大工日記
54件の記録
- 糸太@itota-tboyt52026年3月25日読み終わったまるで呼吸だ、と思った。頭に浮かんだ言葉がそのまま、吸って吐く息に乗っかって流れ出てくる。無駄な漢字変換なんていらない。だって次の息を待ってられないから。このリズムは生きている証そのもの。そう思えるくらい、中村さんの文章は読み手の私に生々しく響いてきた。 だからだろうか。読んでいると自然と呼吸が合ってくる(ような気がする)。そして、中村さんと同じように、怒ったり悲しんだり、笑ったりしてしまう。いつもの自分とは違う、コントロールの外にある感情の表れかたが、とても新鮮で心地良い。 この感じが、きっと私には足りていないんだ。言葉がものすごい勢いでドアをノックしてくる。鈍感な私も気づけるくらいのボリュームで。 ちょうど今、職場の隣でマンション建設が進んでいる。職人さんの声や作業している音も聞こえてくるのだが、自然に湧き起こってくるリスペクトが、素直に嬉しい。



チャトラビ@beekichi2026年3月22日読み終わった@ toi books読んでると何だか音楽を聞いてるようだ。 装丁かっこいい。マキタ色の表紙にマキタのインパクト(たぶん)。 カバーをとった本体の表紙もかっこいい。 p116 「現場のトイレでグダグダの生理パッドを交換して使用済みのやつをティッシュでぐるぐるまきにしてズボンのポケットの奥底に入れる。サニタリーボックスというやつは存在しないので、量が多くて頻繁に交換せねばならぬ日はポケットがハムスターの頬袋ばりにパンパンになるのが気持ち悪いがここはとにかく女子トイレがあるというだけでもう感謝しないといけない」 ご両親のこと、現場の職人さんたちのこと、トイレについて、買い物について、好きな作業、うんざりする作業、危険を伴う作業… 建物はみんな誰かの仕事でできている。これから建築現場を通りかかったらじっと見てしまいそうだ。 自分の本なので適当なふせんをベタベタ付けながら読む。




- 久平@reads-123452026年3月18日異国で夢破れた36歳女性が突如大工の現場に飛び込む。危険で大変な仕事、時折挟まれる回想、女性の立場、ゆるくて面白いイラスト、全部が一緒くたになった日記。大工目線の本って今まであったのだろうか。エピソードがどれも興味深いです。荒削りな部分はあるものの今後期待の作家です。




のぐち@knoguchi2026年3月6日読み終わった「そしてわたしは、あのうつくしいあとがきをすべてなしにした。それはうそだった。いや、うそは言い過ぎかもしれない。対象から適切な距離をたもちながら安全かつ適温の環境にいれば、すべてはうつくしいのかもしれなかった。そんなうつくしさはいらんと思った。」 「ものをつくれ、そのために、私たちはいままでものをつくってきたのだから。そうやって、孤独が私たちを生かしてくれてきたんだろ。いまさらなに言ってんだ。手近なもので紛らわせようとするな。あなたが孤独なのは誰かのせいじゃない。自分の孤独を無視しているからだ。わたしたちはそれぞれの孤独をあたためて、手を動かして、どこか遠くのだれかの孤独に触れようとする、それがなにかをつくるってことじゃないのか。どこかに、きっとみんなの孤独をもちよれるひっそりしたちいさな場所があって、そこでのみわたしたちははじめて心を通じ合わせることができる。わたしたちはそうやって孤独をもちよることでしか生きていくことができない。そう思ったから、そうだから、ものをつくってるんだろ、違うか。生半可な孤独を私のとこに持ってくんな。」
高尾清貴@kiyotakao2026年2月14日読み終わった学生の時に、短期で工事現場付帯の交通整理のバイトに行った時のことを思い出しながら読んだ。 なんだろうな、なんだろう、この本の良さは。言葉にしときたいな。 まず、季節さんという名前がかっこいい。 日常がまるで美化されていないのがいい。 大工仕事に限らず、半生がエクストリームなのがいい。 下北沢のボーナストラックとか出てくるのもいい。 強烈なパンチラインがいくつも出てくるけど、なんか個別にメモしたくなる感じというより、もっとこの人のエッセイ読みたい、という気持ちになるのがいい。


にわか読書家@niwakadokushoka2026年2月2日読み終わった@ 自宅日記祭で『ベトナム』2冊を買って面白くて、独立出版者エキスポで入手。 やっぱり面白かった。 もやもやするポイントが多分似ている。きっとこれまでデータとして残されてこず、AIにも出てこない領域。 イラストがかわいい。

丸窓@sh2026年1月19日買った独デポで購入 p.58 いつもいつも仕事だけで一日が終わってしまう。いくら仕事が充実していても、机に向かってなにかを書いていないとわたしにとっては全くのゼロだ、何日もなんにも書けない日が続くと、心がジリジリとこげついていくようだ。
素粒社@soryusha2026年1月9日【刊行日1/22】 36歳女性、異国で夢破れ、家業である大工の世界に飛びこんだ―― ハードモードな“現場”の日々を、体当たりの知性とユーモアで疾走する驚きのデビュー作! ブレイディみかこさん推薦! 「『私はわたしの精神を殺さない』と著者は書いている。 いけいけ、キリストも大工やった、と拳をにぎりながらこのレアな日記を読み終えた。」





















































