錦繍
146件の記録
小夏@_coconuts_2026年10月15日読み終わった@ 自宅最後2人が、新しい人生に一歩踏み出したのが良かった。亜紀も有馬もだが、特に令子は幸せになって欲しい。 ただちょっとここまで評価されている理由がわからなかったから、チャットGPTに聞いてみて改めて考えてみた。 ↓ 過去は変えられないし、犯した過ちも消えない。それでも人間は、今からの生き方を変えることができる。 テーマは「再生」。 令子は、亜紀から靖明に届いた手紙を読んで、かつての妻である亜紀に好意を抱く。 確かにすごいことだ。 由加子が靖明を「死と過去」に縛りつける存在だとしたら、令子は「生と未来」に引っ張っていく存在。対照的な2人の女性によって、物語に奥行きが生まれている。 宮本輝は、失敗して人生のどん底に落ちた人間が、そこからどう立ち直るかを書きたかったと明言している。 人は生きている限り、死や喪失から逃れることはできない。でも、だからといって、生きることに意味がなくなるわけではない。 死にかけた過去や罪悪感を引きずっていても、過去の喪失感や思い通りにならない現在があっても、それでも2人は生きていくことを選ぶ。 ただ、作者のインタビューでは、不倫を小さな失敗として表現する発言もあって、現代の読者にはその捉え方自体が引っかかる可能性もある。 この作品には2つの評価軸があると考える。 文学的な評価: 書簡形式の巧みさ、文章の美しさ、生と死への考察、再生の描き方。 価値観への共感: 登場人物の行動や倫理観に納得できるか。特に靖明の自己認識を受け入れられるか。

小夏@_coconuts_2026年10月14日読んでる@ 自宅時代だから仕方ないとはいえ、男が不倫していたことで、男の手紙全てにモヤモヤするな… 不倫しておいて何被害者ぶってる?みたいな… 喫茶《モーツァルト》の場面では、モーツァルトのシンフォニーを聴きながら読んだ。

ロッタ@rotta_yomu2026年8月18日読みたい情熱とか運命とかのその先にある業を描いた小説らしい。子どもの頃は大人になったら愛とか恋とかなくなるんだと思ってたけど、そんな簡単ならものではないんですね〜。





傘@umbrella__um2026年8月10日読み終わった文章がとても綺麗だと思った。やっぱり、特に最初の一文が好き。 過去を振り返り、現在を見つめ、そして未来の方へと目を向け始める2人のやりとりに、ほのかな希望が感じられた。




- yu.@nahcakuy72026年7月22日読み終わったaudible好きな本オーディブルも良かったけど、紙も買いたい。 手紙のやり取りがそのまま本になっているという感じ。 内容は恋愛であまり興味なかったけど、女の方の文章の書き方が好きでした。

- 朔良@salurasalut2026年7月19日読み終わった2026年読了本2026年7月読了本会社の方からお借りして読みました。 離婚して10年経った元夫婦の長い長い手紙のやり取り。非常に美しい文章で、作り込まれた庭園を想起させられました。 昭和の話なので、令和の価値観で見ると男性が相当なクズ男だと思いますが、手紙が綺麗すぎて苦境に陥った渋い男性に思える不思議。 人生色々あるけれど二人には強く生き抜いてほしいと願ってしまいます。

村雨菊@carameltomato2026年6月11日読み終わった紹介読み始めた瞬間から、グングンと引き込まれていくように読んだ。流れるような美しい文書の巧みさに圧倒された。 恋愛小説の金字塔だなんて紹介されていたから、少し警戒してしまったのだけど、人が生きるということを描いた再生の物語のように感じた。 (ただ、どうしてもこれは、男が書いた物語だなという感想を拭うことができなかった。)



- サンタマン@santaman2026年5月10日読み終わった文章が上手いからどんどん話が入ってくるし、著者の別の作品である『春の夢』は十本の指に入るほど好きなんだけど、本作は正直古臭い感じがした。 「生きていることと、死んでいることは、もしかしたら同じことかも知れへん」というセリフがこの物語のテーマであるはずなのに、生きることが素晴らしいという前提のもと道徳倫理を持ち出して話を進めるのは、昔ならではの価値観でご都合主義な感じがする。 生と死は同じとしている以上、両者をフラットにした上で話を進めて、生きることを選ぶのかどうかを見たかった。 生を肯定するという点では、釘で柱に打ち付けられたトカゲに主人公は嫌悪感を抱いていたが、段々と自分を重ねることで生きることを選んでいくという『春の夢』の方が納得できた。



汐見@siomi2509272026年5月8日読み終わった蔵王で10年ぶりに偶然再会した元夫婦の、書簡集形式の物語。 当時言えなかったこと、訊けなかったことを文字に書き送りあう内に、互いの現在の人生も見つめ直していく。 日にちを空けて送られる手紙を読みながら、二人の道がまた交わるのかそれとも離れるのか、行く末が気になって旅行中時間の空く度に手に取り読んだ。 女性が精神的に強くて眩しい。最後の手紙にすごくグッと来た。この先の幸福を願わずにはいられない人物像。 宮本輝さんの小説は名脇役がよく出てくるように感じる。モーツァルトしか流さない喫茶店の店主夫婦、彼らと交わされる会話、とても良かった。つい39番を流しながら読むなど。







お湯@hatopoppo2026年4月4日読み終わった読み返したい過去が重なり〈いま〉を生きることで未来につながる。はじめは沈痛な手紙のやり取りだったのが、やがて力強さ、たくましさを帯びるようになる。 それを受けて、自分も地に足をつけて一歩ずつ歩んでいかなければと粛々と感じる小説だった。 いつかまた読み返したい。

- みき@reads-miki2026年2月23日読み終わった面白かった!ぎりぎりリアルでもありえそうな不幸が続いて、読むことでいろんな人生を経験できるなんて、小説ってすごいと改めて思った。宇宙のからくり、生命の不思議はよく分からなかったけど、数々の不幸は、たとえ乗り越えなくても二人を強くしたのかもしれない。
りんばんち@Blau1357920032026年1月5日読み終わった手紙 生きる上で死は重い 手紙が生きる希望になっていたのだとすれば、手紙のやり取りを継続することは、生命を継続すると言うことでもあり、生命を継続すると言うことは生活すると言うことである。 文章にして伝えられるものがございます。
Rie@rie_books2025年12月13日買った読み終わった石田ゆりこさん投稿を拝読して思わず。 本屋さんで新潮文庫の棚を探していたら残念ながらなくて、アプリだと在庫“あり”出るのに。それに気づいてくださった(私の隣で品出しされていた)店員さんが私に声をかけてくれた。下の引き出しに仕舞われていた、錦繍を手渡ししてくれた。読む前から印象に残る出来事まであった。あっという間に読了。余韻が続いてる。人は過去と今を紡ぎ直し、また未来へ歩いていく。








にわか読書家@niwakadokushoka2025年11月3日読み終わった@ コモエス今泉買ったばかりだが、読婦の友の紹介が気になり過ぎて合間で読み切った。 私が生まれる前に刊行されたものなのに古さを感じない。 往復書簡で綴られる物語は圧巻。全然ハッピーエンドじゃないけど絶妙に悲しくない後味。

ピーナッツクリーム@pi-08312025年10月7日読み終わった写し鏡のような二人。自己と向き合い、今とこれからに目を向けるのに十年という歳月が必要だった。 美しく感傷的なやり取りで語られているけれど、発端は男の浮気。ちょっと浸りきれなかったな。
ne3ui@o-akubi2024年8月19日読み終わった2024年のベストに挙げた1冊 始まり方がもう好き。亜紀と靖明、2人の書く文章は胸の詰まるような美しさがあり(同じ作家さんが書いてるからそれはそうなのだけど)、限りある期間であったとしてもこの文通を難なくこなす2人はやはりかつて間違いなく愛し合ったのだろうと思った。靖明さんは少しクズ感があり現代で言うメンヘラ製造機のような気が終始したけど、「あなたは魅力的な女性でした」なんて書かれた文章で部外者の私もウッと心を掴まれてしまう。2人が再会したのもきっと、導かれるような運命だったのだろう。


- いだっち@idashu07272005年8月1日読み終わった携帯電話が普及し始めた頃に読みました。「手紙のやり取りが今後ますます減っていくだろう、それゆえにこの作品はきっと名作として伝えられるだろう」と感じていました。

ヨヌ연우@yonuyeonu1900年1月1日買った読み終わった学び!感想読書日記純文学らへんで一番好きなんじゃないかな。錦繍って、本のタイトルまでお洒落だわ。 偶々だけど秋に読んで、手紙のやりとりで読みやすかった。紡いでいくこと。





































































































