背表紙の学校
142件の記録
そば@COBA2026年5月26日読み終わったほわっと温かな気持ちになる本だった。 前作『文化の脱走兵』だけでは自分には感じられなかった部分があって、今作を読むことでそこが感じられたような…これでは人に伝わらない書き方だけど…。 意識して読み比べたわけではないけれど、「あぁ、なんだか今回はゆったりしてるんだな」と感じた。あとがきで納得。 (前作も奈倉有里さんの柔らかな文体で書かれており、ゆったりしていないわけではないです。念のため) 前作の感想のようになってしまった。 ・落葉注意! ・はじまりを摑む ・空港に急ぐ
読書日和@miou-books2026年5月20日読み終わった大好きな奈倉有里さんのエッセイ。 山登りへ向かう電車の中で読んでいた。 ロシアの詩と、それにまつわるエッセイが続く。 読んでいると、奈倉さんが本当にロシア語とロシアの詩を愛していることが伝わってきて、こちらまで優しい気持ちになる。 詩は、背景を知ることで見える景色も感じ方も変わるんだなぁ、としみじみ。 ロシア留学時代の話も、どこかで読んだことがある気がするのに、また違った目で読める不思議さがあった。 読み終えても、まだ余韻の中。 「年老いた先生の繰り返す日々」の詩が気に入って、手帳に書き写した。
きよこ@himawari-kiyo2026年5月3日読み終わった勝手にこうかなと言葉を予想してしまわないように、大切に少しずつ読み進めた。 不安なことが多いとき人は今を懐かしめなくなる。心が滑って目に映っているはずの景色が記号にしか思えなくなる。それに気がつけるのは、心が追い付いてだったり、なかなかすぐには気がつけない…。忘れていいことや、考えすぎないでいいことの方が多いのに、どれも手放せない自分がいる。それもふくめて自分だといつか認められるようになりたい。 朝と夕で歩く道を変える楽しさ、道の先に何があるのか考える楽しさ。それを誰かに伝えたいと思う。記憶や言葉など形にするのが難しいけれど大切にしたいものであふれていた。こどものころ学校に毎日持っていっていた教科書のように、持ち歩きたい大切な1冊になった。






もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年4月28日読み始めた今日もとっておきのエッセイを読む。 奈倉有里さんのエッセイはふわふわのおふとんのような包容力があって、読んでいて気持ちが軽くなる。 「覚えておくこと」は「記憶をとっておく」ことなんだなぁ、などと感心しながらそのやさしい文章を読みすすめる。 気に入ったのは「きのこと詩を狩る」だ。 ロシアの詩はきのこ狩りに行きたくさせるらしく、詩を引用しながらさまざまなきのこについての説明があるのだけど、ロシア語名と和名がしっくりこないきのこの名前はロシア語の意味を踏襲した名前を紹介したり、とても自由だ。 和名とは別の名前をもらって、二つ名を持つきのこ、素敵だ。 以前、友だちときのこ狩りならぬきのこウォッチングをしに小雨降る森の中を歩き回ったのを思い出した。 木の洞に生えてた立派なまいたけはスーパーではまずお目にかかれない巨大さだったし、ベニテングタケを真っ白にしたようなきのこの群生は白さのせいで発光していたように見えた。 倒木に生えてたビエネッタ(アイスのケーキ)みたいな層になってるきのこや、ノウタケなど名前がわかってもわからなくても見つけるたびにテンションが上がった。 こういう楽しかった記憶をとっておいてたまに思い出して味わうのもいいなと思った。









とめ@m_ake2026年4月25日買った読み終わったみんな良かったけれど(空港に乗り遅れる夢がリアル…!)でしたが、電車で読んでいたのに泣いてしまったのは「ふつうの市民の選挙戦」。なんという覚悟。選挙で負けたとしても負けない。たとえ柏崎刈羽原発が動いてしまったとしても、まだ完全には負けてない。いいか、見てろよ…こんな市民たちが美しく戦ったんだからな…と思いながら泣いた。 そして、後書もまた素晴らしかった。平和を希求することばたちが肩を寄せ合っている。それは絶対に力になる。





mayu@yatsu_books2026年4月19日読み終わった@ 自宅素朴な文体にほっこりしながら、本や文学へのあふれる想いはもちろんだけど、わたしたちの今抱える不安や孤独を超え、平和への決して押し付けがましくない温かな祈りに近いメッセージが伝わる。 物事を馴れ合いや既成観念で見ることなく、新鮮な感覚を抱き続け、真摯かつ文学的な純度の高さを保つ著者の感性を存分に堪能できる、奈倉有里さんの言葉。 難解なロシア文学が根底にある著者の、濁りのない文章に心を打たれてしまうのは、やはり文学の力だと実感します。










Rica@rica_bibliotheca2026年4月17日読み終わった群像で毎月読んでいる連載. こうして一冊となっていつでも手に取れるのはうれしい. 保坂さんの『鉄の胡蝶は』もしかり. 詩は「読む」のもいいけれど、「聴く」のもいいなあ. 「不安なときを越えて」の章を読んで、すごく詩(の朗読)を聴きたい気分. あとがきもとてもよかった❤︎ _______________ .....古い商店街の流れのような街並みの向こうに見える空が、急にちゃんと見えた。小さくても、空はそこにあって、なにもかもをつないでいることが瞬時に感覚的にわかるようなとき。そういうことが起こると、しばらくは心に溢れんばかりの力が湧いてきて、目の前を見据える力も、なんにだって向かっていける力も戻ってくる。(本文より引用) _______________




まつこ@matsuko--Books2026年4月15日読み終わった... 奈倉さんの本の温度感が好き 真摯にユーモアもあって そして読後は、詩が読みたくなる 私たちは家で、列車で、道端で、詩を読んだり聴いたり思い返したりしながら、ひそかに世界の声に共鳴し続ける。どこかからきた声は一瞬にして私のものになり、いつまでも残りながら、同時にほかのすべての人のもとに戻っていく。また誰かが、この不安なときを越えられるように。(引用)



よっしー@m92fsone2026年4月14日読み終わったまた奈倉有里さんのエッセイ集が読めて嬉しいかぎり…。 多岐に渡る様々な物事が詩を交えて綴られるエッセイ集。 「最初に読めなかった本」「背表紙の学校」「砂糖の楽園」「大人が笑うとき」あたりが特に印象強く残りました。
リチ@richi2026年4月11日読み終わった前作の「夕暮れに夜明けの歌を」がとても良かったので、手に取った。ロシアの詩と共に著者の体験が綴られる。市長選を応援したり、ロシアでの生活の話だったりと、著者の体験が多岐に渡り面白い。あとがきで、読書について語りつつ、この連載(群像の連載をまとめた本なので)を書くにあたっての決意を書いているところは、著者の誠実さが滲み出ている。そして、読書体験を的確に表現していると思う。 この本も良かったので、この著書の「文化の脱走兵」も早速入手した。
tetra@tetra_7772026年4月8日読み終わったロシア文学に精通した著者が小さい頃の記憶から現代のウクライナ情勢までを、現代詩の引用をもとに綴ったエッセイ集。 「大人は笑わない」という視点を幼い頃から疑問に持っていたところは私も一緒だった。 大人になって笑わない理由が滲むように理解してきた。

yo_yohei@yo_yohei2026年4月2日読み終わった@ シンガポール最近の読書は、途中で読むのをやめてしまう本ばかり出会っていたので、ここには書いていませんでした。 『背表紙の学校』は前作『文化の脱走兵』よりも軽い話が多いなと思ったけど、あとがきを読んで納得しました。詩が多く引用されているので、本書を読んでいるだけで、詩の良さがわかるようになる気がします。 ある現象を短い文章で的確に言い当てるところも健在です。奈倉さんはすごいなあ。











なかやま@asheepinthewell2026年3月31日読み終わったそれぞれのエッセイのはじまりのエピソードは、ピンとこなかったり、正直特に面白いわけでもない話だったりするのが、ロシアの詩を盛り込みつつ後半にふわっと広がってゆき、ついにはよいものを読んだ...という充実感があります。





うなかぴすきー@unakichhi2026年3月24日買った大人買いしてしまったその3。 今読んでいる奈倉さんの本が面白いので、他のも読んでみたいなと思ってチェックしたばかりの新刊を。 読みたい時が買い時…たまの贅沢と思って。
Marua@marua2026年3月19日今読むのにぴったりの1冊。あとがきの言葉には励まされた。 『群像』の連載を読んでいなかったので新鮮な気持ちで読み進めている。収録された最初の一篇は『すばる』に掲載されたらしいが、こちらも初めて読んだ。自分が最初に読んだ本はなんだったかと記憶を探っても思い出せず。『いやいやえん』?『もちもちの木』はだいぶ先か。







































































































































