たった一人の読者を生きる
130件の記録
ルート@sausage07042026年9月13日読み終わった少し捉え方が違うのかもしれないけれど、ちっぽけな自分だからこそ触れて理解することができる弱音や願いが理解できる それらを大袈裟に広めることなどしなくても届いてくれる誰かが受け取ってくれるだけで救われる気がする そんなことを教えてくれるこの著者は今後とも読み続けていきたい!

orange.m@orange102026年9月12日読み終わったゆっくりと親密に語りかけてくる。自分の内側から出てくる温度と湿度のある言葉に、静かに心を打たれた。 障害者をはじめとした、存在を小さくされてしまう人々の表現にスポットを当てた貴重な一冊。特に石倉真理さんの詩が印象的だった。 私は何も知らないんだな、ということを知らせてくれた。

どら猫さとっち@satocchi_4282026年9月12日読み終わった「まとまらない言葉を生きる」から5年、“小さな声の文学者”が語りかける、誰も知らない「物語」の話。障害者と社会のつながりは、何故こんなに困難だろうか。そして、社会から強いられる苦しみとつらさ。そこから文章が文学が生まれる。その人たちの言葉は、確実に私たちに語りかける。でも、私たちは素通りする。そんな言葉に立ち止まって聞いて受け止めること。それが本書の役目ではないだろうか。市川沙央「ハンチバック」の言及もいい。
-ゞ-@bunkobonsuki2026年9月9日市販されない、それどころか身内にすら見せない、ごく狭い世界で読まれる作品たち。「障害者文学の研究」を行う著者は、そんな影を帯びた作品たちについて語る。 「障害者文学の研究」は、文学部と福祉学部の間に位置する、谷間の学問分野である。文学部にいれば「福祉学部の分野だろ」と言われ、福祉学部にいれば「文学研究じゃないの?」と言われる。 どちらにも属することができない分野というのが、著者の研究なのである。本の中で語られているが、大学で研究内容を発表した時は暴力沙汰すらあったというのだから驚く。 人文学はパッケージ化してしまった、と私は思う。そこでは既存の研究の深掘り、既知の追認ばかりで、未知の探究がされない。著者のような未知の探究をする人を迫害してしまうのが、人文学の現状である——こう言っても過言ではない。 読む人が少ない文章を保存して、解釈すること。それは学問においては大きく称揚されないだろうが、確かに必要なのだ。

菜穂@mblaq_08252026年8月30日読み終わった本のある暮らし積読家大型書店で何度も目が合うような感覚に導かれ、購入した一冊。荒井さんが長く研究されている「障害者文学」という存在を、私は本書で初めて知りました。 小さき声に耳を傾ける荒井さんの文章からは、優しさだけではなく、そこに生きる人々の力強さも感じます。 誰しも生きる権利はあるけれど、自分らしく生きている人はどれほどいるのだろう。そう問われると、私自身も自信を持って「はい」とは言えません。 自分らしく生きたいと願いながら、どこかで諦めている自分に気づかされました。 まだ本書のメッセージを十分に受け取れていない気がするからこそ、これから何度も再読したい一冊です。



- むこうやま@65yama_kana2026年7月20日読み終わった第三者からすれば些細な、取るに足らないものに見えるかもしれないけれど、そのささやかなものに本当に支えてもらうことって人生の中では幾度となくあって、それを適度な距離感と身の丈で伝えてくれる本であった。荒井さんらしい誠実な愛情表現というか、愛に溢れた本である。 〈影に守られ影に焼き付けられて、/恨んでいたものを、/手放していったときに、/覚える居場所〉〈でも、そこを歩いていけば、/必ず自分の物語に出会う〉 これで電車の中で大泣きしてしまい(恥ずかしい)、最後の2編をちょい残ししてしばらく寝かせていたのだが、 〈誰かのことを大切に思うって、その人が大切にしているものをこちらも大切にするっていうことだと思うんです〉 ここでまたまんまと泣かされてしまった。悔しい。


彼らは読みつづけた@findareading2026年7月11日読み終わった*本の中の読書* 《「読書バリアフリー」って、まだまだ利便性の次元で語られてしまうことが多いんです。「電子書籍のほうが便利で読みやすい」みたいな感じで。でも、これは人権とか社会的排除の次元として考えなきゃいけない問題なんです。》 — 荒井裕樹著『たった一人の読者を生きる』(2026年5月、柏書房)


なかちきか@susie_may41412026年6月27日買った@ トロル東村山のトロルというおもちゃと絵本のお店には一般書も置いてあって、気になっていた本があれこれ並んでいて迷ったけれど、こちらに。 ネガティヴ・ケイパビリティとなんか繋がりそう。


くんちゃん@soup00552026年6月20日読み終わった借りてきた図書館で新着図書のコーナーにあり、中をちらっと見たら読みやすそうだったので借りてきた。 かたい文章だったらたぶん最後まで読み通すことが出来なかったと思う。内容的には重い話なのですが、語りかける感じの文章につられてするすると読んでしまった。

柏書房@kashiwashobo2026年6月8日出版社より「この本を作りたくて転職しました」。 5年前、『まとまらない言葉を生きる』という本を出した時にそう綴りました。この社会で、肺の奥まで呼吸しやすくしてくれるような、そんな言葉との出会いはまだ可能か?そんな探究でした。その後いくつもの戦争が始まり、個の領域は狭められ、息苦しくてたまらないのに、それでも声をあげないといけない毎日です。 そんな中で、〈この私〉にとって本当に大切なものは何か?を見つめ直したのが本書です。 自分を大切にすることが、他者との連帯の可能性を拓く。そんなことを教わりました。 ――担当編集が ひとりでひっそり 読んでほしい本 ─────── 🪑─────── 読むべきとされている本、読んでおいたほうがよさそうな本に囲まれるうちに忘れていた、「やたらとわくわくしたあのときの読書のこと」をいくつも思い出していました。 気付けばこれまで知らなかった本にためらいなく自然に手をのばすようになり、そして誰が評価しているかわからないその本を買うときに、「自分のために買っている」とまっすぐに思えるようになりました。 この本をひらくたび、きっとこの小さな心の動きを思い出す予感がしています。 ――担当営業が いちど立ち止まりたい方 に読んでほしい本 ─────── 🪑─────── ロングセラー『まとまらない言葉を生きる』を著した「声の小さな文学者」が新たに綴るのは、これまで語られてこなかった「たった一人の読者を生きる」という経験について。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。










- ぐら@Gura_reader2026年5月27日買ったちょっと開いたクリエイティブ論や読書論はあふれているが、読者論、受け手論のようなものって少ないよなぁ、とひっそり思っていたが、そういう本なのかな。






ヒナタ@hinata6251412026年5月24日〈自分にとって本当に大事なものって何なんだろうとか、本当に自分の心を打つものって何なんだろうとか、自分はどういう物事に魂を揺さぶられる人間なんだろうとか、そういう自分の領域を大事にして、誰かに、勝手に、いつの間にか心を動員させられないようにすることはできる。〉 結局自分の心に長く残る作品って世間の評判とか関係なく、自身の記憶や体験と深く結びついていたりする。だから読む人と作品の関係ってそれ自体が唯一オリジナルのもので、だからこそそんな話を聞く/読む/書くのが楽しいんだなと改めて思う。この本の荒井さんの話も、読むのとても楽しかった。 以前書店twililghtさんで行われた荒井裕樹さんと木村哲也さんのトークセッションに参加したことがあるのだけど、そのとき語っておられた、マイノリティ文学を論じることの難しさについても本書に文章としてまとまっていて、改めて読めて良かった。

- ぐら@Gura_reader2026年5月9日気になるマイナーだが自分にドンピシャな作品に出会った時の「この物語をなかったことにしたくない」という気持ちめっちゃ分かる。 あと、マイナーな物語でなくとも「この物語がこういう響き方をするのは自分特有かもしれない」ということも(自惚れなのかもしれないが)ある。












































































































