アンチ・グッドモーニング
142件の記録
り@ryohei_132026年8月22日読み終わったタイトルや装丁からポップな感じの話かなと思ったら、苦しくて怖い話でした。感想は色々とありますが、一番印象的だったのはフラモレディの飯沢さん。へたり込んだ主人公を支えようとした際に、商品が床に散らばってしまう。体調不良者と天秤にかけることすらなく、自社の商品を「あんなもの」と言える飯沢さんが、この本の中で一番まともに見えました。 すごくいい作品だったと思います。第175回芥川賞の候補作の中で、最初にこの作品を読みましたが、これで受賞じゃないのか。受賞作への期待が高まりました。
みみちぱんくす@ecrivain_22026年8月22日時間がかかったが何とか読み終えた 図太い人が生きやすい日本どうにかならないかな 終盤の上司からの電話、本当にウザかった 代わりに私が取って罵詈雑言浴びさせたかった- Ao@hata5152026年8月18日読み終わった明けない夜は無いという言葉が絶望になる事があるとは。 寝不足で意識が朦朧としているのか、逆に思考が暴走しているのか読んでいるのがどの場面なのか迷子になる様な感覚だった。 働き方改革の世の中、「ポジティブに殺される」がパンチライン。

ききき@matanelemon2026年8月18日読み終わった3ニョロニョロ 読みやすいけどこの人の虚実入り交じる感じはあまり入ってこない 単に悪夢ってことでいいのかな 前回読んだ著作よりは好きだった
CHIHIRO@andc_chihiro2026年8月16日読み終わったホワイト企業に勤め、優しい夫がいるにもかかわらず、不眠症になってしまった女性の話。 「ほら、どこかで聞いたじゃないか。他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」p30-31 「だから対処できないことを考えても仕方がない。ケセラセラ、ピンチはチャンス、自分の機嫌は自分でとる!」p45 現代社会からのウェルビーイングハラスメントとも言うべき「ポジティブ強要」の描写がリアル。 だれでも未消化の過去をケアしていいはず。 だけど、「もっと大変な人はたくさんいる。自分は恵まれているのだから文句は言っちゃいけない」みたいなブレーキをかけてしまう。贅沢な悩みだって自分も他人も思うから、誰にも相談できない。 だれでも理不尽には憤っていいはず。 だけど、「空気を悪くするのはよくない」「そんなこといちいち気にする人は厄介」「自分が損するだけだよ」と、徹底的に自助と適応を求められる。 ご機嫌で従順で無批判な人々の集まりは、誰にとって都合がいいんだろう。 いま力を持っている層にとって、なんだろう。 腹立たしい。 --- テーマにすごく共感。一人称なこともあり、主人公にオーバーラップしながらズンズン読めた。比喩の感覚は自分とは少し違っていて、新鮮だった。
もなか@monak2026年8月11日読み終わった世の中、自分とうまく折り合いをつけたり、上手に生きるためのスキルやハックが溢れすぎてる。いいことでもあるけど、うまく生きることを強要されているみたいでしんどいときもあるよね。 仕事を便利にするツールが増えすぎたせいで、仕事に溺れやすくなったとも思う。責任感のある人はほんと大変… 装丁が好み 鶏が目を引く表紙に、カバー裏は朝っぽい綺麗な水色、栞は鶏のトサカみたいな赤色
- しゃかおに@nokobbe2026年8月3日読み終わった現代社会で眠ることができる人が異常なのでは。 そう思わせる1冊。 私たちは魂を捧げながら睡眠を手に入れてるんだろうね。ありがとう。今夜も小さな死を。

- 虚空@ko_ku2026年8月2日読み終わった序破急のドライブ感のある小説。「社会」に滅多打ちにされ不眠に陥っている女性の話で、読んでいると心がつらくなってくるが、最後には乱暴で唐突な、まさに理想の眠りのようなカタルシスが到来するので読後感が良い。途中から飼わざるを得なくなった鶏も意義深い存在感を発揮している。
- ant-310345@ant-3103452026年7月26日読み終わった夏帆の対極。会社員の観る悪夢として分かりすぎるし最悪すぎる。記入済みの退職届をクラウドに保存しながら働く我に刺さる。 病院もカウンセリングも意味なくてぶちギレてもぎ取ったお休みにしか癒せないものってあるよなと思いつつ。病院は行きましょう。死にたい気持ちは声に出しましょう。日曜日に読むんじゃなかった。多分私は明日も会社に行くけど、行かない未来の選択肢の点滅はそれはそれで苦しい。 だって休職しても人生は続く。復職も転職も自分がするんだ。本を閉じても終わらない自分の人生に戻るしかない。彼女には管理職の夫がいる。友達もいる。友達が欲しいと思う。そういうないものねだりの言説が息苦しい世の中の温度をあげていると思うが止められない。こうやって読んだ本によって励起した心を引きずって通知の波に溺れていくんだな。めっちゃかわいくないひつじ探偵団…か?

okabe@m_okabe2026年7月23日読み終わった睡眠は体と脳を休める為だけでなく、現実逃避にもなる。現実を生きるには、「幾ばくかの疲れと痛みと、それから怒りを携えて」いかなければならない。けれどそれは苦しい。だから酒や薬に頼ったり、時として死を選んだりする。 芥川賞を獲ってほしかった。文壇からこの狂った世界への抗議の意味を込めて。




noripiii@quadspin_norimusubi2026年7月20日読み終わったほんと、文章上手いな…上手くなりすぎて芥川賞取れないんだろうか。心が痛いと思いながら読んでる読者は多そうだし、この小説に出てくる上司を代わりにぶん殴ってあげたい。私はこの主人公と対極側にいて、仕事のときに言うべきことを言えないってほぼないけど、こういう子いるよね…と辛くなってしまった。こうならないようにいい世の中作るからね…って言ってあげたい。 天使と悪魔みたいなのがモチーフになってる雰囲気もあって、ヤクルトレディっぽい営業員さんと研修の適当講師の使い方もすごい好きだな。よく眠れますように!




ぴ@mamamamama2026年7月20日読み終わった今っぽい小説だなって感じた。にわとりの名前にニヤッとした。 眠りや夢に関する描写は凄く上手で眠れないときの底なしな感じとか夢の中の支離滅裂な感じが読んでて伝わってきた。追い込まれていって現実に目が覚めるところなんかは自分だけじゃなかったんだって思った。落ちるような感覚はジャーキングって言うことを初めて知った。飯沢さんが頼もしくて好き。
たむら@tamuraokita2026年7月17日読み終わった独特な面白さがある作品でした。 酩酊しているかのような文章が独特で、押し流されるように一気に読めます。読書体験として心地よいです。芥川賞候補作とのことですが、純文学系をあまり読んだことのない私も面白く読めました。 主人公が寝られないときに、昔の些細な出来事を思い出して怒りを感じているところが印象的でした。私もそういう癖があるので共感出来ましたし、エピソードが具体的で面白いと感じました。 後半は特に文章の力が強くて、ぐいぐい引き込まれて押し流されるような感覚がありました。寝る前に一気読みするのがおすすめです。
みょん太郎@myon_taro2026年7月15日読み始めてから『空芯手帳』の八木詠美さんだと気づいた。 筑摩書房で新刊出るんだって〜たのしみ "不眠"を社会の不条理や仕事の描写は共感なのに ニワトリ、デスゲーム、出冬覚、フラモレディ、委員長…濃ゆい人物に嘘みたいな展開にハァ?となりつつ、時折挟まれるシュールな描写…今回も怒ってて良い。 残業しないでくださいでもプラスで仕事はしてください。社内にいないで外勤してください。社内サブ業務もしてほしいしチェック業務も完璧にかつ時間内にやってください。私はまだまだ受け身を取れるのかな。 感想読みたいなと思いXを覗いたら 村上春樹好きにオススメ!というひとことが飛び込んできて、え?本当に?そうなの?と思っているが、この違和感について語り合う隣人はいません。 なお村上春樹は2回程トライしましたが、描く女性像?表現が合わず、挫折しており、世の高まりに乗れず哀しみを覚えております…。読んでハマるその時かいつか来るでしょう…
杜@mok_q_2026年7月14日読み終わった明日芥川賞の発表あるじゃん!と慌てて読み始めた。先月まで勤めた元弊社を思い出してしまい途中まで胸糞悪かった。ハラスメントではないけどこんな社会って気持ち悪い、ふわっと理不尽的なお仕事小説苦手だからこそ最後まで読まなきゃと思った。最後に世界が加速して読み終える頃には「面白かった…」と心の中で呟いた。猫、付き合ってくれてサンキュー。今日もレンドルミンを飲んで寝ます。





ぽかり@popopocari2026年7月11日読み終わった眠れない時、周りの気配に敏感になる感覚がすごくわかると頷いてしまった 寝返りを打ちながら少しでも冷たい場所を探してしまうこと。静まり返った夜に響く近隣の生活音から、「ああ、もうこんな時間か」と時計を見ずとも察してしまうこと。そして、刻一刻と減っていく睡眠時間に焦れば焦るほど、目が冴えていくこと。 私自身、何度も経験したことのあるあの孤独が助長する感覚が、一つ一つ言語化されていくことに、新鮮さを覚えました 想像しているよりも、色んな気配に敏感になっているみたい 一方で、この物語の絶妙なユーモアに思わず笑ってしまった部分もあります 主人公が「通信料の補助もなく、私用スマホに仕事用アプリを強制するのは違法ではないか」と悶々とする場面 実は私自身、これと全く同じ疑問を抱いたことがありました。思い返せばそれは、大体体調が悪くて心に余裕がないときに湧き上がってくる、完全な八つ当たり 気になるくせに結局は調べもしないまま何年も経ってしまうという怠惰な共通点まで見つけてしまい、私は一気にこの物語の虜になりました


ハヤシKYヘイ@heiheikyo12026年7月10日読み終わったたまのミュージカル観劇が趣味の不眠症な会社員が主人公で、ワシやないかいっ!と思って夢中で読んだ。有給をとって訪れた平日の劇場で、開演少し前に、ついチャットツールを見てしまったがためにあれよあれよと資料送付のタスクが生じて、でも大容量のメール送付ができなくてサーバーにアップロードしようにも社内ルールがそういえば変更になっていたから同僚にチャットでお願いして、と思ったらその同僚から別の頼まれごとをされていたのに気づき既読になった瞬間また別の責任を負うことになって、とさすがにここまでプライベート中に切羽詰まった事態に陥ったことはないけれど、想像にかたくなくて、めちゃくちゃ肝が冷えた。 技術進歩とコンプライアンスの浸透によって、効率化され働きやすくなったとされる現代のスタイリッシュ労働が、いかに嘘ばっかりで、毒づくめなのかを告発する本書の文が痛快である。同時に、そんなトキシックな社会システムの中でさしあたって働き続ける必要のある私としては、深い絶望を一緒に突きつけられているようでもあり、ひぇ〜、もうやめて〜、という気分だった。面白かった。



nekomurice@nekomurice1232026年7月10日読み終わった不眠時の焦燥感、孤独、不安が 巧妙にリアルに綴られていて、 間はちょっと村上春樹っぽくなって、 さぁどう締めくくるんだろと思ったら ラストは爽快感たっぷりの終わり方だった。










かんろ@kanro_nekoyanagi2026年7月9日読み終わった@ 自宅健康のため、ステッパーで運動しながら読了。久しぶりの読書だったが、体を動かしながら読むのが自分には合っていたのか、久々に作品へ没入できた。現実と、慢性的な不眠症による半虚構を行き来する構成には最初こそ戸惑ったものの、次第にその世界観に惹き込まれた。主人公・野上さんのような人は、現実にも少なくないのだろうと思う。とりわけ、不眠による身体感覚の描き方が巧みで印象に残った。
ななり@bluebook_mark2026年7月7日読み終わった意識を手放すという意味では眠る行為は小さな死なのかもしないけれど、そうなってくるとその小さな死によって目覚めている生の時間が支えられていることになる訳で、もっといえば不眠の場合は生の時間を消費して安らかな眠りの為に全力で健康を求めるようになってしまい、生と死、結局どちらのためにこの身体があるのか読んでいて分からなくなってくる。全体が長すぎる点、『不思議の国のアリス』のような夢的な世界観やラストの展開の手堅さが個人的にはややマイナスに働いて、つまらなくはないけれど面白いとまではいかないところに留まった印象でした。

私の個室@yuco702026年7月5日読み終わった面白かった!デビュー作の「空芯手帳」が大好きだったけど、やはり変わらず八木詠美の世界があって、好きだー!と思った。ネタバレになるからあまり書けないが、読後はめちゃ元気出た。芥川賞取って欲しい。そして太宰治賞受賞作で海外でも翻訳されているのに全然知られていない「空芯手帳」と八木詠美がもっと知られてほしい。

はぐらうり@hagurauri-books2026年7月2日読み終わった芥川賞候補。めちゃくちゃ面白い。面白すぎて芥川賞ではないと思うけれど読まれてほしい。 おそらく著者は会社勤め経験が豊富で、継続中なのかもしれない。大企業の社会人としての解像度が高くて、とても苦しい。読むのが辛い前半。 眠れない日々。自分の場合は起きたときの絶望感だったけれど、光のあるラストで良かった。
くらな@3bus_08302026年6月29日読み終わったどの夢も、見ている最中は逃げることができなかった。どう考えてもおかしい状況なのに、それらはおかしいとかんがえる間すら与えることなく、ラップがぴったりと食材の表面を覆うようにあらゆる可能性からわたしを閉ざした。だからわたしは毎回の行き先を知らないままバスに乗り続け、観客の前で立ち尽くし、似ても似つかない両親と鬼まんじゅうを食べた。

高瀬@bakush_no2026年6月28日読み終わった文藝春号で読了。 八木さんはいつか芥川賞獲って欲しいな、と(いつかの古谷田さんと同じく)思ってたけど、今作は狙いすぎかな… 出冬覚の存在が、悪魔の導き手のようなフィクション的な人物として違和感がなく、主人公が過去の取るに足らないトラウマに悩まされているのはいいのだが、終盤の飯沢、ユウキの登場の必要性が分からないし、旦那や上司の方がより不気味だろうという。 休日でもメンションに追いかけられたり、有休とってせっかくメンクリに行こうとしたのに、上司からの電話を車内で受けて怒られたり、怒りとままならなさの描写は好みだった。

noripiii@quadspin_norimusubi2026年6月27日買った@ 今野書店台風の日だというのに、スタバに行って、フヅクエ日記を読んで、マシンピラティス行って、ディーンアンドデルーカでキッシュとデリボウルサラダ買って、雨が本格化する前に西荻窪駅に戻って、今野書店に行って、八木詠美さんのサイン本を買う、完璧すぎて明日一日中ベッドの上で過ごしていいんじゃないかというくらいには調子の良い日なのである。 これから読む。







































































































