

Yuyu
@yuyubooks
2026年の目標:30冊
本屋に行きその時の気分でまとめ買いします
大抵、買った本を読み切らないうちに新しい本を探しに本屋へ出かてしまいます。
- 2026年6月9日
月と散文又吉直樹読み終わった私とは全く違う価値観や考え方なのだが なぜか理解できて共感してしまう。 めんどくさいとか生きづらいと言われるような考え方や性格であっても、そんな自分を自分だけは否定しないでおきたい。 誰しもが、この本に書かれているような誰にも邪魔されない自分だけの世界を持っていて、そこは不可侵で純粋なその人そのものの神聖な領域。 それを覗かせていただいたような気がして楽しかった。 クスッと笑える要素もたくさんあって、短編集のような形なのでサクッと読めるが、内容は考えさせられるものも多いので思ったより時間がかかった。 【2026年22冊目】★★★★☆ - 2026年5月19日
たびたびさくらももこ読み終わったこんなふうに行きたい!やりたい!と思って即行動したい。旅はそんなきっかけで十分だなと思った。 さくらももこさんの自由さと人柄を朝井リョウさんが見事に文章化してくれている書評も素敵。 『配慮という言葉が最優先事項の如く使用されるようになって、かなり経つ。 でも実は皆、うっすら気付いているのではないだろうか。完璧な配慮を持って誰にも迷惑をかけない日々は、確かに優秀ではあるけれど誰にも思い出されない時間でもあるということを。〜思わず誰かに「ねえ聞いてよ」と語りかけたくなるエピソードにはならないということを。』 あとこれって雑誌のスタッフ連れて経費で旅行行きまくってるってことなのかな?いい仕事だな〜いいなぁ。笑 【2026年21冊目】★★★★☆ - 2026年5月15日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった他人に明かさず抱えている悩みや、推し活の構造や人々の心情の解像度が高い。高すぎる。 だからか、心のうちを見透かされているような、踏み込んではいけない領域を覗いてるような気持ちになり、読んでる途中は何度も「怖い」と思った。 この本はすごい。朝井リョウさん、恐るべし。 途中まではこのタイトルってどういう意味なんだろうと思っていたけど、途中からなんとなく分かり始め、後半でなるほどとなった。 他人の生き方がSNSを介して身近に感じられるようになっている今の時代 私もすぐに他人と自分を比べてしまうし、これでいいのか?私はこれで幸せなのか?と謎の危機感を抱くことがある そうすると、何かしなきゃ自分を成長させなきゃ、このままではいけない、だってみんな成長してるんだから、と時間を埋めようと駆けずり回ってしまうのは自分にも当てはまることだった 大学に行き就職し、結婚して、子供を産んで幸せに暮らす…みたいな、これまで”正解” とされていた生き方から外れても、それは間違った生き方ではないのに、その正解がわからない。 何を信じればいいのか。 何を拠り所にして生きていけばいいのか。 生き方に正解はないのだけど、それが生きやすい時代のはずなのに、いつの間にか生きづらくなってるのかもしれない。 自他の境界線が曖昧になりやすい時代に生きているのだと考えさせられた。 【2026年20冊目】★★★★★ - 2026年5月8日
老人と海アーネスト・ヘミングウェイ,高見浩読み終わった今の私なら、襲いくるサメに怯えてカジキを放して帰ると思う。悔しいけど、生きるために。 でも老人は諦めなかったしサメとも最後まで戦った。老人は誇りを捨てなかったんだ。でも、それがどうしようもなく切ない。 原型を留めないカジキを直視できない姿や、それでも自分で自分を励まして気持ちを奮い立たせる姿が、強く美しく、切ないと感じた。 少年が泣いた理由や気持ちは書かれていないのに、わたしもきっと少年と同じ気持ちで泣きたかった。 老人の強さと、孤独と、老いと、太刀打ちできない自然の力を前にした1人の生身の人間がリアルに描かれていて、臨場感もたっぷりで引き込まれる。希望も絶望も諦めも全部が魅力的に描かれている。 海のように深く、孤独で美しい文章だったと思う。 この物語から何かを学んで人生に活かそう…きっとこういうことを伝えたいのだろう…という感じではないんだよな。物語そのものがすっと体に沁みてくる、いい意味でそれ以上でもそれ以下でもないという感じ。 いい体験をさせてもらった。文学って面白い。 【2026年19冊目】★★★★★ - 2026年5月6日
もものかんづめさくらももこ読み終わった軽快で読みやすくてユーモアたっぷり。 家族に関するストーリーでは、お馴染みの面々が声まで鮮明に頭に浮かんできて、思わず声を出して笑ってしまう。 この1冊前に読んでいた本の余韻がじんわり残っていたので、一呼吸置く意味で読んだ。 1話1話がみじかく、サクッと読めて寝る前のお供にも良い。 自分もこんな面白い文章が書けたらなと思うが 後半にある対談を読んでみると さくらももこのちびまる子ちゃんたる所以というか 人と違うモノの見方ができる方なのだと知り、到底真似できないと感じた。 しかもそれが芯が通っていてかっこいいのだ。 当時の価値観からすると、相当周りの反応が今と違っただろうな。 昭和の時代に、あの価値観で生きられたかっこよさ…! 一呼吸のつもりで読んだのだけど、この続編2冊を買おうとしているわたしがいる。ポチッ。 【2026年18冊目】★★★★★ - 2026年4月29日
空、はてしない青 下メリッサ・ダ・コスタ,山本知子読み終わった『太陽がもう出ていないと言って泣いたら、その涙で星が見えなくなるだろう。』 生きるということは、美しい。 この本のイメージは、冷たく澄んだ空気や、紺色の空に優しく静かにきらめく星々。 美しくて切ない物語だった。 大切にしたい、人生のお守りになる言葉をたくさんもらえた。 必ず読み返すし、これからの人生に長く寄り添ってくれる本になると思う。 『世界ではいつだって、誰かが誰かを待っている。』 今この瞬間を大切にすること。 大自然、旅、過去と現在、家族、友だち、出会いと別れ、生と死といった私たちを取り囲む様々な偶然と必然のつながりから、一度バラバラになったパズルのピースを拾い集めて、生きる意味を再発見していく美しい旅の物語。 大自然を旅したい。当てもなく車を走らせて、山に登って星空を眺めたい。 『美しさとは見たもののなかにあるのではなく、それを見る目のなかにある。』 『…すべての人が自分のまわりの美しさに気づけるわけじゃないって言ってるんだと思う。何かの美しさに気づくためには、充分に美しい心を持っていなければならないって』 『毎日毎日がそのなかに永遠を宿している。』 【2026年17冊目】★★★★★ - 2026年4月27日
ライオンのおやつ小川糸気になる - 2026年4月27日
サピエンス全史 上ユヴァル・ノア・ハラリ,柴田裕之気になる - 2026年4月27日
西の魔女が死んだ梨木香歩読みたい - 2026年4月22日
- 2026年4月14日
永遠をさがしに原田マハ読み終わったどんなものにも永遠はない 誰にも見つけられないものなのに、「永遠」という言葉は存在する 無いものなのに、言葉はある いや、ひとつだけあるかも 生き物が死んだら、その人、その存在は2度と永遠に戻っては来ない 死は永遠なんだ 物語の本筋とはかなりズレるけど、読んでいて序盤に思ったこと。 だけど読み終わった後には、 愛は受け継がれて行く。愛は永遠なんだ。 と思った。 原田マハさんにしてはすこし単純すぎて、登場人物の言葉ももう少し奥行きが欲しいと感じて、物足りなさはあった。やっぱり画家や絵画のシリーズが好きかな。 または、この物語を楽しむは歳を取り過ぎてしまったのかもしれない。10代だったらもっと楽しめたかな〜 【2026年15冊目】★★★☆☆ - 2026年4月10日
ことり小川洋子,小川洋子(小説家)読み終わった静かで優しい物語だった。 読後の感想を書くのがとても難しい。 朝の人気の少ない静かな公園に、小鳥のさえずりを聞きに行きたくなった。 きっと小鳥の小父さんは 周囲の人たちの視点からは 理解されない、見えない、見えないふりをされるような人 小父さんはただ、兄を愛し、鳥を愛し、自分の周りにある最低限のものを大切にしながら、兄の声、小鳥の声がよく聞こえるように静かに、日々を生きているだけだ。 小父さんの人生を通して、他人からは見えない小父さんだけの幸せを感じつつ、他人からは理解してもらえないことのもどかしさや複雑さ、切なさを感じた。 【2026年14冊目】★★★★★ - 2026年3月29日
嫌われる勇気古賀史健,岸見一郎読み終わった2回目 前に読んだ時より、本当にそうか?と思う瞬間があった。毎回気になった部分に付箋をつけているけど、前回読んだ時と違ったポイントが気になるのもおもしろい。自分の生き方や考え方が前と変わったんだなとわかる。また時間を置いてから読んでみよう。 哲人の話に違和感を感じたときに、それを青年が見事に言語化して反論してくれてありがたい。そして哲人がそれに対して具体例を使ってわかりやすく明確に説明してくれる。 アドラー心理学はやっぱり理想的すぎて厳しい考え方に感じる瞬間もあるけど、私は今この瞬間から変わることができる。いまここを生きてみようとまた思えた。 【2026年13冊目】★★★★☆ - 2026年3月22日
あやうく一生懸命生きるところだったハ・ワン,岡崎暢子読み終わったあぶない、私もあやうく一生懸命生きるところだった。 他人と自分を比べて生きるところだった。 人生の過程じゃなくて結果だけを見て他人を羨むところだった。 うまくいかないこともあるし、平凡な日々を認めて、私の人生こんなもんだ、この人生悪くないじゃん?と肩の力を抜いて生きていきたいね。 難しいけど、何事も”あまり期待しすぎずに”いこう 【2026年12冊目】★★★☆☆ - 2026年3月15日
置かれた場所で咲きなさい渡辺和子(修道者)読み終わったここ数日、心に余裕がなくなってきていたので読んだ こんなふうに穏やかに過ごせたら 物事の捉え方を変えられたら、とは 分かっているけどずっと実践するのは難しい でもそんな不完全な状態でも、努力することを励まして受け入れてくれる優しい文章に癒された 図書館で借りたけど、 人生に寄り添ってくれそうな暖かい言葉や 目を覚させてくれる一文、詩、偉人の名言が散りばめられていた 買って手元に置いておこうかな。 【2026年11冊目】★4.0 - 2026年3月14日
新版 思考の整理学外山滋比古読み終わったちょい私には難しいところも多くて読むのに時間がかかった。 ので、気になった部分をメモ。(これを寝かせて、また思い出して、忘れず残るものが自分の思考を作っていく…というような話もあったような。) --------------------------------- 見つめるナベは煮えない 中心的関心よりも、むしろ、周辺的関心の方が活潑に働くのではないかと考えさせるのがセレンディピティ現象である。視野の中央部にあることは、もっともよく見えるはずである。ところが皮肉にも、見えているはずなのに、見えていないことが少なくない。 --------------------------------- 人間は意志の力だけで全てをなしとげるのは難しい。無意識の作用に負う部分がときにはきわめて重要である。 --------------------------------- 記録したと思う安心が、忘却を促進する 忘れてよいと思いながら、忘れられなかった知見によって、ひとりひとりの知的個性は形成される。 忘れられるのは、さほど価値のないことがらである。 忘れるとは、価値の区別、判断である --------------------------------- 考えごとをしていて、うまく行かないときに、くよくよしているのがいちばんよくない。 --------------------------------- 純粋ではないもの、雑然たるものには力がある。ときにそこから新しいものが生まれてくる。 --------------------------------- 【2026年10冊目】★3.0 - 2026年3月7日
百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直気になる - 2026年3月7日
マカン・マラン古内一絵気になる - 2026年3月2日
乳と卵川上未映子読み終わった日々、無意識的に感じている女としてのあれこれをちょっと強めにこすられて、めくれかけるようなそんな気分になった読後感 夏物語を読んだあとだったけど、あれとはまた違った文体で、独特のリズム。 文章を読んでいるというより、登場人物になった錯覚を起こすような、心の中の言葉がそのまま文章になっているような、読んでいて不思議な感覚。感情をストレートに表現しないからこそ登場人物それぞれの感情ややりとりが瑞々しくて、ギュッと切ない感覚を味わった。 あなたたちの恋愛は瀕死も、軽く衝撃を受ける。人物それぞれの心情の揺れ動き、偏った思考、人間ってみんな頭ではこんな感じで考えてるよなーと思う文章がとてもリアル。ここでもキーワードは女、美、化粧、若さ、などなど。だけど、乳と卵とは全くテイストの違う少し不気味なストーリー。私はこっちも好きです。 【2026年9冊目】★3.9 - 2026年2月27日
きみは赤ちゃん川上未映子読み終わった自分は親ではないのだけど 子どもを産み育てることの奇跡や 綺麗事だけではない現実 母親になることの泥臭さ 夫婦間のあれこれが とても率直なリアルな言葉で書いてあって 子ども欲しいなって思ったり、私には無理かもって思ったり、やっぱり欲しいなって思ったりしながら読んだ。 母は偉大だけど、何をもって偉大なのかとか、お腹痛めて生むから偉大なのだとか、漠然と思ってたけど、そんなもんじゃないんだなと疑似体験させてもらった。 あとあくまでこれは母目線であり、父目線はそれはそれで色々な葛藤があるのだと思う。 いつか親になる日が来るのであれば、必ずもう一度読みたいし、夫と一緒に読みたいと思った。 【2026年8冊目】★★★★
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