俺の文章修行
119件の記録
ぱぽ子@papopo2026年2月20日意図的に文体が混ぜこぜになっていて、行きつ戻りつ読めてたのしい 町田康が好きだからとりあえず読んだけれど、今気になっている「物語」について書いてあってテンションが上がる。 自分も何か書きたい…とふつふつ思いつつもなかなか難しい…!内実のゴミカスをよく見てみることにする。

4分33秒@4332026年2月3日読み終わった初町田康がこの本。タイトルの文章修行に期待して手に取ったら町田康だった。読んでみると文章に対する向き合い方を諭されてるような熱ムンムン。 まず、いっちゃん最初に「語彙力増やせ」と言ってるのに好感を持った。世間への反抗とマジメが同居してる人格。説得力があるかはともかく、端々に見る語彙力見本市の言葉選びに脱帽。それでいて、先生がいう実践は「たくさん本を読め」ですよ!結局そこ!原点にして頂点! それにしてもこの本、読んでると文のテンポが早くて気持ちよくなる。このテンポの良さは抽象と具体の切り替えの速さが影響してそう。具体、抽象、具体、抽象の高速ハムスターホイール。 この人の書くフィクションってどんなだろうと気になってきた。
Yamada Keisuke@afro1082026年1月14日読み終わった『私の文学史』で自分自身について語っていたことに驚いた訳だが、さらに文章の書き方にフォーカスした一冊が出たということで読んだ。2020年代に突入してから、文章に対する広い意味での「校正」が行われるようになり、生成AIの台頭で、その傾向が顕著になっている今、「文章を書くこと」へのパッションの高さにめちゃくちゃ煽られた。当ブログでも生成AIによる手直しは一部行っているわけだが「果たしてそんなことに意味があるのか?」と著者から問われているような読書体験だった。 2021〜2024年までの連載が一冊にまとまったものとなっており、どのようにして文章が上手くなるか、著者のテクニックを紹介してくれている。当然、町田康が文章の書き方をまっすぐ丁寧に教えてくれるわけもなく、彼でしかあり得ない文体の連続の中、文章を書く上で何が大切で、どうやって書くのか、具体的に教えてくれる。なお、全体の構成自体はブレイクダウンがきちんと行われており、そのブレイクダウンした各ブロックの中で縦横無尽に暴れている。そのため要素だけ抜き出すと、至極真っ当なことを説明してくれており、結果的に「町田康的文章の書き方」という話になっている。文体はフリーキーなのに、語られていることは論理的というギャップが著者らしい。 冒頭で書き方ではなく、本を読むこと、および繰り返し読むことの重要性を語っていて、これは至極もっとも。幼少期のエピソードトークと共に語られる読書遍歴は読んでいて楽しい。個人的には繰り返し読むことが苦手で、何回も読んでいる本は特にないし、世の中には無数の読みたい本があるから、何度も同じ本を読む気にはあまりなれない。しかし、「文章が上手くなる」といった具体的な目標があれば読めそうな気がするので、好きな作家でトライしてみようかと思えた。というか、なんのためにデカい本棚買って、そこに置いているかといえば、いつか読み直すためやろ? 2021年からなので、生成AIの台頭を受けて書き下ろしたわけではない点に驚いた。というのも、前半において、あたかもそれを想定していたかのような内容になっているためだ。具体的には、外付け変換装置、内蔵変換装置という話だ。外部のデータに基づいた外付け変換装置は、自分の言いたいことをきれいに整えてくれる快楽をもたらしてくれる。しかも、生成AIは手軽かつ高精度だからこそ、どうしても使ってしまいがちではある。『birnglife Radio』というポッドキャスト番組を聞いているのだが、生成AIで文章をリバイスされた結果について「こういうことが書きたかった」と人間側が勝手に思い込んでいるだけと喝破していて、言い得て妙だった。それと同じく重要視されているのは、内蔵変換装置であり、自分の読書経験による自分の文体があり、それはさまざまなパラメーターによって構築されている。それらを訓練によって上手に使えるようになることがオモシロい文章を書くステップであると著者は主張していた。以下のパラグラフを読んで付き合い方を考え直すことを決意した。 つまり。外付け変換装置は使ってもよいが、使う際はその使用範囲に限界があることを称して、それが唯一無二、「正しい日本語」と思ってたら、多くのことを見逃し、結果的に、貧しい語彙だけを信じて、綺麗事だけを言うて儲けてる層にかもられてそれにも気がつかないアホのまま老いて死にますよ 町田康の小説をインプットデータとしてすべて放り込んで、同じような文体を形成することは今の技術で可能だろう。しかし、彼はそこから抜けて出していくように、明らかなエラーを定期的に文中にボムしている点がオモシロい。さながらタギングである。「一度書いたら戻らない」を徹底しているからか、「つまり」が多用されながら、徐々に核心へ近づいていくスタイル。結論だけ知りたい、とにかくコスパよく文章を上手く書けるようになりたい、そんな志の低いクソ野郎を置いていくかのように冗長に語り倒していることが最高だし、そんなコスパ野郎に「クソ」と文中で明言していく、こんなこともAIにはできないだろう。あと文章が上手く書けない人間が野垂れ死んでいくパターンも豊富で最高だった。 著者の小説を読んでいると声出して笑ってしまうことが頻繁にあるのだが、その種明かしもされており、「他人を笑かす」という意識で書くのではなく、自分が笑えるかどうかが大事という指摘はもっともだ。文字だけで人を笑わせるには相当なスキルが必要だと思っていたが、自分が笑えることを基準にするというのはシンプルかつ盲点だった。 町田康が町田康たるゆえんがさまざま書かれているのだが、もっともクリティカルな教訓は読みながら書く「裏表理論」だろう。文章を書くとき、とりあえずざーっと書いて、あとで整えればいいというのは王道の書き方だと思うが、著者はそれを良しとしない。「もっと文章を書く一瞬にフォーカスしろや!」と鼓舞してくる。読んで、書いての裏表を無限にリピートしながら、一発で自分のグルーヴを作らんかい!と。ここで投入されるクオンタイズの例えが特に刺さった。J.DillaやBudamunkのビートが大好きなのに、生成AIで文章を校正することはクオンタイズかけて自分の文章のグルーヴを殺してしまっているからだ。別に商業出版でもなんでもない個人のブログで何を外ヅラ気にして書いとんねん、もっと好き放題やってもええやんけと思わされました。 終盤にかけては、内容の話となっていき、熱い話も増えてくる。彼が「糸くず」と呼ぶ、文章を書く際のピュアな部分をいかに大切にしているか懇々と説明してくれていた。自分が書きたいことを書くことが何よりも大切で、それは他者が価値を決めるのではないという言葉に勇気をもらった。また、文章を書くことが自己救済と思いきや、利他的行為でもあるという話や、「技法」は奪い取れても「姿勢」は奪えないといった話はまさにその通りである。彼の技法や姿勢を頭に入れた上で読むと、これまでと違った読み方で小説が読めそうなので、積読している『古事記』を近いうちに読む。
凡人凡愚@Bon_jin_Bong2026年1月13日読み終わった文章術の本かなと思ったらずっと笑わせてくるすごい本だった。 めちゃくちゃ面白かったのは間違いないけど内容をほとんど覚えてない。「本は何回も読め」とは言っていた気がするのでまたそのうち読みます。
yt@yt2025年9月28日読み終わった「いけずの旨い人が客を興奮させ、熱狂させ、或いは感動させることができる」(p109) 町田康の不可解な文章の理由がわかってもうた気がする。知らんけど。 気楽なエッセーの雰囲気でどぎついとこまで連れてかれてもうた。なめとんな。 三宅香帆とゆうてることがいちいち同じでおもろいなぁ、それぞれアウトプット全然ちゃうのに。日本語で言へ、しょうむない。 人を救うために文章を書くて。ほんま誠実で泣かせるやん。 読めばただ書きたいゆう感じが生じるやんけざます。 そういうことやないねん。 なんやちゃうんかいな。








- 星鴉@guricco2025年9月16日読み終わった大事な「糸くず」を、ぽいぽい「雑な感慨ホルダ」に放り込んでいる日々。 しかーし。 この本を手にした私は変わったのだ! …とは簡単にいかぬ。 とりあえず、細く長く、呼吸するような読書を続けます。




白玉庵@shfttg2025年8月14日読み終わった最初のほうはちんたら読んでいたのだが、途中でごん、とスイッチが入り夢中になってしまった。私自身は文章を書きたいとは全く思わないのだけれども、今まで読んできたいろいろな本が、なぜそうも惹きつけられるのか(またはなぜそうもクソ、時間の無駄と思うのか)が懇切丁寧に、かつすごいグルーブで書かれていた。178ページからあとが圧巻。 こんなに手の内を明かしてしまって町蔵は大丈夫なのだろうか、いや、唯一無二で真似できるものなんていないから大丈夫か。 糸クズ、雑な感慨、一発を心の神棚に掲げておきたい。文章術のようなものでこんなに感動するとは(救済されたのかも)思わなかった。 図書室から借りてきたけれど、座右本として買います。








ヒナタ@hinata6251412025年4月13日読み終わった技巧の話もあるんだけど技巧だけあってもどうにもならんという話や、自分しか面白くないかもしれないことを伝えるために文章がある、というような一文があって本当にそう、と思ってなんか励まされました ひさしぶりに町田さんの小説も読みたくなった!






川@river12162025年4月8日読み終わったてっきり町田康の文体練習みたいなふざけた本だと勘違いして読み始めたのだけど、よい文章を書きたい人に向けた指南書であり技術書であり、かつラブレターでもあったため、ときどき叫びながら読んだ。 そのへんに転がってる最悪な小説やエッセイに糞がよーつまんねーなーとか悪態ついてる人は読んで、笑いながら泣いて一回死んで文章書き始めてほしいしそうしたほうがいいです。 「(...)死ぬほど走ったら或いは本当に死んでしまうかも知れないが、死ぬほど本を読んでも絶対に死なないからである。」←読書ハラスメント万歳







orange.m@orange102025年3月26日読み終わったちびちび読んでやっと読了。町田さん独特の文章を支える背骨のようなものがちょっとわかった気がする。 「書くためにはまず読め」「文章のいけず」「雑な感慨フォルダをなくす」などなど刺さるフレーズが満載でおもしろかった。


涼元風花@suzu_fuuka2025年3月13日読み終わった面白かったー!まさに面白い文章、良い文章とは、というところを改めて突き詰めていく過程を読みながらなるほどなと。最後の町田さんからのエール?共闘感?がなんか良かった。






読書猫@bookcat2025年3月9日また読みたい読み直した(本文抜粋) “つまりはなにが言いたいかというと、俺らは筋道だった(ように見える)論理に因ってではなく、一瞬の出来事に因って意思とは無関係に動かされているということで、そして驚く勿れ、それは文章を書くときにも現れる。つまりどういう事かというと、一つの文章の流れは、一瞬の判断によって実は決定する、してしまっている、ということを俺は言うとるんじゃ、ぼけっ。” “人生が一瞬で決まるのと同様に文章も一瞬で決まる。それ故、一瞬たりとも弛緩したらあかぬのだ。”
たなぱんだ@tanapanda2025年2月15日読み終わった感想「文章の書き方」を指南するハウツー本っぽい雰囲気を醸し出してるけど、そんな甘いもんじゃなかった。これは「町田康がどうやって町田康になったか」を探る本だと思う。文章術というより、町田康の思考回路をのぞき見する一冊。 そもそも、町田康の文章は技術でどうにかなる代物じゃないと思う。町田康の本を読んだからといって真似できるもんでもないし、書き方を知ったところで再現できるわけでもない。結局、「町田康だから書ける文章」でしかなくて、読めば読むほど「これはもう天才の仕事だな」と実感させられる。 でも、そのプロセスを知れるのは面白い。なぜこんなリズム感になるのか、どうしてこういう言葉選びになるのか、その秘密が垣間見える。町田作品を一冊でも読んで「この文体、クセになるな」と思ったことがある人なら、間違いなく楽しめる本だと思う。



山口慎太朗@shintaro_yamaguchi2025年2月7日読み終わった優しい。保健室の先生みたい。高校一年の時にストレスまみれでゲロを吐きまくっていたのでよく保健室に行っていた。雀荘ぐらい行っていた。常連すぎて「しんちゃん」と呼ばれていた。「しんちゃんのシャツ今日もすっごいわ、こんな綺麗なシャツ見たことない」といつも森先生は言い、それは母ちゃんが毎朝アイロンをガッツリ、制服が燃えるぐらいバッツンバッツンにかけていたからで、森先生は別にこちらに何かここに来た理由なども聞かず、いつも制服が綺麗なこと、しんちゃんのお母さんのアイロンテクニックやばい、と褒めてくれていて、そういうのを思い出した。








- Atsushi Ito@ukajun2025年2月3日読み終わった〝…それと、書いて意味のある、意味ってなんだ、って話だが、それはな、俺はな、救済だ、と思うんだよ。人間というのは救われない。糸くずのような困難がずっと体のなかにある。…” しばきたおすぞぼけぇ阿保んだらぁがぁぁはぁぁん…、いいながら読み飛ばす。ずんずんよみとばぁす。



















































































































