日本人は恵まれている。だけど、その自由だって、自由に思わされているだけかもしれない。恵まれていると思いつつも、台湾の勝ち取ってきたこと、日本の歴史、日本の勝ち取ってきたことを思わずにはいられない。こうでしかなかった。こうあって当たり前だった。そして、未来は、どうなるのかなんてわからないし、それを作っていくのは、支持していくのは、変えていくのは、他ならぬ自分たちだ。日本の報道の自由度の低さを思う。なんでこんなことになっているのだろうということが実際に起こるのかもしれない。だけど、それは自分よりも上の人たちのせいだ、なんて考えずに、自分だってその一端を背負っているのだと肝に銘じる。この、世界に生きているのだから。

おばあちゃんの言葉がどれも良かった。ヤンヤンもカッとなって怒ってしまったけど、ちゃんと謝れて若いのに偉いな。若さゆえの葛藤、選挙投票率70%の訳が分かった気がする2巻だった。巻末の歴史についての文章が毎回勉強になる。

気になった言葉や本。 p79.童女之舞 とか、登場する本も読んでみたくなる。 p276.自由は空気のようなもので、息が詰まってから、初めてその存在に気づくのです。

reader store電子書籍で購入。 台湾の歴史は全く知らなかったのでＪが勧めている映画も観てみようと思った。

大量買い15/16 楽しみ楽しみ。帯文は江口寿史さん。

鄭南榕、そして同性婚をめぐる国民投票のくだり、良かった...。次巻への引きも...

同性婚ってなぜダメなんですかね？ 勝手にさそせてあげてくれ。最近は異性同士でも結婚をしない、子どもをつくらないって人も増えているのに、子孫繁栄や少子化対策なら子どもをつくったり、育てる家庭にもっと支援をやってくれ。子どもが国なのだから。 人間てわからないですね。