大きなシステムと小さなファンタジー

74件の記録
- YUI🍮@yu-hi2025年9月2日読み終わったタイトルの意味もわからぬまま、手に取って読んでみた。 大きなシステムと小さなファンタジー??? なんとなく、大きなシステムは想像はつくけど、 小さなファンタジーは全く想像ができなかった。 読んでみると、小さなファンタジーの実践をたくさん知ることができて、しかも大都市東京(西国分寺)で実践されているものと知ってびっくりした。資本主義の話や経済的な話で、難解なところもあったけど、小さなファンタジーがどんなものであるかは、少し理解できたと思う。 1番ためになったお話は、 車のように、完成の形(大きな目標やあるべき姿)が決まっていてそこに向かうのではなく、植物のように育ったり枯れたりもしながら、その場その場の環境に合わせて枝や葉を伸ばす(成長していく)というお話。 その場の出会いや個人の考えを汲み上げて、何かを実践していくという姿勢にも感銘を受けました。 個人的なことだけど、最近大きな目標や、こうなりたいなというような高い目標や夢を持てずにいて、そのことに対して自分ダメだなって思っていた時だったので、植物っていい例えだなと思ったのと同時に、救われた部分があります。 こうありたいという根だけはもって、目の前のことを1つ1つクリアしていくのも良い🌱 いつかクルミドコーヒーに足を運んでみたいです☕️🍰
- 橋本吉央@yoshichiha2025年5月21日読み終わった現代の経済第一主義、資本主義の世界に安易に飲み込まれないようにする、別のパラダイムを提示しようということをベースに、さまざまな切り口で人がどうその人らしく生きていくかということを語っている。 「いのち」という言葉がたくさん出てくる。目的から逆算して、トップダウンでリザルトパラダイムで歯車のように人の役割が決まるのではなく、一人ひとりが活きるやり方を考える、という視点もそこから出てくるのだなと思う。 一方で、リザルトパラダイムとプロセスパラダイムのような対立する構造を単純な二項対立としてどちらかに立つとするだけではなく、楕円の軌道の焦点のように捉えてその周りをどうまわっていくか、というものの見方をするというのは、単純に二項対立のどちらかに偏るのではなく、また単純な「バランス」という言葉で片付けるのでもない、違った視点のように感じて面白かった。仕事でも、経済的利益と現場の質みたいなものをトレードオフとして捉えがちだが、そうではないものの見方を大事にしたい。 国分寺を中心にシェアハウス、カフェ、地域通貨、その他地域活動・地域経済を回していくこと、という発想は、いい意味で安易に共同体回帰にならない程度に、規模感が小さすぎず大きすぎないのではないか。そういう意味でも興味深い。観察したい。
- 🪁@empowered_tako2025年4月5日買ったちょっと開いた@ 東京堂書店 神田神保町店本屋の棚にささってるのを見て知り、図書館にはなさそうだから買った。本の組版や形状、関係者についての解説が箇条書きされている巻末のコーナーもいい。 明確なゴールをはじめに決めて物事を作り上げていくピラミッド状(△)のやり方に対して、人を手段化せず偶発性を大事にして行き着く先をオープンにしておく、▽みたいなやり方。▽の話をする本なのかと思ったら、△のいいところも受け止めて相乗効果を生む道を考えるらしい。へえー
- 萌@macmac_03152025年3月25日読んでる読むべくして読んでいる。友人が勧めてくれ、仕事のことで思い悩む中で訪れたクルミドコーヒーで遂に手に取りページをめくり購入した、目に見えない流れに乗るように出会えて本。毎日ちょっとずつ。今日は久しぶりにゆっくりと過ごすお休みの日。好きな音楽を聴きながら自分で淹れたコーヒーをお供に読んでいる。背中を押してくれていると実感する。
- 柊琉@tokota12062025年3月16日買った読み始めた@ クルミドコーヒー6年半ぶりの「クルミドコーヒー」で 念願のくるみパフェ食べながら 影山さんの「大きなシステム小さなファンタジー」を 店内でゆっくり読める幸せ。 「ゆっくりいそげ」も読み返そう。
- るんるん@luca-08062025年3月6日読んでる先週ほどから読み進めている。 分厚いけれど読みやすいので半分くらいまできた。 △ではなく▽のような社会や会社、組織を実践する話。 そうなりたい!という気持ちと、そんなこと夢だよ〜という感想の狭間で読んでいる!
- 阿久津隆@akttkc2025年1月22日買った@ 本屋B&B『ゆっくり、いそげ』がとても好きで、『本の読める場所を求めて』で引用したりもしていて、なので続編らしきこれも気になっていて、あったので。 買う前にぺらぺら開き、読むのは今ではない、今読んでもこれを骨肉にしようとはしないはずだから、今ではない。暖かくなった時に、今だ、と思える状況だったらいいな。と思いながら買った。
- Atsushi Ito@ukajun2025年1月11日読み終わった相当な覚悟がないと自社の経営を綴る書籍は出版できないはず。すごいなぁ。植物の芽を育むように個人のファンタジーを発芽させる。大きなシステムを前にそれでも丁寧に「ゆっくり」と…経済性を見失わないよう「急ぐ」…。著者は流れるままマッキンゼーに就職できちゃうくらいだから、まぁそもそも計数管理能力が高いんだろうけれど。 個人的には小さな会社で個人の主語が大きくなる歪さを感じると、大きなシステムという共同幻想を恣意的に作り上げ「きっとそれは素晴らしいよね」というファンタジーを夢想するほうがベストな気がしているが、これこそまさに嘘くさいし、やはり危険だな。自分ごととして読書すると面白いですね。