資本主義の敵
60件の記録
えつこま@e2coma2026年4月6日ちょっと開いた詳しいことは知らずに、タイトルが気になり(最近脱資本主義系の本をちょいちょい読んでいるため)、借りてみた。これまであまり触れて来なかった韓国文学。 読み始めて、自分があまりに韓国の現代史を知らぬことを悟り、調べてみたらいろいろと衝撃だった。無知すぎた。日本は1945年の終戦を境目に、国のあり方が様変わりしたけれど、韓国はむしろそこからが政治的な本番だったんだな。 20年前に、徴兵経験があるであろう同世代の韓国人青年から、日本の戦争責任を問われて返答に困ったことを思い出す。彼らはまだ終わってない続いているんだなと。 そんな数少ない経験と知識を引っ張り出していくつかの作品を読んでみておる。なかなかひとことで感想いうの難しい短編集だなぁ〜。
ツミタ@simultan2026年3月22日感想タイトルが良いと思った。 資本主義の敵。 思わずギョッとしてしまうような、物々しい響きだけど、中身はそんなことなくて、思想バリバリって感じではなかった。 いや、まぁ、政治的ではあるんだけど、肩肘張ってない、フランクな文章で、むしろ、政治や経済の仰々しい感じを蹴飛ばすような、そんな作品だった。 そういう意味で、タイトルの重々しさと中身の軽妙さは、"フリ"と"オチ"が効いてて、ニヤリとさせられた。 初めてこのタイトルを目にしたときには「売れないだろうなぁ」なんて思ってしまったんだけど、それで良いというか、「わざわざ売れ線狙いにいきませんけど」っていう態度表明なのかもしれない。 この売れ行きに媚びない感じ、商業主義へのユルい非服従こそ、真の「資本主義の敵」なのかも。 表題作以外の作品も面白かった。 色々なテーマを、色々な語り口で物語っていて、作者の表現力の幅広さを感じた。 チョン・ジアいいね。
💛@okiotashikani2026年2月16日再読中「明瞭で爽快に生き、思想のためなら命など明瞭で爽快に捨てようと思った。だが彼女は生き残り、やがて山での研ぎ澄まされた感覚は、熱で溶けた飴のようにどろどろになった。」 p73 『黒い部屋』より





💛@okiotashikani2026年2月14日再読中「また書いたの? そんなに書きまくったりして どうしても書きたいんだったら、自分のために書けば?書いて捨てなさいよ」 表題作より、ヒョンナムの言葉。 そんなに出版しまくったりして。そんなに書きまくったりして。そんなに読みまくったりして。そんなに買いまくったりして。そんなに聴きまくったりして。





💛@okiotashikani2026年1月21日読み始めた話題の短編集。表題作を読んだ。 自分の過ごし方が肯定されたような気がした。そんな生き方で良いのだと。 >唯一の趣味である読書は、図書館に行けば思う存分できる。 ヒョンナムがどんな本を読んでいるのか気になる。







hina@hina13f2025年12月8日読み終わった資本主義に抗する生き方はひとつではない。 この作品は、オルタナティブ(もうひとつの、あるいは多様な生き方)を例示する。 先入観を排して見れば、たくさんの生き方を「そういうものだ」と肯定できる。ひとは他者とのつながりの中で生きている。









swimmy9@allmilkchai2025年10月26日かつて読んだ心に残る一節「せめて生まれながらのピンク色の足だけでも持って逝きたかった。べつに欲望でも何でもない。ただ本来の自分に戻りたいという素朴極まりない望みだった。」

ジクロロ@jirowcrew2025年10月20日読み終わった「ひとことで言うと、死ぬほどやりたいことも、死んでもやりたくないことも、彼女にはないのだ。長く生きているとわかる。何かを死ぬほどやりたいというのは、それ以外のことは死んでもやりたくないという意味でもある。皮肉にもまさにこの点が、世の中と少しも関わりたくない彼女をどうにか世の中に留まらせたのだ。」 結局のところ、死ぬということは、生きている人間の頭の中にしかない。 それに比べて欲望は、頭の中には一切ない。 自殺とは、頭の外にある欲望のひとつであるということ。 生きている限り、考えないかぎり、死にやしない。






















































