養生する言葉
130件の記録
くりこ@kurikomone2026年5月24日読み終わった読み終わった。『物語とトラウマ』同様、岩川さんが、孤独を抱えながら本とともに歩み、自分自身を再生してく様子が見えてとても励まされた。やっぱり「孤独」の中で紡ぎ出される物語はとても心を打つ。岩川さんが血肉にした言葉を受け取って命のバトンを受け継いでるような読書体験だった。 特に13章 看護について学ぶ のスピリチュアルペイン、スピリチュアルケアとはなにか、は、パートナーが自死したことを書いた『遺されたものたちへ』を読んだところだったから、死の淵にある人に対するケアを更に考える切っ掛けをくれた。 p.228 この社会の設計がマジョリティに合わせて作られている以上何かを考えたり養生する言葉すら、マイノリティである私は作り直していかなければならない。・・・ そのままでは使えなかったら、これまでに出会った様々なものをアレンジしたり、DIYして自分用の形にして養生する言葉を作ってほしい。
くりこ@kurikomone2026年5月20日ちゅうばん「暴力に抵抗することは養生である」 パレスチナでは生を可能にする大部分が、破壊されてることを受けて、養生は社会的なものであるとの指摘にハッとした。 セルフケアが流行っているけど、セルフケア(養生)できるのも特権的な行為だし、養生するには、事前にたくさんの支えが必要。 p.130 養生という言葉はその生が将来にわたって続くということを前提としている。生が続くということは、その生を支えるさまざまな社会的な仕組みや制度が機能しているということである。そのような生の前提条件の部分が破壊されようとしているとき、不当な力に抵抗すること、不服従であること、連帯すること、平和を求めるといった行動は生を養うことそのものといえるのではないか



阿部義彦@xtc1961ymo2026年4月18日読み終わったこの本は少し前に読んだ、東京谷中の雑貨と本の店「gururi」の店主の書いた本で、重点的に推していて、じわじわと売れている本として、出ていたので心の隅にとめていた本です。大きい本屋では無く、たまたまマイ本屋で見つけました。大きく言うと心のケアに関する本でご両人とも大きな声では言えないトラウマを抱えています。こちらの著者の岩川ありささんは、12歳で性被害に会い、その後トランスジェンダーとして、改名までしました。能町みね子さんと同じなのかなと想像はしましたが、ありささんは、その後も心理療法を受けたり、摂食障害になったりかなり厳しい人生を歩んでます。この本の書き出しが『私はいつも死にたかった。』でした。そんな中で文学や漫画に救いを求め、文芸誌群像に連載したのがこの本の元となりました。大江健三郎、ハン・ガン、津村記久子等、私的には漫画『バーナード嬢曰く』についてが大好きな漫画だったので凄く響きました。トラウマ、フェミニズム、看護、広く養生に関するヒントがいっぱい詰まっています。






こばこ@chek_honda2026年2月8日読み終わった自分の弱い部分、変えられない過去を否定せずに生き延びていくにはどうしたらよいのか、ということが岩川さんご自身の経験、読んだ本や漫画を通してかなり具体的に書かれている。 人間はそんなに強くない、でも弱いままで生きることの強さ。 このような文言を幾度となく読みながらも、自分の中でどこか懐疑的な考えがあったけれど、この本を読むとこういうことなのか、このような生き方をしている方がいるんだ、という姿を見せていただいた気分。 若い頃の自分であったらこの本を理解できなかったと思う。 でも今ならすらすらと、水を飲むように読み込んでいける。 自分とは異なるあらゆる立場のひとが養生を必要とするときに、この本のようにそれぞれにあう本がありますように。 こんなんなんぼあってもいいですからね!という本でした。







m@kyri2025年7月15日読み終わった看護と文学のチャプターがよかった 正直、わたしは絶対に傷つけられる側より傷つける側の人間だと思うのでこの本で語られていることをすべて受け止めるのには後ろめたさがある 岩川先生の個人的な記述になにをどう思っていいのかわからないことがたくさんあった でも、わたしがなにをどう思っていいかわからないのは関係なくて、岩川先生が自分の体験をこうして読まれる形で開示してくれたことにはただ頭が下がるのだった 正直わたしにはnot for meだったと思うけど、この本によって養生される人はたくさんいるはず

🪁@empowered_tako2025年5月23日@ カフェ定食の前後で「4 人生の手引き書をつくる」を少しだけ読んでる。手触りのいいアダルトチャイルドのためのワークテキスト、A6判の仕事用ノート、さらに小型な自分のためのリングノート……。お守りのような小冊子に関心がある。 いまは頭がぼやぼやしていてしっかりと読める状態ではないけれど、ぼやぼやしたまま眺めてる。後半の人生の手引書の話もかなり良さそうで、何か自分のための手引書、ハンドブックについても考えてみたくなっている。
🪁@empowered_tako2025年5月22日読んでる借りた@ 電車行き帰りの電車でほんの少しだけ読んだ。傷の状況をあらわす言葉としては意外な「こんもり」。学術的な裏付けのある言葉もそれはそれでかなり大事だけど、独自の語彙は新しい視点を与えてくれてこちらも大事……。

okabe@m_okabe2025年4月21日読み終わった文学者、トランスジェンダー当事者、性暴力サバイバーとして、著者は「ちょこんとかたわらに置いて、ヒントになるような養生する言葉」を探し続けている。 著者の抱えた傷、社会に対する思い、優しさが伝わってきて、色々なことを考えさせられた。この本をずっと、ちょこんとかたわらに置いておきたい。




もちこ@mochiko247242025年3月12日読み終わったとても読むのに時間がかかってしまったけれど、読みきれて良かった。 ナイチンゲールの看護師としての心得、がん看護専門看護師の田村恵子さんの言葉が、特に胸に沁みた。 他者と接するように、自分に優しくすること。 自分の過ごしやすい環境を整えること。 言葉にすると簡単だけど、実践するとなると難しい。どうしても自分のことは後回しにして、家族のことを優先しがち。 でも、もうちょっと自分に優しくしてもいいかな、と思えた。



𝚗𝚊𝚝@sapphicalien2025年3月8日感想前著『物語とトラウマ クィア・フェミニズム批評の可能性』が「生存の書(サバイバル・ブック)」として批評の型で傷ついたひとびとを勇気づけたのに対して、『養生する言葉』はみずからの傷口を痛々しく晒し、時間をかけてどもったり言い直したりしながらトラウマと向き合うきわめて個人的な書である――しかしその個人性こそが読者によって「自分ごと」として読みひろげられることによって普遍性を得る。トラウマ的な経験を何度も思い返し、こうして他人の読める場所に書き置いておくことができるようになるまでに著者が生きた時間の重さが、テクスト全体に流れている。わたしはまだこうやって語ることはできない、と思った。だからこそ痛みを抱えながらも語る岩川先生の姿を、自分の将来的な展望に見立ててしまった。


ヒナタ@hinata6251412025年3月5日読み終わったここ最近で読んで一番良かった本。何度も読み返すと思う。こういう文章が読みたかったというのが詰まってる。パーソナルな記憶や思いが、文学とどう響き合うか、深い思索が他者や社会を見つめていく。

JUMPEI AMANO@Amanong22025年3月1日読み終わった@ 小石川植物園近所の植物園にて。3の「傷について語る言葉」、8の反語に抗う疑問文そして引用の話、14の「死」についての話が特に印象に残った。








































































































