私の女の実

123件の記録
Ayako@aya_rb2026年8月24日まだ読んでる『ある日彼は』を読んだ。 こういう主人公だとこうなるかな、というような展開にならないのがハン・ガン。 余韻がまだ残っている。彼がどんな家庭に生まれてどうして都会に出てきたのか、どんな思いを持って生きてきたのかを思ってしまう。そしてこれからどう生きていくのか。



itshin@it_shine2026年8月24日読み終わった“傘をさしていないハン・ガンは今日もまた誰かの傍で共に雨に濡れている”という帯文が示唆的。 ハン・ガンは傷を描いている。心の傷を。傷つきについて、自覚的であるかどうかは別にして、傷のない人なんてこの世界のどこにもおらず、大袈裟だったり、恢復しなかったり、いろんな傷があると思うが、そういう傷ついた人々のことを書いている。それが、必ずしも救いがあるというわけでも、ないというわけでもない。いたたまれない気持ちになるわけでもない。こういうことがある、あるいはあるかもしれない、あるいはあった、ということ。その傷から出てくるなにかを私はこの本で受け取ったと思う。文学って素晴らしいなと思う。続刊も楽しみ。 ”白く笑う”という表現が印象的で、韓国語に特有の表現なのか、ハン・ガンに特有なのかはわからないけれど、おぉと思った。





うにか@unica8062026年8月23日読み終わった短編集苦手ということもあり他の長編より読み応えを感じられなかった。 でも独特の息苦しさや鋭い目線があって、この作家ならではという感じ。 『菜食主義者』など他作品に通じるモチーフが発見できて面白い。
Ayako@aya_rb2026年8月18日まだ読んでる短編集韓国文学@ 喫茶 余白『赤ちゃん仏』を読んだ。 互いの傲慢さ、他者に対する貪欲さを描いていて、その容赦のなさになんだかとても惹かれてしまった。自分の心の中に同じものがあって、それに触れる痛みを感じつつ、それを露わにされることで、同じものが他者の中にもあることを知る安堵。 余白はほんと、良いお店(初めての時は少々面食らいました)。 かつてわたしが暮らしていた頃にあったらな、と思うけど、もう今は暮らしていない街、というセンチメンタルを感じながら訪れて時間を過ごすのが、これまた読書のスパイスになる。






Ayako@aya_rb2026年8月16日まだ読んでる短編集『日暮れどきに犬たちはどんな気持ちだろう』を読んだ。 子どもが主人公だと、ついこの後この子はどうなっていくんだろう、と考えてしまう。大人の都合に振り回されることの悲しさ。その大人もまた、悲しい子どもだったんだろうな、とか。




K@readskei2026年8月12日読み終わったハン・ガンの主として未邦訳の作品を抱きしめるように吹き寄せた短篇集。 「書くことは息をするための通気口だった」と彼女は言うが、彼女の作品こそ通気口。溺れる者がつかみうる強靭な藁。




kiyu@soudensen2026年8月12日読み終わった父親が指を突っ込んだのどがずきずきと痛みだす。けれども不思議と、父親のことが憎いと思えない。その代わり、父親が声を上げて泣いていたことを思い出すと胸が冷えて、痛い。知らなかったそういう痛さが、子供の足をしきりに引きずらせる。p.98
かもめ通信@kamome2026年8月10日読み終わったノーベル文学賞作家ハン・ガンの小説を初期作品から新作に至るまで斎藤真理子氏の個人訳で収録する《ハン・ガン コレクション》の第一巻。この読み応え…またとんでもないものに手を出してしまったかも。





栗かのこ@peace-05302026年8月9日読み終わったハン・ガン初期の短編集。人々の孤独と痛みを静かに、深く見つめた作品群で、時に胸が掻きむしられるほどに苦しい。とろりと濃い闇の中、喉がつまるような寂しさが全編に流れている。それでも、そこにはただ絶望し、倒れるだけではない人の命のきらめきがある。切ないほどに脈打つ心臓、傷つきもがきながら飛び立とうとする鳥たちのような、生命への希求。今後もシリーズが刊行されるということなので楽しみに待つ。

きなこ@kinako20252026年8月5日読み終わった考えさせられる韓国文学圧巻というべきか。ハン・ガンの初期の作品がずらりと並ぶ目次に、むしゃぶりつくようにページをめくる。 『私の女の実』は『ひきこもり図書館』で、『白い花』は『文芸ブルータス』に収録されていたのを読んでいたのだが、改めて単行本で読むと、また違った印象を受ける。 『赤ちゃん仏』、『赤い花の中で』が特に心に残った。 『赤ちゃん仏』に出てくる、主人公を“夢の中で脅かす「赤ちゃん仏」は、自らの偽善を知って嘲笑するもう一人の自分だろうか。”と訳者あとがきで斎藤真理子さんが解説しているが、私はそれと同時に主人公の夫も表しているのではないかと思った。自分の体の傷跡を理解して包み込んでくれるから聖母のような生き方を主人公に求め続けた夫の、赤ん坊の駄々にも似た感情。女を一人の人格を持った人間だということを忘れたかのように、妻である主人公に全て受け入れてもらおうとし、叶わないとわかると、別の女に聖母を期待する。 『赤い花の中で』も男兄弟の苛立ちが暴力となって唯一の女性である妹へ向かう。そして幼い弟の死から尼寺へと向かう主人公。 「九つの物語』が斎藤真理子さんも言っているように散文詩のような断章群で、それぞれの文章をかみしめながら読んだ。 解説を作家の桜庭一樹さんが書いているのだが、その中で韓国の作家 申栄福の言葉を紹介している。 「助けるというのは傘を差し掛けてあげることではなく、共に雨に打たれながら共に歩いてゆく共感と連帯の確認であると考えられます」 ハン・ガンの小説はまさにこういう行為なのだと。 このフレーズ、聞いたことがあると思ったのは、最近はまってみていた韓国ドラマ『素晴らしき新世界』で出てきたものだった。ヒロインの祖母が、ヒロインの恋人にいうセリフがこれ。 韓国は歴史的に武よりも文のほうが圧倒的に地位が上といわれる意味がよく分かる。文学が愛される国が羨ましい。 このハン・ガン・コレクションは未邦訳作品と新作を収録する予定だとか。楽しみが止まらない。


かもめ通信@kamome2026年7月30日読んでる表題作「私の女の実」は以前『ひきこもり図書館』で読んだことがあったのだが、あの時とはちょっと違った印象を受けた。あのときは「ひきこもる」女の心情が気になったが、今回は男の目線がより気になる。




1129_ymoi@1129_ymoi2026年7月19日読み終わったどの短篇も素晴らしく良くて、これが二冊目の短篇集というのは恐ろしい。 何度も書くけれど、詩であり、映画であるという素敵な小説たち。
mikechatoran@mikechatoran2026年7月18日読み終わった海外文学ハン・ガンが25〜30歳だった頃(1995〜2000年ごろ)の初期の作品を集めた短編集。この頃からすでに一貫して、変化していく社会の周縁や底辺で生きる傷ついた人たちを、彼・彼女らに寄り添い丹念に書いてきたのだなと思うとともに、その筆力にあらためて驚く。モノトーンに思われる景色の中で、赤や白がくっきりと浮かび上がってくる。特に印象的だったのは「ある日彼は」と「赤い花の中で」/ 『ハン・ガン コレクション』はあと4冊刊行されるようだ。ハン・ガンの全体像がつかめるようになるかもしれない。とても楽しみ









1129_ymoi@1129_ymoi2026年7月16日読んでる「ある日彼は」を読み終え、「赤い花の中で」を読んでいる。 「ある日彼は」 すごい話だったなぁと思うし、これはやっぱり映画だと思った。詩であり映画でもある。すごい小説を書いている。
mikechatoran@mikechatoran2026年7月16日読んでるハン・ガン『私の女の実』読んでるけど(「赤ちゃん仏」まで)、あらためてハン・ガンすごいな(語彙w) これが20代後半から30代にかけての作品とはなあ..




1129_ymoi@1129_ymoi2026年7月15日読んでる「ある日彼は」を読んでいるけれど、「レンギョウ」がすぐ後に「れんぎょう」となったり、「ノさん」が「盧さん」となったり、意図的なのかわからず、結構気になってしまう。
月と星@moon_star2026年6月30日読み終わった短編集 続けて読みたくても、余韻が残って読めなかった。どれも悲しかったり、寂しかったり。 「赤い花の中で」の人称をどう理解したらよかったのだろう。



1129_ymoi@1129_ymoi2026年6月27日読んでる「日暮れどきに犬たちはどんな気持ちだろう」 今日、集中力がないのもあるけど、なんだか一気に読んでしまうのは勿体無い。繊細さと、もの悲しさ。 登場人物たちの気持ち、言葉にしたりできなかったりすることの奥行きに、ゆっくりと歩いていきたくなる。
Ryu@dododokado2026年6月26日読んでる「その女性から電話があった二月に私に起きた最大の変化は、尖ったものに対する感覚が異常に敏感になったことだった。例えばベニヤ板のドアに写真のポストカードを貼った後、カードだけをはがして画鋲は抜かず、そのままにしておいたことがあったのだが、ある朝ふっとそれを見たとき不意に、画鋲を刺された木の痛みを感じた。実際に後頭部の一か所の皮膚が痛かった。リンゴのへたをくり抜こうとして、果物ナイフの先がどれほど尖っているかを思って身震いしたこともあったし、先が折れたラジオのアンテナを見ると目が痛んだ。」(135)
1129_ymoi@1129_ymoi2026年6月26日読み始めた流石に読もう〜。と思い短篇集を。 表題作「私の女の実」はたぶんどこかで読んだはず。 最後の方の印象が強くて、そもそもの話は忘れていた。 「日暮れどきに犬たちはどんな気持ちだろう」という可愛いタイトル、気になる。




















































































































