死ぬまでに行きたい海

110件の記録
- よしい@Yoshe2072025年5月19日読み終わった記憶と現実と夢と幻と想像がふんわりと混在しているようなエピソードの数々で、読んでいると人の記憶の中に直接おじゃましてそのままふらふら観光しているような感覚になって、それこそ不思議な旅行気分を味わえて楽しかった。 今まであんまりエッセイというジャンルの本に触れてこなかったんだけど、最近になって楽しみ方がわかってきたのでいろいろ読んでみたいな。
- つばめ@swallow32025年5月16日読み終わった子供のころのことどころか10年前くらいの記憶も薄れつつあるので、街の風景とか出来事をしっかりと覚えてる岸本さんがすごいなあって思う。 昔あったところが今も残ってると嬉しくなって話しかけたくなるの分かるなあ。
- ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年5月13日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、5月13日(火)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 岸本佐知子『死ぬまでに行きたい海』新潮文庫 「この世に生きたすべての人の、言語化も記録もされない、本人すら忘れてしまっているような些細な記憶。そういうものが、その人の退場とともに失われてしまうということが、私には苦しくて仕方がない。」 翻訳の名手が贈る、場所の記憶をめぐる少し不思議なエッセイ集。 #岸本佐知子 #死ぬまでに行きたい海 #新潮社 #エッセイ #信州 #長野県松本市 #松本市 #本屋 #書店 #古本屋 #ブックスエコーロケーション
- ほんのたね@honno_aida2025年4月28日読んでる読み終わった「この世に生きたすべての人の、言語化も記録もされない、本人すら忘れてしまっているような些細な記憶。そういうものが、その人の退場とともに失われてしまうということが、私には苦しくて仕方がない。どこかの誰かがさっき食べたフライドポテトが美味しかったことも、道端で見た花をきれいだと思ったことも、ぜんぶ宇宙のどこかに保存されていてほしい。」 p101
- 杜@mok_q_2025年4月27日読んでるああ、この人の文章好きだ、と思った。引越しが多くあちこちを転々としている私は、かつて住んだ街を再訪して、時間の隔たりが自分に何をもたらすかというのをセルフモニタリングするのが好きだ。旅も再訪が多い。だからこのエッセイには深く共感してしまった。感慨深いというより、どこか切なさがある文章。その地に足を踏み入れても、どこか遠くにいるような。岸本さんの他のエッセイも読んでみよう。
- ねい@nei2025年4月19日読み終わった回顧録が読みたいわけじゃない。エッセイではいま現在のあなたの話をしてほしいのだと思う。そして同時期に生きる人間の考えを知りたい。 この本は「昔はよかった」に通ずる厄介さがあって何も楽しくなかった。記憶は曖昧で頼りなくファンタジーに近づきつつある美化された歴史でしかないとまで思える。体たらくな私小説のほうがおもしろい。
- 散歩@Tsundoku_fuku2025年4月19日読み終わった「どこかに出かけていって見聞きしたままを書きたい」と始まった連載だそう。 知らない景色のはずなのに、自分の記憶が呼び起こされるエッセイでした。 一章ずつゆっくり丁寧に読みたい本でした。
- hiroko@hiro__ys2025年4月10日読み終わった岸本佐知子さんエッセイ初めて。面白かった〜! いろんな記憶のあわい。現実と幻のあわい。いろんなあわいが描かれていて小説なのかエッセイなのかわからなくなる感じも心地よかった。ずっと生ぬるい空気感に包まれていて、日本で暮らす人の共通のノスタルジーを感じる。
- とんこ@ton_ton_beat2025年4月9日読み始めた読んでる私は散歩がめっぽう苦手(特に一人となると)なのだが見たもの感じたことについて文章を書けばいいんじゃないか?と思いつつ、ぜったいにこんな文章書けない、記憶力もすごすぎる
- emu@emu___0h1s2025年3月30日読み終わった以前図書館で単行本を何度か借りたのに、結局2週間では全く読みきれないまま返却する、というのを繰り返し、以来ずっと読みたいのに読むのに気後れしてしまっていた本が、満を期しての文庫本化ということで購入。岸本さんの記憶を辿りながら、かつて存在していた町、夢のなかで見た場所、行きたかった場所、もうここにはない、永遠に失われてしまった場所。私には知り得ない、たくさんの記憶のその深淵へ私も連れられて行ってきたかのような、それでいてあたたかくなったり、もうここにはない場所へのノスタルジーに切なくなったり、ホラー要素?もあったりでなんと素敵な時間!恐らくこれからも何度か読み返すだろう。
- M@3like___2025年3月21日読み終わった自分が今までに関わった場所を思い出しながらゆっくり読んだ その人がいなくなったら無かったことになってしまう記憶に思いを馳せた 最後にぞくりとさせられるとは思わず驚いた
- 藤沢あかり@tamago2025年3月18日読み終わった感想「多摩川」を読み、電車の中で泣いた。家で読めばよかったと思ったけれど、この本、特に文庫版は電車で読むのがぴったりだとも思う。 写真は事実の記録で、言葉は記憶の記録。自分の選んだ目的地まで揺られながら、岸本さんの記憶をたどる。
- だるま@daruma_01062025年3月15日かつて読んだ出不精の作者はなぜか「どこか知らない土地に行ってそこで感じたことを書く」連載を始めてしまう。多摩川、赤坂、近隣(?!)など関東近辺な土地で、ちょっと笑えるエッセイ。
- 高橋|往来堂書店@frog_goes_home2025年3月15日読み始めたわかっちゃいたけどあらためて、エッセイが巧すぎる。とりわけ冒頭の「赤坂見附」がほんとうに凄まじい。アーバンでありながらエモーショナルな小景が呼び起こされる散歩道。街並みはすっかり変わっていても、それでも歩けば道が記憶を呼び起こす。そして一緒についてくる彼女の正体は……。こんなもの読んでしまったら、自分ではもう何も書けなくなってしまうよ。
- ふるえ@furu_furu2025年3月5日かつて読んだこの本を読んでいると著者の物語を追っていると同時に自分の過去も回想している。あの時の自分はどうだっただろうかみたいになっていて、意図しない過去の振り返りが面白い。そういえばそんなことあったわ、とか毎回思う。
- ヨイヨル@yoiyoru2025年1月31日買った死ぬまでには行きたいよな ========== ▶️【2025年1月】購入本紹介・5冊あるよ https://youtu.be/IEICrvC25iU