なめらかな人

48件の記録
- 澪@mi0_book2025年5月8日読み始めた借りてきた本書のひとつめのエッセイを読んだ次の日に向坂くじらさんのエッセイを読んだらふたりとも毛を剃る話をしていて目がまわる。おもしろいひとは毛を剃りがち、という自論が強化された瞬間であった。
- um@__um__g2025年4月28日読み終わったアーティスト 百瀬文さんのエッセイ。 ご自身の生活、過去、病気、価値観、様々な体験と絡めて描かれていて面白かった。 * 特にゾーニングの話は(私は鑑賞者側だけれど)思い当たる場面があって、頷きながら読んだ。 性的に感じる/不快に感じる、といった受け手によって異なる価値観で鑑賞を線引きされてしまうことは、作品そのものと出会う機会を第三者によって一度間引かれてしまう。勿論、人によって嫌だ不快だと感じることはあるだろうけれど、感じることも鑑賞者の自由であるのでは?と思う。その人のトラウマに繋がること(例えば震災の影響などで津波の映像でパニックになる人が、何も知らずに津波の映像を見たりする)は防ぎたいし、明らかに身体的/精神的に影響が起き得る場合は配慮すべきだと思うけれど。 作品の見せ方にはその展示会や館としての考え方があると思うが、私自身は著者の最後の一文に強く同意する。
- suisou@suisou2025年4月5日読んでるいつもの珈琲屋さんで読む。ある展示会場に置いてあったところをパラパラとし、その足で本屋に行き購入したもののちょろりと読んでそのあと積んでいた本。 半分くらいまで読んでいた気がするのに今開いたらほとんど覚えていなかったのではじめから読む。他者と関わること、身体のこと、植民の歴史のこと、色々と考え込んでしまう。こうして些細なことを拾い上げて立ち止まってもいい、ということに安心を覚える。
- おこめ@ocome_squash2025年3月22日読み終わったやはり自分の人生には降り掛からなそうな体験と感性を丁寧に知れてよかった。 降り掛からないと断言できるわけでもないかもという気持ちを持てるのも面白い。 生から死までテーマが幅広くていい。 また読み返すのか、という観点でこの本を見た時に、特に大事に思う気持ちはないけど手放すのはなんか違う気もするなあみたいな不思議な感覚になる。
- おこめ@ocome_squash2025年3月19日読んでる日常のでもないし小さくもない、自分はもしかしなくてもこのシーンにはぶち当たることはないかも、ということに対して作者が丁寧に違和感を処理していく。 それが私の血肉にできるかどうかは私のこころ次第なのだが、作者のアート作品を見にいってみたいとは思った。
- おこめ@ocome_squash2025年3月19日読んでる見たくないかもと思うような世界に焦点を当てさせる力がすごい。芸術家の書くエッセイってこうなるんだ〜って思う。 筆者にとっての普通と、筆者にとって疑う余地のある話とが、自分の感覚と異なるが体に馴染んできて離れない。
- 炊きたて@sisizadesu2025年1月31日まだ読んでる途中まで読んで少し休憩 タイトルに惹かれ読み始めた。どきどきする。 同時期に金川晋吾さんの展示を観に行き、そのあとふたりが共に暮らしていることを知り、不思議な気持ち。