文体の舵をとれ
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やえしたみえ@mie_e01252026年3月11日読み始めた@ 自宅私は海外文学育ち翻訳文体大好き人間なので、海外作家による小説指南本嬉しすぎる。同じ日本語でも「海外文学を一度翻訳した日本語」と「日本語ネイティブによる日本語」では全く違っていて、私は前者の雰囲気を愛しているし、自然に小説を書けば「この人海外文学に影響を受けてるな……」という雰囲気になる。故に後者を愛し後者を書きたい人向けの後者を書いてる人による指南本は、多分、どこか合わないところが出てくる。それに対してこの本は前書きからしてするする読める。読みやすすぎ。絶対自分に合ってるという確信が深まる。 昨日『書きあぐねている人のための小説入門』を読んで、こちらはテクニック批判的な文脈の話が多かったのだけれど(より正確に言えば、テクニックというのは勝手に出て来てしまうので、そこから自由になることを意識するべきって感じ多分)、文舵はテクニックを教えてくれる本である。テクニックを持って舵をとり、技巧によって芸術を作れという話である。この思想は両輪であって、どちらが欠けてもいけないと私は思う。 (保坂和志とル=グウィンは作風もジャンルも何もかも違うので本来比較するものではないが、自分の読書体験を深めるため、また自身の書くジャンルが幅広いために、あえて横断して思考している。) 結局のところ、知らずして抜け出ることはできない。晩年のピカソが『ようやく子供のような絵が描けるようになった。ここまで来るのに随分時間がかかったものだ』と言ったのは有名だろう。目が飛び出るほど絵が上手いピカソがこういうのだから、つまるところ、もう小説を書き始めている我々はテクニックの網に引っかかり溺れていて、そこから抜け出すには網が何で構成されているかを知らなければならない。いくら拙い作家でもそうなのだ。我々は子供になるために努力を要する。知識を得て、あえて切り落とす。あるいは、切り落とした不要な部位を、あえて入れてみる。そのためにこの本の実践的な教えはおそらく役立つだろう。 画像は一番最初の練習問題。全部やるぞ!




魔法@meshidemokuou2026年2月12日読み終わった練習問題はすべてはやってないけど読み終えた。文章を書く時にも参考になるし、物語を読む時にも楽しさが増えるような本だった。いろんな優れた古典が例として紹介されるので読みたい本も増えた。訳者の方にも賛辞を述べなくては。
魔法@meshidemokuou2026年2月10日2章まで、練習問題もあるのでやってみつつ。この指南書そのものの文章もうまくて楽しい。いろいろ本を読み始めたこのタイミングで読めてよかった。この作品でも文章の完成、ここで終わり!出来た!ってのは作者でしか決めることが出来ない、という話をしていた。

なず@nzn_20002025年11月23日読み終わった小説を書くつもりが無くとも面白いのは、書き方を学ぶことは小説の解析の仕方を学ぶことでもあるからだと思う。 原文が日本語の小説と英語の小説では文章によるリズムの作り方は違うが、そもそも文章に込められた豊かなリズムに気づくきっかけにはなる。 共通して学べる部分としては語り手の視点に関する記述、視点移動の難しさとそれをこなすのに必要な卓越した技術を知れることだろうか。 特にヴァージニア・ウルフ「灯台へ」がいかに優れているか、以前読んだからこそ改めて感じ取れた。

โยโกะ@yookoom2025年6月29日読んでる「時制がひとつしか使えない書き手は、油絵具セットのなかからピンクだけしか取れない絵描きにちょっと似ている。…今のところ、現在自制が流行している。」 やっぱり流行りもんか。確かに現在時制は読みにくいし拙い印象


とおる@windcreator2025年4月1日読みたい買ったはい、私もですと思ったりした。全く自分の舵をとれていない。でも、なんとなく直感的に、この本を読んで、その内容を実践すると、文章力が上がる気がする。つまり私はまだこの本を積んでいることで、成長可能性を残しているわけだ。


























































