リチャード・ブローティガン
43件の記録
ホリモト@wheretheois2025年11月20日読み終わったお昼を食べるのも忘れて、読了。 この本はブローティガンの死を出発点として、作家の人生を逆向きにたどっていく。 しかしどこからどう辿っても、行き着くのは少年時代の悲しみであり、オレゴンの雨であるよう。 私は少年の頃、雨が好きだった。 しかしそれは、暖かな家や家族の運転する車の窓外を降る雨であり、私の身体を濡らす冷たい雨ではなかった。 その後、今に至るまでに骨身に染みる雨を経験したことはあるけれど、幼少の原風景としてそれを抱くことにまで想像は及ばない。 何かが解決したわけではないけど、読んで良かった本です。








ホリモト@wheretheois2025年11月16日読んでる「蛙のようなこの虹鱒は、どこかからやってきた奇蹟の使者だったと思わずにはいられない。異形をいやしめることは簡単。けれどいやしめてしまえば、かくされた聖性は看過され、わたしたちは自身の定住民的な傲慢さに気づかされない。異界からここを訪れることもある、「まれびと」のような存在にはこばれて、奇蹟と不思議の世界へつかの間の旅をする機会を失う。」(P130) 定住民的な傲慢さ、という言葉にドキリとする。





ホリモト@wheretheois2025年11月12日読んでる私もリチャード・ブローティガンの最期がどのようなものだったかは、知っていた。 この本で藤本さんはその最期に、必死に向き合おうとしている。あえて過激な言葉を使うと、なぜ、44マグナムで自分の脳みそを吹っ飛ばさなければならなかったのか。 そんな誰にもわからない最期に、言葉で向き合っている。とても重要なことを教えてくれる本です。私には。





文庫のある生活♪@bunko_mylife2025年11月5日買った最近買った本を整理したぜ!! (⁎˃ᴗ˂⁎) ちくま文庫率100%✨ リチャード・ブローティガン、何者だ?? 読み始めたら、引き込まれる一冊。 2ヶ月連続刊行、女性芸術が熱い!! 『視線と差異』と『アンチ・アクション』 目撃者の記憶が実は再構築されていた『目撃証言』も楽しみ!! #今日買った・届いた本を紹介する
























































