その人殺しは全然ムダで損だらけの手間にすぎない 戦争×ミステリーアンソロジー
その人殺しは全然ムダで損だらけの手間にすぎない 戦争×ミステリーアンソロジー
『このミステリーがすごい!』編集部
『このミステリーがすごい!』編集部
宝島社
2026年7月3日
94件の記録
- 夏至@pixied82026年8月31日読み終わったこれは8月に読まねばならないと思って、ギリギリ8月に読み終わって良かった。毎年夏になると昭和戦後を摂取したくなるんだけど、今年は8月はずっと昭和だった。今作はリアルに戦争を経験してる世代の作家のミステリ。特に小松左京の「招集令状」が怖かったな。戦争が嫌だった人が大勢いた一方で戦争を美化して捉える人が戦前はもちろん戦後もそれなりにいたという恐怖。もちろんそう捉えないと自分の正気を保てない人がいたとも思う。 アンソロジーのタイトルが分かりづらくて良くないなと思ったけど、こちらは安吾のエッセイから持ってこられたものだった。全くもって令和に読んでも色褪せない反戦論。ただ、もし侵略されたら、多少の女も男も被害にはあうだろうが、戦争よりはマシの理論って令和においては余計に通じない気はする。 人に無理強いされたとしたって戦争しませんは世界一の憲法。軍備よりも美しい芸術を創ったり、うまいものを食べたり、便利な生活を考案したりして生活を味わうこと。戦争するよりもずっと豊かでいられる。こちらから仕掛けない、仕掛けられても応じない、侵略されても降参する。一時的な不具合はあるにしても結局は戦争しないことが豊かな生活を維持する方法なのだ。

六輪花@rokurinka2026年8月30日読み終わった山川方夫さんの『夏の葬列』が収録されている一冊。『 夏の葬列』は初めて読んだときには怖い話だと思った。少女の死から解放されたと思ったら次の瞬間には二人の人の死を背負って生きていかなくてはならなくなるところが。 山川さんは『他人の夏』が好き。
ハルコ@inu8652026年8月16日読み終わった読了。どの短編も小説として面白いのだけど、読後感はしんどい。半分ほど読み進めたところで、ずーーんと気持ちが重くなり、一度閉じてしまった。 それもこれも、全部戦争が悪いんだ。 あと、アンソロジーって初めて読んだ。未読の作家をお試しできるの、すごくいいな。 以下引用。p254l4 「戦争にも正義があるし、大義名分があるというようなことは大ウソである。戦争とは人を殺すだけのことでしかないのである。その人殺しは全然ムダで損だらけの手間に過ぎない」

- みけ@積読三昧@natsumemike_20252026年8月16日読んでる読み終わった終戦記念日なので読んでた。 変わったタイトルは巻末記載の坂口安吾のエッセイ「もう軍備はいらない」からの引用。安吾はいつも分かりやすくズバリと本質を突いてくれる。「戦争とは人を殺すだけのことでしかないのである。その人殺しは全然ムダで損だらけの手間にすぎない。」 収録作品のなかで初めて読んだ小松左京「召集令状」の主人公の父が恐ろしくも悲しい。「生活が苦しいのは、彼が世にみとめられぬのは、日本がくさっているからだと本気に信じていた」「その平凡な心のせまい男に、あれほどの憎悪を吹きこんだのは誰だ?米英をやっつけねばならぬと思いつめさせたのは……一体誰なのだ?」
- 夏至@pixied82026年8月15日買った読み始めたTwitterで見て、今まさに読みたい題材なので、図書館とかにもあまり入らなそうだし、まんまと買ってしまった。久しぶりにKindleを充電して読み始めた。

- リリースデー@R-D2026年8月8日読み終わった全編面白い。戦争は老若男女取りこぼさず巻き込むため各話それぞれの視点からの憎悪と恐怖と悲しみ、それに思考停止(諦め・現状追従)が詰まっている。特に夢野久作『戦場』・小松左京『召集令状』が好きだった。戦争は最悪



りきに@rikinisushi2026年8月7日読み終わった始めから終わりまで全部の話でくらっちゃった…戦中戦後って大体の流れしか知らないから、ミクロの視点で見ると似たようなことがいっぱいあったんだろうな…と思って…最後の安吾の随筆は高市早苗に煎じて飲んでほしい内容すぎる

りきに@rikinisushi2026年8月5日読んでるまだ1本目の安吾の短編しか読んでないんだけど、こんなことってないよ…とやるせない気持ちになる その人殺しは全然ムダで損だらけの手間にすぎない←本当にこれに尽きる、戦争反対
ひのきち@hinoki_chi2026年8月5日気になる買った読み始めた📖読了 アンゴウ 坂口安吾 戦場 夢野久作 涅槃雪 大坪砂男 夏の葬列 山川方夫 母子像 久世十蘭 召集令状 小松左京 芋虫 江戸川乱歩 山のふところに 仁木悦子 📖未読 もう軍備はいらない 坂口安吾
えり@eringiday2026年8月1日読み終わった面白かった。ミステリが好きなのと、坂口安吾の随筆も載っていたので買ってみたけどテーマが決まっているアンソロとしてよく出来ているし、いまの世相とも(残念ながら)合っているように思う。





































































