消失
27件の記録
プールに降る雨@amewayamanai2026年2月17日読みたい読んでる読み終わった朝井リョウが薦めていたので。 偏屈なインテリが主人公で仕事とか家族とか身の回りの話を書くことでアメリカ社会の歪みを浮き彫りにする小説って好きなんだよな。 映画の『アメリカン・フィクション』も見たい。
シモン@yansimon071103202026年1月25日読み始めた読み終わった本国アメリカで刊行されたのは2001年。 今読んでも全く違和感がない。 自分が先入観や枠に捉われた見方をしている事に改めて気付く。批評家や受賞歴や世間などの言に流されていはしないか。それは勿論大いに影響を受けている。 文学について専門的に学んでいる訳でもなく、そもそも学なんてない。ただ好きだから読んでいる。純粋に楽しめばいい。とは分かっているが。 作中作はとても真剣に読めるものではなかった。その感覚がブレませんように。 家族についての語りには色なんて感じない。 人種に於いての歴史など知るべきことは多いけれど、そればかりに気を取られていては見えないものも多い。



伊藤裕満@Blow_the_Night2026年1月22日読み終わったストーリー展開も面白くて読みやすく、そしてなかなか考えさせられるテーマ。 すでに亡くなった父、離れた場所に住む母とその近くに住む姉、という環境が自分に近いこともあって、共感ポイントも多めだった。 アイディンティティとは何か、というような問いがあり、「黒人らしさ(またはそういったステレオタイプ)」を押しつけられることと、市場がそれを求め、消費されていく現状が批判的に書かれているが、同時に介護の問題(時間とお金)が目の前につきつけられる主人公の実存が資本主義にからめとられていく。 そして『自己』が『消失』していくという流れ。 最後の場面は、映画『ブラックスワン』のラストが頭に浮かんだ。または、主人公モンクと分裂する別名スタッグの関係は『ファイトクラブ』にも近いのか。 単純な二項対立という理解で終われない、いくらでも深く潜っていけそうな内容だった。



























