井伏鱒二ベスト・エッセイ
12件の記録
ジクロロ@jirowcrew2025年12月16日ちょっと開いた「…「お早うございます」というのは、当時どう云っていたかわかっても、「おやすみなさい」というのは専門家にもわからないそうです。あの時代の辞書も、外国の翻本を買ったですが、俗語辞典を引くときのように、俗語を知っていなくっちゃ意味がないですね。全くわからないものですね。」すると正宗さんはもどかしそうに、 「うん、わかるもんか」と云った。 はじめからもう結論が出ていたらしい。 …… 私が正宗さんから最後に直接きかされたのは、「うん、わかるもんか」という言葉である。だが、この言葉に暗示など持たせようとしているのではない。 (『正宗さんのこと』) 正宗白鳥から井伏鱒二がきいた、のではなく「きかされた」言葉が、「うん、わかるもんか」。 ただそれだけのこと、だけど何か胸に残る。 「だが、この言葉に暗示など持たせようとしているのではない。」 この言葉を「きかされた」からではないか。 全くわからないものだ。 「うん、わかるもんか」 「きかされた」からこそ、胸に残るということか。 この反復が、文学の味わい。


にゃめさま@seiji_s2025年11月17日読み終わったすごく良かった はじめて見た映画の話と青木南八出てくる話と支離滅裂って話がすごく好き 昔の人達の話は人との関わりが濃くて情熱があって面白い あと太宰治とか森鴎外とかわたしの知ってる名前が一緒の時代に生きてる人としてぽんぽん出てくるのが新鮮だった もっと他のエッセイも読んでみたいなー
















