れているように感じるとか、背中に板が一枚挟まってる感じとか、一度立ち止まったらもう歩き出せないとか……。
- Y_KATSUKI@k2_44162025年8月15日読み終わった再読約20年ぶり。子が感想文書くそうなので。現役の高校生にはどうだろう。 〈だけどさ、雑音だって、おまえを作ってるんだよ。雑音はうるさいけど、やっぱ聞いておかなきゃいけないときだってあるんだよ〉
- Michika@0610shun2025年6月27日読んでる中高生の頃の 早く大人になりたいと思っていた自分も 好きという気持ちを伝えられなかった自分も いとおしく思える物語だなぁ。 名作は何回読んでも良い!
- 歩@takeastroll2025年6月16日読み終わった大人になったらこの日を懐かしむだろうと当時から自覚するような、思い入れのある行事に向かう高校生たち、羨ましい。あったっけなあ。苦しいからはやく終われ、でもこの時間が尊くてたまんない、終わってくれるなって気持ちになったことはあったかもなあ。解説の言葉を借りると、終始郷愁にかられた。 ひとつの行事を数人の視点から追って、そのうち1人の視点に他の数人も映るようになって、中盤過ぎたころにはお互いがかけがえない存在になっている。って構成が、蜜蜂と遠雷といい新鮮。 チョコレートコスモスも買ってある〜楽しみ〜
- magaokun@magaokun2025年4月26日読んでる読み終わった2025年上半期ベスト本約10冊2025年上半期ベスト本@ カフェ続けて恩田陸さんの小説を読みました 作中にも同じセリフがあったのだが、「もっと早く読めば良かった」 さすが名作ですね
- ぷだおくん@pudadi2025年4月4日読み終わった私は100kmを22時間で歩いた経験があるので、この80kmの道のりの過酷さがよくわかります。だからこそ、文面だととても騒がしく、迷惑にも思える高見光一郎のすごさを、多くの人にわかってもらえたら嬉しいです。 夜通し歩き続けなければならない中で、あれだけ明るく場を盛り上げられる人はなかなかいないはず。高見、いい奴です。
- ばやし@kwhrbys_sk2025年3月29日かつて読んだ感想劇的なことは何も起こらず、ただ80kmの果てしない道のりを歩くだけ。それでも、歩行祭と呼ばれる高校最後のイベントを通して、少しずつなだらかに人間関係は変化していく。 作品が好きすぎて、大学生のときに友人たちと夜通し歩いたのは良い思い出。
- だしまき🍳@okometokonbu2025年3月8日かつて読んだ読み終えた次の日に映画も観ちゃった🌌 もう戻ってこない日々に思いを馳せた。そのときはなんでもない日常だったのに。 いつの間にか、あれはきっと青春だったんだろうな〜楽しかったな〜って懐かしめるようになっていた。
- ぶんな@bunna2025年3月8日高校時代に読みたかった本 高校に融いたら絶対好きになってたやろなーという深い話から浅い感想を抱きました。でも、「好きと言う気持ちには、どうやって区切りをつければいいのだろう。どんな状態になれば成功したと言えるのか。どうすれば満足できるのか。」という言葉は、恋愛というものに対して抱いている感情を言語化された気がして、しんと心に沁みました。ありがとうございます。「しん」という表現はイキってます。
- 藤松@seu_ng162025年3月7日かつて読んだ高校のときに日本史の先生がおすすめしてくれた本 これを読んでまた読書にハマったし、恩田陸さんにハマった。 話してみないとわからないことってあるんだわきっと。 これはもちろん自分にあてはめて考えてみることが大事