言葉のトランジット
108件の記録
ヒナタ@hinata6251412025年12月18日読み終わった先日読んだ『トラジェクトリー』の著者のエッセイ。中東のルーツを持ち、アメリカで生まれ育ち、日本に長らく暮らしながら、インターネットのある時代もない時代も旅をしてきたグレゴリーさんの思考に浸る。 グレゴリーさんがオーストラリアのバースである女性作家の作品を見た時のこと。 〈作品に添えられた、ヒル自身の説明文によると、これらの絵に描かれているのは、一九五〇年代にオーストラリアで行われた強制的同化の政策だそうだ。先住民のコミュニティーは核家族ごとに分けられて国家が用意した住宅で、白人の指導者の下、新しい生活習慣を教え込まれたという。ヒル自身もその制度を経験させられたのだ。 ヒルの絵を見ながら、僕が到着したときから抱いていた違和感が、より明確になってくる。この土地まで広がり、その他の言葉と文化を容赦なく追い出す英語の脅威を感じずにいられない。 皮肉なのは、いうまでもなく僕が生まれた故郷にも似たような歴史があるということだ。先住民との対立は別に隠された歴史ではない。過酷な未開の地へ果敢に臨んだ開拓者なんていうイメージは、国民的な伝説となっている。日本語で「欧米」と「西洋」という言葉が違和感もなくほぼ同義的に使われているくらい、北米大陸におけるヨーロッパの植民地主義は残酷で徹底的なものだった。二十世紀に入った時点で、僕の故郷には強制的に同化させるほどの先住民はもはやいなかった。 馴染みの言葉と文化がバースにもあるということに対して僕が違和感を覚えるなら、先 に故郷の歴史から考えるのがいいだろう。〉 こういう視点にハッとさせられる。



陽奈@hina___2025年12月13日読み終わった「失敗は僕らを素直にする。通常の生活でなんとなくまかり通る自己欺瞞が通用しなくなり、感情も純化される。」 何かに成功すると前までの不安要素を忘れて 心のどこかにある「いつか痛い目見るんじゃないか」という予感を無視して調子乗ってるよな〜 と自分の性質に気づいた
chroju@chroju2025年11月30日読みたい先日立ち読みしてとても良さそうだったので読みたい。 しかし、芥川賞候補に入られていたのを見て、勝手に日本人だと思い込んでいた(ケラリーノ・サンドロヴィッチみたいな)自分がいたので、これは偏見だな〜〜と気付くなど。
1neko.@ichineko112025年11月15日読み終わった母語と外国語の間に揺れる心象風景的なテキストが多いけど(著者のプロフィールの影響を排除することはできないけれど)、純粋にその「思索」表現を楽しませてもらいました。お父さんとの関係性から物事の変化、進化を「思索」した「スタックメモリ」がお気に入り。そのほかも味わい深く、いい読書体験でした。ありがとうございました。 今日、吉祥寺のzineフェスで、素敵な二人組から「萌芽」というzineを買わせてもらいました。「二人でzineを作ろう!」と締切を決めて取り組んだ「思索」表現は、この秋にちゃんと結実。素晴らしい!こちらもいい読書体験でした。ありがとうございました。










m@kyri2025年10月19日読み終わった@ 自宅すごくゆっくりしたテンポの文章だなと思ってたら文中に「僕は読むのが遅い」ってあってそれもなんか関係がありそうだなと思った 語学とか外国語エッセイは大好きだけど日本人の人が外国語を勉強したときのエッセイはたくさん読むけど外国の人が日本語を勉強したときのエッセイはそういえばあんまり読んだことがないなと気づく 著者の眼差しから、日本人がなにげなくやってる差別にも満たない差別みたいな、でもこうして文章で読むと居た堪れなくなるような行為や仕草を見せてもらえるとやっぱり居た堪れなくなる 著者はそれで怒ったりしない人なのでなおさら 「マイジャパン症候群」は外国に来て暮らしたり勉強したりする人みんな大なり小なりそうなんじゃないかなとおもった わたしも学生時代に留学してたときに自分が観光客と思われることに微妙な気持ちになってただろうし






Eudoxie@Eudoxie_Bouvier2025年10月11日買ったケズナジャットは今まで全く知らなかったが、『開墾地』『単語帳』をAudibleで聴き、文の流れの音楽的な心地よさに惚れた。 最近はもう決まった作家しか読まなくなった私にとって新しい発見だった。

あるる@aru_booklog2025年9月21日読み終わった鴨川ランナーを読んでみたい。ご自身の使う英語と日本語の、出身国と日本とご家族の出身国の距離感など他人からは見えない距離を俯瞰的に観察したところから導き出した言葉って、私には新鮮に響いた。どちらも良いところがある、とかそういう単純なことではないと思った。許容と受容を繰り返して立つ視点が、このエッセイには常に存在している。




yuna-yuna@yunaminxxxtvxq2025年9月14日読んでる@ カフェいいお天気だったので、歩いてコメダへ行って2時間ほど読書 アイスコーヒーとミックスサンドをお供に。いい休日だったな

あるる@aru_booklog2025年9月14日読んでるP.28 “だが文化圏から文化圏へと通過した際に、しばらく無重力みたいな感覚を感じていた頃を、ときどき懐かしく思うのも事実だ。” ここがすごく刺さる。初めて海外に行った時の、チャンギ空港でのぼんやりした不安と高揚感はもう味わえない気がしている。事前に情報収集ができて、何が待ち受けているか予習できてしまう。動画もあるし。とても便利で、だからこそ海外旅行や出張が身近になっているからありがたいんだけど、あの何とも言えない不安は貴重な経験として心に残っている。

読書と旅と時々お酒@atsushi12342025年9月8日読み終わった母国語で考えること、伝えるということ、経験、アイデンティティ、様々な要素を考えるキッカケになった一冊でした。 韓国駐在生活を思い出す一冊でもありました。

あずき(小豆書房)@azukishobo2025年8月23日紹介デビュー作の『鴨川ランナー』を読んで、内省的な文章に共感するものがあり、歳も近く、福井を舞台にした短編も書かれていて、性別も生い立ちも全く違うけれど不思議な親近感を持っていた。エッセイ楽しみにしてました。まだまだ書いてほしい。

































































































