死んでいない者

死んでいない者
死んでいない者
滝口悠生
文藝春秋
2019年3月8日
23件の記録
  • annamsmonde
    annamsmonde
    @annamsmonde
    2025年7月11日
    85歳で亡くなった、父であり祖父であり曽祖父であり、幼なじみでもある男性のお通夜に集まった人々の視点から代わる代わる語られる一夜の物語。 よく知っているような、全く知らないような、遠縁の雰囲気をまとった文章が不思議で魅力的。 寝ずの番をする非日常感や、一晩だけ切り離されたような時間の特別さが漂っていて、新鮮な読み心地でした。
  • 第4章のとこがすごく好きだった、主体を明示されない体験と思考がこれもまた正体のはっきりしない語り手を通して紡がれるのって、それを読むのって不思議な体験だと思った 美之と知花の、年の離れた兄と妹の関係性のある種の美化みたいな表現に対する嫌悪感がものすごくて、でもこれは私のごく個人的な嫌悪感に過ぎない 親子関係やきょうだい関係を恋愛に例えることは、いくら作中で回収されていたとしてもやっぱり反射的に舌を出してしまういやさがある 本を読むことはときに私の輪郭を鮮明にしてくれるけど、まさにそういう本だと思った 人の話を聞くことで回りくどくも自分がわかるというか それはものいわぬ死者を介して、生きた人と人が、義理や縁起に結ばれた人間たちが触れ合うことで、自分の立ち位置や感情を確かめ合う、そういうことにも繋がるのかもしれない おもしろかったー
  • 浜田山が出てきて嬉しい
  • win
    @winksniper
    2025年7月2日
  • もち村
    @mcymm
    2025年7月2日
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年5月16日
  • sunroom
    sunroom
    @marumaru_
    2025年5月13日
  • aino
    aino
    @aino8
    2025年4月19日
  • 家系図を作りながら読んだ。
  • 憶いの中に人は生きる。死すら呑み込めないものがある。
  • yt
    yt
    @yt
    2025年3月18日
    読んだことないふわふわした感覚で、とても面白く、心地よく読めた。 もういない人も、死んでいる人も出てきて、登場人物が多様。 でもみんな親戚で、家族的類似性ではつながっていて、不思議な親密感が全体を貫いているのがいい感じ。 お鈴のところなど、こう書きたいという意欲も伝わってきて、これもいい感じ。
  • renterao
    renterao
    @_balaclava_mag
    2025年3月18日
  • ymd
    ymd
    @limpxzc
    2025年3月12日
  • onochin
    onochin
    @onochin
    2025年3月11日
  • あ
    @asaimizu
    2025年3月11日
  • atomin
    atomin
    @atomin_127
    2025年3月9日
  • ひ
    @yakisake_book
    2025年3月6日
    文体がとても好き。読んでいる最中は変な気分になるが、読むのを中断した後は何が変だったのかはっきりと思い出せないまま毎日少しずつ読み続けている。
  • 芥川賞受賞の時に楽しみに読んだ。 登場人物が多いので、いろんな人が家系図を書いたりして読んでるのが面白かった。私としては、登場人物を覚えられないままなんとなく読み進みるのがいいんじゃないかと思った。
  • 大往生を遂げた男の通夜に集まった子、孫、ひ孫たち30人あまりの一晩の物語。 絶対好きなやつ〜と思ったけど人多すぎて読むの時間かかった。 何の事件も起こらないし何か結論があるわけでもない。ただ故人や家族を想う夜。 さすがに未成年達が酒飲み過ぎじゃないか? そこだけ違和感。
  • 鈍獣
    鈍獣
    @whale_in_da_room
    2024年11月29日
  • 村崎
    @mrskntk
    2023年6月6日
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