海をあげる

海をあげる
海をあげる
上間陽子
筑摩書房
2020年10月29日
135件の記録
  • 調査記録みたいな感じなのかな~と思ってしばらく読むのを躊躇っていたんだが、いざ読んでみるとエッセイに近い書き方で、沖縄を知るために読む最初の本としては入りやすい本だった。 上間陽子さんの著書は『裸足で逃げる』ぶりに読む。あの時は中高生で、どちらかというと性被害を受けた女の子たちの暮らしぶりや困難さについて調べたく読んでいたが、『海をあげる』は沖縄について知りたくて手にとった。 『海をあげる』は沖縄の女性の性被害や若年出産についても書かれているが、今回印象に残ったのは男性が主軸の話だった。 自分の彼女に援交させて金を稼いでいた沖縄出身の東京のホスト。沖縄の基地問題に抗議し、県庁前で1週間ほどハンストをした人。 米軍兵士の性暴力が絶えないせいか、沖縄は女性と絡めて語られる印象が強かったのだが、では沖縄の「男性」はどう思っているのか。 その部分について自分も自分から知ろうとしていなかったので、雑駁とした「男性」という括りではない、個人の単位で困難を抱えている「男性」の人生について書かれていたのには驚いたし、貴重な意見だなと思った。 オスプレイが飛んでは墜落する沖縄では住人たちが常に危険に晒されている。 いつやってくるかも分からない騒音はストレスになるし、小学校のグラウンドに突然落ちてくる恐怖もある。 性暴力は絶えず続き、家庭不和から逃れようとする子どもたちがいても、現状に対応でにる十分な社会システムや費用、要は社会的認知度が不足していて、子どもたちは売春や違法行為で金を稼いで生きるしかない。 危険と不安定が、常に付き纏う。 映画の「フェンス」でも言われてたことだけど、沖縄は日本の話なんだよな。 沖縄に住んでいないからって外国みたいな話にしてるんだろうな。それは自分もそう。 「自分たちの話」であるという自覚から始めていかなくちゃならないんだな。と思った。 ほんとうは他人の話でも、ある程度当事者意識を持てるのが理想的なんだが。
  • いちこ
    いちこ
    @ichinics
    2026年7月15日
    私たちが沖縄を知らなさすぎることについて改めて痛感する
  • mossan
    mossan
    @mossan
    2026年7月11日
  • たびたび
    たびたび
    @tabitabi
    2026年6月29日
    沖縄慰霊の日に読み始めた。 私も海をもらった。
  • あゆみ
    @aymyyyyne
    2026年6月24日
  • ちくわ
    ちくわ
    @stuntman-kent
    2026年6月19日
    辺野古の抗議船転覆事件に怒っている。立場の弱い人が平穏を取り戻すための抗議活動がなんで誰かを不幸にしてしまうのか。基地の騒音に困っている人達の顔に泥を塗るような行為だし、人殺し以外のなにものでもない。 一方で抗議活動を冷笑する人間にはもっと怒っている。ひろゆきの辺野古で座り込みをして抗議する人達を嘲笑うあの様子、今思い出しても虫唾が走る。切実に困っている人達が何にも事情を知らない人から嘲笑われるとか地獄過ぎるでしょ。 そんな地獄みたいな世の中で、著者の困っている人達の声を聞いてまわる活動に頭が下がる思いをした。自身も傷つきながら誰かを救っていくの、そう簡単にできるもんじゃない。 著者が味わった地獄、話を聞いてきた女性達の苦しみを読者に投げかける最後の一文にズシンとくるものを感じ、涼しいヴィドフランスでコーヒーを飲みながら本書を読んでいた自分は、これまでの抗議船やひろゆきにプンスカ怒っているだけの自分を恥じました。
  • 柔らかくてやさしい言葉だけど、力強くて、確かな怒りが含まれていた。いや、含まれていたどころではないかもしれない。文章全体で、怒っていた。守られない子ども、消費される子ども、沖縄のこと、沖縄に押し付けっぱなしにしている米軍基地のこと。家の近くに基地があるということを私たちは何も理解していない。どんな騒音が発生して、そこでも子どもを育てないといけない、そこで暮らす人々のこと。そして性被害のこと。そんな場所が自分たちの近くに建てられる可能性がもし浮上したら必死で抵抗するだろう。けれど沖縄という、自分からは離れた場所ならどうだ。私たちは呆れるほど無頓着だ。「海が赤く濁る」ということがどういう意味なのかわかった瞬間に、沖縄に押し付けているこの問題の罪深さを思い知った。人の痛みを知るってこんなに苦しいのか。いや、私はまだ何も知らないんだと思う。これを読んで少し知った気になっている私自身にも腹が立つ。沖縄のことだけではなく、すべての子ども達が守られるべき存在であるということも、蔑ろにしてはいけない。 「この海をひとりで抱えることはもうできない。だからあなたに、海をあげる。」(p241)
  • 自分の子をあけすけに、隠さず書く人だ、と思った、 知らないことは、知らないといえたらいいな、とも思った。 あれもこれも、他人事ではなく 自分ごととして考えられるように
  • かくり
    かくり
    @kakuri000
    2026年6月13日
    "私は静かな部屋でこれを読んでいるあなたにあげる。私は電車でこれを読んでいるあなたにあげる。私は川のほとりでこれを読んでいるあなたにあげる。  この海をひとりで抱えることはもうできない。だからあなたに、海をあげる。"(p.241) 夫に不倫された話から始まり、嫌いだった祖母の話。 沖縄と戦争。米軍基地の抗議デモ関係の話。 沖縄の風俗業界で働いている『性暴力被害者』の女性たちの調査取材、性教育の話。 再び祖母の話。 米軍基地と海。日本と沖縄。 エッセイ本だけど、『生活』と『社会政治』は同居していると実感する。 生活は 社会 の中に存在しているし、社会に存在する深刻な問題は「社会問題」であり、全ては繋がっている。
  • 海をあげる 中学の頃、沖縄に過去一度行った事があり、その時は「凄く綺麗な海。街も賑やかで人も暖かい。」そんな場所と子供ながらに思っていた。本を読むうちに自分が知る沖縄とは違う沖縄を見せつけられた。 個人的に印象にあったのはホストの男の話だった。恋人と付き合っている時、別れた時の心情が共感出来た。きっとこいつしか居ないんだろうなと思った相手と別れた後は逃げたくなるもんだ。実際俺も逃げ続けている。 海をあげるっていうタイトル名を見た時、俺は海を上げる?と思っていた。最後に「海を貴方にあげる」と言われて気づいた。 読み進めて行くうちに俺は"読みたい"というより"読まなくては"と思いながら読み進めていた。きっと気付かぬうちに海をあげられてしまったのかもしれない。
  • yoook
    @gumby__
    2026年5月4日
  • Joyco
    Joyco
    @Joyco
    2026年5月3日
  • 桜城
    桜城
    @o___ashiii
    2026年4月21日
  • akamatie
    akamatie
    @matie
    2026年4月17日
  • tico
    tico
    @mi03
    2026年4月17日
  • yataki
    @yataki
    2026年4月4日
  • 🌾
    @rds_rds_rlly___
    2026年3月29日
    去年?2024年?に借りた本
  • キョウ
    キョウ
    @kyo_s2
    2026年3月27日
  • エコ
    エコ
    @ektsktr
    2026年3月18日
  • ゑでる
    ゑでる
    @edl_
    2026年3月14日
  • 夏河
    夏河
    @myhookbooks
    2026年3月7日
    良かった。 どんな問題も、距離は私たちを引き離したり、または同化するほど近づけたりする。 どんな感想も薄っぺらくなってしまう。 でも、私は(そしてこの本を読んだあなたも)海をもらったので、あの海をもらったので、私は(あなたも)もうあの海を自分のことのように思うだろう。 私は生涯、あの海を守りたいと思い続けるだろう。
  • 明日買いに行く!!! 裸足で逃げるが素晴らしく、こちらも読まないわけにはいかない、、、 記録忘れていた、結構前に読み終わりました 上間さんの柔らかい喋り方と力強い文章のギャップにいつも驚く。 大部分を電車で読んでいたので、最後とどめを刺されたような気持ちに。 裸足で逃げるに出てきた女の子たちのその後や関連話もあったので、時間を空けずに読めてよかった!
  • える
    える
    @Elu5No
    2026年3月3日
  • 中村
    中村
    @boldmove33
    2026年2月27日
    本書に収録されている「美味しいごはん」というエッセイがほんとうに素晴らしくて読むたびにさめざめと泣いてしまう。特に終盤の娘、風花に呼びかけるような語りは美しい。 >風花。今日、お母さんがあなたに教えたものは、誰にも自慢できない、ぐちゃぐちゃした食べものです。それでもそれなりび美味しくて、とりあえずあなたを今日一日、生かすことができて、所要時間は三分です。(p. 30)
  • あん
    @reads_are
    2026年2月24日
  • チャトラビ
    チャトラビ
    @beekichi
    2026年2月16日
  • 鈍獣
    鈍獣
    @whale_in_da_room
    2026年2月15日
  • 著者のお母さんとおばあさんの話を書いた「空を駆ける」が好きだった。年月が解決することをあるんだよなと思う。
  • 傷つきのそばで、目の前の一人ひとり、もしくは、自分自身と向き合い、ともに考え、生きていくための対話がある。
  • うみ
    うみ
    @umi_kkk8
    2026年1月19日
  • m
    m
    @kyri
    2026年1月18日
    絶対に売らないと心に決めている本が何冊かあって、そのうちの一冊がこの本 冒頭の章「美味しいごはん」と最後の章「海をあげる」とあとがきの最後の2行を忘れられない 本を読んで泣くということをあまりしないけど、この本は、手渡された絶望をどうしていいのかわからなくて、安全圏でこれを読んでいるわたしがただただ後ろめたく、それでも人への愛を諦めない優しさと祈りにみちた文章がただ美して、いつも泣いてしまう これからも大事にするし、折に触れて読み返したい本
  • m
    m
    @kyri
    2026年1月18日
  • 黒酢
    黒酢
    @hinatabc
    2026年1月17日
  • kiki
    @readordie
    2026年1月10日
  • 餃子
    餃子
    @gyouza
    2026年1月4日
  • Masaru
    Masaru
    @masaru__books
    2026年1月2日
    “秋田のひとの反対でイージス・アショアの計画は止まり、東京のひとたちは秋田のひとに頭を下げた。ここから辺野古に基地を移すと東京にいるひとたちは話している。沖縄のひとたちが、何度やめてと頼んでも、青い海に今日も土砂がいれられる。これが差別でなくてなんだろう?“ “この海をひとりで抱えることはもうできない。だからあなたに、海をあげる。“ 読後、言葉が出てこない。
  • 餃子
    餃子
    @gyouza
    2025年12月31日
  • かさき
    かさき
    @np0x
    2025年12月28日
    ずっと怒りと悲しさのほうが多いのだけど、祈りの清廉さみたいなものが続いていて泣いてしまう。 でも読んでよかったな、と思うこの気持ちが、「抗議集会に"行けばよかった"」と同義であることをわたしは自分で知っている、 それを口にする相手は選ぶべき、無神経さは詰ってもよいと思うが、無関心よりは好奇心のほうがまだ有用な気もする、むしろ むしろ「パワーを浴びたかったので来ました」ではなくて、「行けばよかったな」止まりだったことのほうが賢明だった気もするし
  • 勝呂
    勝呂
    @ryogo_suguro
    2025年12月9日
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2025年12月7日
  • 花蝶
    花蝶
    @hana-choh
    2025年12月7日
  • しげ
    しげ
    @shige512
    2025年12月1日
  • ikemomo
    @ikemomo5
    2025年11月22日
  • narikawa
    narikawa
    @nari2001_
    2025年11月12日
  • not_six
    @not_six
    2025年11月9日
    沖縄に行って帰ってきてから1ヶ月以上経つというのにまだ沖縄のことばかり考えている、という人に勧めた。 授賞式のスピーチが素晴らしくて、会見の動画を友達の家で観た記憶。 あの夜ももうそんな前のことなのか。 まだ読めてない本のことばっかり記録してる。
  • 暖簾
    暖簾
    @udeoshi
    2025年10月28日
  • ホ
    @miyuki-785
    2025年10月28日
  • あんこっち
    あんこっち
    @starmanjr
    2025年10月25日
  • そらくま
    そらくま
    @sorakuma
    2025年10月23日
  • ほりとも
    ほりとも
    @tomokobeck
    2025年10月16日
    以前の仕事で、この問題について報道する立場から見てきたけれど、同じ日本人としてそこに住む人たちのことを想像することができていなかったことを実感した。怒りという言葉だけではおさまらない感情や想いが、筆者の言葉の使い方から伝わってくる。
  • ryk
    @ryk82
    2025年9月18日
  • ryk
    @ryk82
    2025年9月16日
  • Sana
    @chiisana__
    2025年9月14日
  • muu
    muu
    @mu_book_um
    2025年8月31日
  • amu
    amu
    @amuishi_oOO
    2025年8月17日
  • sobao
    sobao
    @sobao
    2025年7月17日
  • nessie
    nessie
    @nessieayako
    2025年7月13日
    確か数年前、星野源のオールナイトニッポンの荻上チキさんゲスト回で知り、さっそく手に入れて、なのにそのままになっていた(ごめんなさい…)本についに手をつけた。 一話目の始まり方がとても意外なところから来たことにびっくりしつつ、連載の順番のとおりの順番になっていないところに制作者の方々の試行錯誤の一端があるような気がして気になった。 ここ最近ずっと、言語化しきれない……というか、ただひとつの特定の言葉にはしまいこめないものを、それでも誰かに手渡すために紡ぐ言葉があるよなぁ、と考えたりしていたのだが、それはこの本にも通じることのような気がする。 喉にずっとなにかが詰まるような感覚が残る。見て見ぬふりをしていたくないんだけど、関わり方を難しく考えてしまうのはなんなんだろう。
  • nessie
    nessie
    @nessieayako
    2025年7月11日
  • あつこ
    あつこ
    @atsuko_books
    2025年7月11日
  • 海月
    海月
    @Qualle
    2025年6月26日
  • 白玉庵
    白玉庵
    @shfttg
    2025年6月11日
  • みん
    みん
    @meemee_0313
    2025年6月9日
  • りん
    りん
    @mikahysd
    2025年5月25日
  • 柚子🍋
    柚子🍋
    @jnk_airport
    2025年5月16日
  • いくみ
    いくみ
    @babypeenats61
    2025年5月13日
  • 朝
    @nprnpr
    2025年5月10日
  • mizuiro
    mizuiro
    @transparency
    2025年5月6日
  • 水曜日
    水曜日
    @wednesday
    2025年5月6日
  • りっか
    りっか
    @anzu-ricca
    2025年5月3日
  • 読む前には戻れない。海をもらってしまった。筆者が渡した言葉を海を受け取らなければならない。
  • 芋仁
    芋仁
    @imogine
    2025年4月5日
    アイデンティティを揺さぶる
  • かさき
    かさき
    @np0x
    2025年4月5日
    おもてたんと違う一本め でもおもしろい
  • K
    K
    @weitangshaobing
    2025年4月3日
  • はる
    はる
    @haru2025
    2025年3月28日
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2025年3月28日
    こちらもいつか沖縄に行きたい話をしてたら、話題に挙がった本。行くまでに読みたい。読むぞ。
  • ややとと
    ややとと
    @yasutomo
    2025年3月26日
  • 7th-nights
    @joyful-blue
    2025年3月26日
  • iulia
    @lou_know
    2025年3月25日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月19日
  • タイラ
    タイラ
    @mega-man_book
    2025年3月18日
    読後、泣きながら抱きしめて崩れ落ちたシリーズ
  • ゆり
    ゆり
    @nabi8
    2025年3月17日
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年3月13日
  • tomika
    @to_mi_ka
    2025年3月13日
  • しの
    しの
    @shino3
    2025年3月11日
  • ふるえ
    ふるえ
    @furu_furu
    2025年3月10日
    そこにあることの美しさ。これまで自分は何を許してきたのかを問うもの。
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2025年3月10日
  • ysys
    @ysys
    2025年3月10日
  • sr
    sr
    @sr_orc
    2025年3月9日
  • あわい
    あわい
    @awaimizuumi
    2025年3月9日
  • Marco
    Marco
    @marco-company
    2025年3月8日
  • Izmir
    Izmir
    @hamster_party
    2025年3月8日
  • こばこ
    こばこ
    @chek_honda
    2025年3月7日
  • naoko
    naoko
    @haricona
    2025年3月6日
  • talia
    talia
    @talia0v0
    2025年3月5日
  • せいこ
    せいこ
    @seiko_415
    2025年3月5日
  • はのん
    はのん
    @hanon527
    2025年2月28日
  • 43分
    43分
    @kakebuton
    2025年2月16日
  • マキノ
    マキノ
    @mofu
    2025年1月5日
  • マキノ
    マキノ
    @mofu
    2024年12月29日
    気になっていて、今日行った書店で平積みの最後の1冊になっていて、買った。
  • 村崎
    @mrskntk
    2023年9月10日
  • さちよこ
    さちよこ
    @sachi_23
    2023年4月3日
    優しい言葉で紡がれているけれど、そこかしこに、沖縄で生きること、女として生きることへの絶望が散りばめられていた。 自分の住んでいる街で起こっていることすら、ただ漫然と見ているだけなのに、離れた場所で起こっていることは別世界のもののように感じてしまう。 でも、沖縄のことは沖縄だけの問題じゃないんだよなぁ。
  • べべ
    べべ
    @b_ebe
    2022年12月27日
  • すみ
    @ok_samba
    2021年9月28日
  • renbo
    renbo
    @renbo
    2021年4月18日
  • mimiii
    mimiii
    @mimiii
    1900年1月1日
  • かくり
    かくり
    @kakuri000
    1900年1月1日
  • Rika
    Rika
    @ri_books_
    1900年1月1日
  • yo_yohei
    yo_yohei
    @yo_yohei
    1900年1月1日
    海をあげるって、そういう意味だったのか。と衝撃を受けた作品。
  • まみ
    まみ
    @mamiko_45
    1900年1月1日
  • sonagi
    sonagi
    @17_s013
    1900年1月1日
  • @278_lu
    1900年1月1日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved