ハンチバック

72件の記録
- 読んでみ太郎@Bukkbukk42025年5月1日読み終わった短い本で速攻読み終わった。 障がい者視点の話が赤裸々に歯に衣着せぬ物言いで書かれているが、読解力の無い自分には後半よくわからなかった。 だれかの解説が欲しい。
- ありむら@arimuuu02112025年3月21日読み終わった「私の身体は生きるために壊れてきた」 障がい者として、蔑まれることに敏感である一方、語り手は他の人間を下に見たくて仕方ない自分に気づいていないような、そんなことを思いながら読む。 衝撃以上に、個人的には嫌悪感の強い作品で、それがこの本の力であるように思う。良くも悪くも、人の印象に残る作品が書けるのは凄い。
- しをに@remnkkswn603062025年3月17日読み終わった追記。「邪悪でいてほしかった」の対として「徹底的に馬鹿にして蔑める相手であって欲しかった」があった気がして、じゃあ、そうじゃなくなったのは憐れみゆえか、というと、それだけかなぁとか、いやそもそも憐れみってのも解体していくと色んな感情の合わせ技ではあるからなぁとか、そんなことを考えているところ。慄いて、怯んだんじゃないの、とか。それを、あの嬲り合いの一騎打ちのような場で、何かの意味に置き換えようとするのは、流石に読む側のご都合が過ぎるかなぁとか。
- しをに@remnkkswn603062025年3月16日読み始めた読み終わった紙の本を憎む、というフレーズが鮮烈に残る一方で、これ憎しみの話ではないよなぁと思ったりした。涅槃。凪にすら見える場所。憎しみという育ちゆく何かというよりは、一度どこかに到達した上での何か。摩擦を求めるということ。「死にかけてまでやることかよ」という、あの温度について考える。見下し合うような否定し合うようなあの場で、それでもなぜかこの小説中では彼だけが血肉を持つ息づいた人間にも見えた。だからそれが摩擦なのか、いやほんな良いもの(良いものかな?)でもないのか。その距離は本当に憐れみだけなのか、到達できない場所が涅槃なのか。 最後のくだりは好みが分かれそうだなと思ったし、私は無い方が好きだった気がするけど、ある方がらしい気もした。装丁の色味が好きだ。
- 離乳食@munimuni2025年3月14日かつて読んだ健常者になりたい、という本質を問うた作品だと思う。主人公の出産は無理でも中絶したい、そこまででいいから追いつきたい、みたいな欲望を持っていることを歪んでると一蹴できない。なぜだろう、と考える。答えは出ない。ただ言えることは、この小説は読者に考えさせることができる力を持っているということ。現代にある「障害者問題」や「福祉的ジレンマ」への取り掛かりになれる。ついでに私はとにかく「紙の本が好き」と無闇矢鱈に言うのはやめようと自戒。
- インテルメッツォとカプリチオ@kaoriiiyama12032025年3月10日強烈。文壇に市川沙央が爆誕したことを祝いたい。ちなみに市川さんが同時並行で書いたという論文が読みたいのですが、早稲田の図書館行けば読めるのかな?
- bitter100%@bitter1002025年3月8日かつて読んだ英国の国際ブッカー賞、ロングリストに選出されている。ショートリスト発表は4月8日、受賞作発表は5月20日とchat GPTが言ってるけど本当かな。受賞を心から願っている。
- 土直生日月@haveakiller2025年3月7日かつて読んだ心に残る一節小説文学読みたい日本文学「世間の人々は顔を背けて言う。「私なら耐えられない。私なら死を選ぶ」と。だがそれは間違っている。隣人の彼女のように生きること。私はそこにこそ人間の尊厳があると思う。本当の涅槃がそこにある。」
- babu@nantoiukotodeshow2025年2月4日読み終わった※ネタバレ ※殴り書き感想文 宗教みが強かった。 結論から言うと読者としての深みが足りず、全体像がずっとボヤけている感じ。 最後のは聖書の引用なのかな? 中絶することで抗いたかったのか…? いや〜、重い、重いし分からん。 大事な事が書いてあるのは分かる、でも分からん。掴めない。 圧倒的に知識が足りないと実感した。 物語全体のことを考えると分から〜ん!が先行するけど、主人公のもがきみたいなものは想像した事もないことで、紙の本のくだりはハッとさせられたな〜。 単純に、その場に立たないと見えない世界があると言うこと、見えていると事が日常に薄まりすぎてそれすらも認識出来ていないことすらあるよな…とは思った。 2時間もかからず読める薄さなのに、 この心に残る重さはなんなんだ…。 考えてもみない、見えていなかった角度からパンチ喰らったような読後感だ〜、うわ〜。 この本を読んで初めて知った事がたくさんあった。分からなくてたくさん言葉を調べながら読んだ。 正直なところ「この本は素晴らしい!」とか「何言ってるか分からん!何だこの本!」とも言えない気持ち。 星何個、とか評価つけれない。 こんな気持ちになったの初めてだな、文字の力すごい。
- I.@spring_3172025年1月19日読み終わった等身大というよりは、きっと自己認知がすごく強くて、障害者をどう見られてるかやバリアフリーと掲げられてる物への皮肉的なものも含めて描いてるのかなって感じた ラストは難しかったけど、きっと美しくは終わらせずそれぞれの解釈に委ねてくれたのかな 個人的にいちばん自分の気持ちに寄り添ってくれた感じがするのがこれだったな https://t.co/URkJL8pWQc
- 大皿@zarabon2024年6月30日読み終わった中絶する権利について書いてあるとこ、かなり衝撃的だったし、なに衝撃受けてんだとも思った。全部当たり前のことしか書かれてないのに、衝撃受けてるの情けなかった。私って障がい者のこと何にも考えずに生きてきたんだなって。