布団の中から蜂起せよ
66件の記録
積読本を減らしたい@tsundoku-herasu2025年11月10日読み終わったアナーカ・フェミニズムのための断章 週刊金曜日(2022年12月16日号) 西日本新聞(2022年12月17日) 信濃毎日新聞(2023年1月7日) ふぇみん(2023年2月5日) 図書新聞(2023年3月4日)書評欄掲載 ブックガイドはありがたい。 「人生を変えた一冊」の1つとして『天皇制の文化人類学』山口昌男(岩波現代文庫)を挙げてる。
しき@shikishaa2025年11月9日ちょっと開いた映画「ブックスマート」に対する違和感を書いた章があった。私も、SNSで絶賛されていたのでこの映画を見に行って、面白いのは認めるけどそれ以上にモヤモヤした部分があった。高島さんの違和感は私がモヤモヤしたことは別の部分だった。もう一度映画を見て確かめたい。
スターガール@yesor_yes2025年11月5日読み終わった「今といた『革命』は、一見孤独な営みに見える。しかし目的を背負った時点で、同じ目的を背負った誰かの背中を、私は/あなたは預かることになる。内向きの円ではない、外向きの円として、われらは共同戦線を構築できる。生きていることは苦しい。変わらないこの世が憎い。しかし何の力もない。そのようなわれらが、ばらばらに生きて、ばらばらに抗う。この蓄積が、必ず巨大な『終わり目』を生み出す。私はそう信じている。」
えつこま@e2coma2025年10月21日読み終わったあんまり属性で括るの良くないかもだけど、勢いのある若い女性の書き手のものを読みたくて。自分自身が弱い存在だから、自分以外の弱い者たちも救われる社会であってほしいという願い。書きたくて書く、そういう感じが一貫していて、伝わる文章でした。


くりこ@kurikomone2025年9月3日読み終わったポリタスtvに高島鈴さんが出演されてた時に「参政党のカウンターを取っている人が最前線ではない。布団の中で今生きようとしている人、そここそ最前線である」という発言に心を打たれて読み返した。 多様性とか包括とか、生ぬるい言葉で語らず、権力に対する怒りを持ちながら生きのびることそのものが抵抗であるという強い意志に鼓舞された。




くりこ@kurikomone2025年8月31日再読中p.119 蜂起せよと呼びかけるとき、私は全員に対して「立ち上がれ」とは絶対に言いたくない。文字通りに「立ち上がって」何かする必要があるなら、立ち上がれる人が立ち上がればよいのである。立ち上がれない人を無理に立たせるような革命には、私は賛同できない。布団に這いつくばり、顔をじっと伏せて、何も考えたくない、何もしなくてよいと誰かが命じてくれるのを心底望んでいるような苦境にいる人と、私は常にともに在りたい。私自身がそうであるからだ。蜂起するために必要なのは、その命たった一つではないか。われらーあえてわれらと言うーはすでにここに在る以上、存在にけちをつけられる余地はない。それ以上のことは基本的に全てオプションであって、社会から脅迫的に行動を求められるのは本来おかしいことだ。いかに動けなくとも、今そこに社会との摩擦を感じながら存在しているのなら、私はその生存を存分に祝福したいし、続く生存そのものを抵抗として捉える。湿った布団の中で力なく握られたその拳を、私は絶対的な蜂起の印として認めたいのである。






くりこ@kurikomone2025年8月28日まだ読んでる去年読んだが再読 高島鈴さんの文章はいつも怒りに満ちていて良い p.50 戦略的に手を繋げ。必要に応じてその手を掲げ、必要に応じて手を離せ。大事なのは戦略だ。不倫快なにやにや笑いが充満する曖昧な状況に目を凝らし、的確にやつらの弱点を刺すことを考えろ。デイリーヤマザキの前にたむろしてだらだらと社交するようなダルい繋がりに浸るな。誰か一人を大将に据えるな互いに背中を預けて立ち上がり、家父長制に向かって拳を握れ。全てはそこから始まる。 p.98 というか、「共感」!これは自論だが、「共感」で繋がろうとする輪ほど警戒すべきものはない。本当にあなたが抱いている苦しみは、「あの子」と「同じ悩み」だろうか?本来全く異なるはずの他者と同期し合うことで、果たして本当に問題の根本は解決されるだろうか?その輪は結局、自分の意識を変えることができずにいる誰かを阻害する、無批判な自己啓発サークルになってはいないか?カスの権力が生み出したカスのルールが幅を利かせている状況に対して情動で連結した内輪の力で対抗しようとするやり方は、少なくとも私の目には、別の権力の生産にしか映らない。自己一人を、あるいは共感で繋がった幾人かの「あの子」たちを肯定して、そこに先はあるのか?



yt@yt2025年6月17日読み終わった序章から疾走してます。 書き溜まった濃密なエッセイが、次から次へと、これでもかと。 やられます。 あなたは死ななくていいし、悪くないし、間違ってもいない。 読者に繰り返し語られる著者の想いが。 各章末には参考となるブックリスト付きで、また読みたい本が増えるー。 7章の「パーソナル・ヒストリー」だけでも読んで帰ってください。 やられます。










ゆう@suisuiu2025年3月25日気になる「どうせ生まれてしまったんだから、他人のために、少しでもこの世をマシな方向に動かそう。自分のために殺意を使うな。首にかかった手を外して、ゆっくりと社会に向かって拳を握り直そうではないか。いろいろなものに追い詰められて、布団の上に横たわったまま動けずにいる身体は、あなたの意志ひとつで蜂起に参画できる。私はあなたと、そういう戦いをしたいのである」


























































