俺の文章修行

77件の記録
- ヒナタ@hinata6251412025年4月13日読み終わった技巧の話もあるんだけど技巧だけあってもどうにもならんという話や、自分しか面白くないかもしれないことを伝えるために文章がある、というような一文があって本当にそう、と思ってなんか励まされました ひさしぶりに町田さんの小説も読みたくなった!
- 川@river12162025年4月8日読み終わったてっきり町田康の文体練習みたいなふざけた本だと勘違いして読み始めたのだけど、よい文章を書きたい人に向けた指南書であり技術書であり、かつラブレターでもあったため、ときどき叫びながら読んだ。 そのへんに転がってる最悪な小説やエッセイに糞がよーつまんねーなーとか悪態ついてる人は読んで、笑いながら泣いて一回死んで文章書き始めてほしいしそうしたほうがいいです。 「(...)死ぬほど走ったら或いは本当に死んでしまうかも知れないが、死ぬほど本を読んでも絶対に死なないからである。」←読書ハラスメント万歳
- orange.m@orange102025年3月26日読み終わったちびちび読んでやっと読了。町田さん独特の文章を支える背骨のようなものがちょっとわかった気がする。 「書くためにはまず読め」「文章のいけず」「雑な感慨フォルダをなくす」などなど刺さるフレーズが満載でおもしろかった。
- Suzuki@finto__2025年3月18日読み終わった★★★☆☆ 「どちらにしても偏頗なことだが、それは実は重要なことで、そんなこともして初めて自分のものになって使えるようになる、という類の言葉が此の世に多くある。けれども当たり前のことだが、それらはみな言葉は言葉でも口より発せられた言葉で、字に書く言葉とはまた違う。 困りてこれを文章のなかに活かすためには、口より発せられた言葉を耳で聞いて字に変換する、変換プロセッサのようなものが必要になってくる。実はこの変換プロセッサこそが文章力の本然であるので、それがない状態で落語や浪曲を何百席と聞き、これを覚えたところで文章にその覚えた言葉を活かすことはできないのである。」p11
- 涼元風花@suzu_fuuka2025年3月13日読み終わった面白かったー!まさに面白い文章、良い文章とは、というところを改めて突き詰めていく過程を読みながらなるほどなと。最後の町田さんからのエール?共闘感?がなんか良かった。
- 読書猫@YYG_32025年3月9日また読みたい読み直した(本文抜粋) “つまりはなにが言いたいかというと、俺らは筋道だった(ように見える)論理に因ってではなく、一瞬の出来事に因って意思とは無関係に動かされているということで、そして驚く勿れ、それは文章を書くときにも現れる。つまりどういう事かというと、一つの文章の流れは、一瞬の判断によって実は決定する、してしまっている、ということを俺は言うとるんじゃ、ぼけっ。” “人生が一瞬で決まるのと同様に文章も一瞬で決まる。それ故、一瞬たりとも弛緩したらあかぬのだ。”
- たなぱんだ@tanapanda2025年2月15日読み終わった感想「文章の書き方」を指南するハウツー本っぽい雰囲気を醸し出してるけど、そんな甘いもんじゃなかった。これは「町田康がどうやって町田康になったか」を探る本だと思う。文章術というより、町田康の思考回路をのぞき見する一冊。 そもそも、町田康の文章は技術でどうにかなる代物じゃないと思う。町田康の本を読んだからといって真似できるもんでもないし、書き方を知ったところで再現できるわけでもない。結局、「町田康だから書ける文章」でしかなくて、読めば読むほど「これはもう天才の仕事だな」と実感させられる。 でも、そのプロセスを知れるのは面白い。なぜこんなリズム感になるのか、どうしてこういう言葉選びになるのか、その秘密が垣間見える。町田作品を一冊でも読んで「この文体、クセになるな」と思ったことがある人なら、間違いなく楽しめる本だと思う。
- 山口慎太朗@shintaro_yamaguchi2025年2月7日読み終わった優しい。保健室の先生みたい。高校一年の時にストレスまみれでゲロを吐きまくっていたのでよく保健室に行っていた。雀荘ぐらい行っていた。常連すぎて「しんちゃん」と呼ばれていた。「しんちゃんのシャツ今日もすっごいわ、こんな綺麗なシャツ見たことない」といつも森先生は言い、それは母ちゃんが毎朝アイロンをガッツリ、制服が燃えるぐらいバッツンバッツンにかけていたからで、森先生は別にこちらに何かここに来た理由なども聞かず、いつも制服が綺麗なこと、しんちゃんのお母さんのアイロンテクニックやばい、と褒めてくれていて、そういうのを思い出した。
- Atsushi Ito@ukajun2025年2月3日読み終わった〝…それと、書いて意味のある、意味ってなんだ、って話だが、それはな、俺はな、救済だ、と思うんだよ。人間というのは救われない。糸くずのような困難がずっと体のなかにある。…” しばきたおすぞぼけぇ阿保んだらぁがぁぁはぁぁん…、いいながら読み飛ばす。ずんずんよみとばぁす。