ゾンビ回収婦
235件の記録
- 無教養@mukyoyo2026年8月25日仕事と夫を無くした女性がNPCとしてゲーム内で仕事に没頭する話。 幼少期に投げかけられた言葉によって女性は形成され、その言葉が失業した仕事でも呪いとしてのしかかってるようだった。物語の終盤で、それらの言葉が実は素敵な部分からこぼれ落ちた、愛情に満ちた言葉だったことに気づくのだが、なぜか不穏に満ちたような終わり方に感じてしまうのだろうか。
どうどう@toutoutoudo2026年8月24日読み終わった家庭用安心抗夫を読んだ時にわからないよ〜ってなったけど、これはわからないけど、おもしろ!ってなった。ゲームは仮想で現実を逃避するためのものじゃなく仮想に現実の思考を置き換えて労働の苦しみを描いている?ゾンビの体の文字と産みの苦しみが好きでした!

らこ@rakosuki2026年8月22日読み終わった独特の文体と設定で、この物語世界のルールを理解するまでは読み進めるのが難しかった。 VRの世界に没入するあまり、現実世界に引き戻されたときに感じる身体感覚のずれの描写が特に巧い…。 労働についても考えさせられる。 社会が正常に滞りなく機能するために必要な仕事は無数にあるが、それらは多くの人からは意識されないし賞賛もされない。何も問題が起きないことが普通だから、その裏で誰かが丁寧に驚くべき速さで素晴らしい仕事をしていても気づかれない。 主人公のゾンビ回収の仕事もその一つで、彼女が褒められたい、認められたいと切に願う場面が印象に残った。 一方で、世の中がAIに支配されるにつれ、人間の不完全さや弱さに価値が見出されるようになるのかもしれないと思った。 芥川賞作品らしく、難解で一筋縄ではいかない小説だったので、細部に注目して読み返したい。








和月@wanotsuki2026年8月20日読み終わった一気読みだった。 難解さと面白さが天秤で釣り合ってる感じの作品。面白さに少し重心が傾いていて、好ましい一冊だった。 純文学の放つ言葉の濁流に身を委ねていると、洗濯機の中に居るみたい。頭がこんがらがって目が回りそうなのに、同時に外で染み込んだ汚れが清められて、心地よい。 人間とAI、愛憎、公私、仮想と現実、巧遅と拙速。様々な二項を行ったり来たりしながら、わたしとあなたたちについて考える。一度読むだけでは噛み砕けない文章が好き。 「わからない」の渦に飲み込まれそうになるのに、どうして私の心がわかるんだろう?と思える一瞬が確かに存在している。 クマ先生とのメンテナンス・デー、アラスカの最期、彼の名前の由来…数えるとキリがないくらい、断片の言葉達が胸に突き刺さる。 人間として生きていく上で、行動指針に「愛されたい」という生存本能が宿るのは至極当然だ。「私」を支配する上位の存在に認められたい、生きていることを肯定されたい。それは、人が死ぬまで抱え続ける衝動なのだろう。 だが、その為にはミスなく改善向上進歩を続けることが正しいのか?まるでAIのように?AIに仕事を奪われた場合はどうすればいい?急に掌返しで不完全さが称賛の的になるのか? 利便性が著しく前進する世界で、これまでの指針を喪った現代人は身体を引き摺り歩くゾンビのように、心を彷徨わせている。 本作は、彷徨い破壊され散らばったゾンビの身体達を回収する中で、愛されたい不完全な人間たちの心の欠片も拾い集めてくれているように感じる。 短編ながら読み応えがあり、己の自意識を見つめ直すことができる作品だった。




GYOZA@fffkkkddd2026年8月20日すべてが有機的に絡んでいます。そしてその照準の合わせ方ったらない、すばらしい、どこまでも切ない。さすがの芥川賞あっぱれです。ひと作品としてこれは、かなり最高級なのです!


めい@meiji_chan2026年8月18日読み終わった現実とVR、人間とAI、公と私、愛と呪が境界を失っていく話。両者はコインの裏と表で、どちらがどちらでも同じことだし、どちらがどちらかは誰にも証明できない。 子供の頃、この世界は本当にこの世界なのか?と考えて頻繁に怖くなっていた。例えば夜空の星は、この世界を覆う黒い大きな布のようなものに神様か巨人の子供のような誰かが開けた覗き穴で、この世界は1つの大きなドールハウスなのではないか。そしてそれを「違う」と証明できる人はドールハウスの内側にはいないのではないか。ママもパパも弟も友達も先生もテレビの中の人もみんな私に嘘をついていて、私は存在しないのではないか。私が私で、私の知る世界が私の知る世界であることをどうやって証明すればいいのか。誰が保証してくれるのか。この世界は壮大な茶番なのではないか。だって何もない空間にある時突然大爆発が起きて、そこから小さな生物が何億年もかけてゆっくり変わっていって、人類が生まれ、文明を発達させて何世代も繋がってきて今があり、その歴史を少しずつ自分たちで解明して、伝えていっただなんて、そんな奇跡、起こりえるのか?あまりにも奇跡的すぎないか?そしてそんな連綿と繋がる奇跡の中に自分がいるだなんて。話ができすぎてないか? それを伝えても誰も共感してくれないのが余計に「やっぱり感」があって、更に怖がっていた。その時の世界観が今も空想したり物語を味わう時には割と役に立っている。ロマン的なものに昇華されている。 大人になってもついぞ証明はできないまま、その薄らとした恐怖は小さく抱えたままママになり、「茶番だったとして、それでいいじゃないか」「茶番の中で、最善を尽くそうじゃないか」「だって死んでもわからないんだから」と開き直れるようになった。でも、茶番が茶番であると、ある日突然明かされてしまったら?夜空を覆う黒い大きな布が取り払われてしまったら?取り払えるとわかってしまったら? 今日も12時間やってきた大好きな仕事が私や家族のためのものでなかったら? 愛する家族が虚構だったら? ママやパパがくれた大切な教えがただの呪いだったら? 私が仕事に求めるのは「お金」と「おもしろさ」だけで、そこに「わたしの存在意義」は求めない。「わたしの存在意義」は家庭の中にあって、愛の中にあると、今の家族が教えてくれたから。仕事で誰に称賛されなくても、誰に認めてもらえなくても構わない(だって私の仕事はわりと難しくて誰にでもできることじゃないから。こなしているだけで必死で余計なことを考える余地がなく、毎日終わる頃にはたいてい満足できるから)。でも、私よりいい仕事をする人はいくらでもいるし、少し頑張ればたくさんの人が私の代わりになれてしまうし、私が欠けた程度で回らなくなる仕事なんてあってはならない。 じゃあ、それも嘘だったら?出会えなかったら?私はどうなっていた?今も時々わからなくなって家族を困らせたり、一人で落ち込んだりしている。 仕事に、両親に、愛に何度も疑問を抱いて、その度に「それでいいじゃん、そうなんだから」と開き直ってきたからこそ、「わたし」の怖さが大きく見えた。 私はこっちで「あなた」を見つけられたけれど、「わたし」はまだ探していて、やっと見つけられたんだ。それがたまたまこっちの世界にはなかっただけで。「わたし」は別の世界線の私なんだ、きっと。 こういう揺るがされるような小説は大好物だ。この人の他の作品も読んでみたいと思った。 それはそうと、ゲームの世界のNPCになる設定は実際に可能なんだろうか。現実かゲームか曖昧にしていた最後は結局、どういうことなんだろうか。精神世界?妙にリアルな分、そのファンタジー部分だけが気になった。 あと、この作品が芥川賞を獲れたのはAIとかVRとかゲーム依存とかのテーマが「今っぽい」と評されたからなんだろうな。そのテーマはこの作品の一番の本質じゃないと思うけど。

- 久平@reads-123452026年8月17日読み終わったAIに仕事を奪われた夫婦の物語。夫は意味不明で不気味な書き置きを残して失踪。ゾンビ回収のイメージは、仕事の意味やAIと人の逆転を想起させる。ゲームの知識がないとやや想像しづらい箇所がある。また、分かりやすい物語ではない。




電柱@tu_ko_nin_z2026年8月11日読み終わった初めは状況が把握できなかったが、読み進めるうちにどんどん腑に落ちてどんどん苦しくなっていった。誰かに認められたい、働かざる者食うべからず、AIに奪われた仕事、人間らしさ。こう言語化してしまえば陳腐になってしまうのも苦しい。




もなか@monak2026年8月11日読み終わった仕事や何かしらかの役割を演じることで、狂わずにいれることもある。 他者と関わりを持つために役割を持つこともあるのだろう。 バイオハザードが好きなので、モチーフになっていそうなシーンがちらほらあって嬉しかった

おたより@otayori2026年8月9日読み終わった@ 自宅“ゾンビ回収”って全くのSF的な、全然現実味の無い話なのかと思って読み始めたけど、「どこで“ゾンビ回収”をしているか」が肝となる、ちゃんと現実との接点のあるストーリーで、物語中にたまにカメラが自然にスイッチングするように視点が切り替わっていたのがとても印象的だった。 主人公はAIに仕事を奪われることに対して恐怖感やネガティブな感情を抱えていたけど、AIの登場によって仕事を奪われるどころか、AIを使ってより仕事の効率性やクオリティを求められるになった(つまり逆に忙しくなった)身としては、正直「こっちの仕事だって多少奪ってくれよ」と羨ましささえ感じた。




ev@ev2026年8月9日読み終わった・すばらしい。 ・VRゲームのNPCとして求められていない「仕事」にのめり込むなかで、なぜ働くか? 社会でどう生きるか? 主人公は考える。機能としての仕事について仕事自体は登場させず表したところがおもしろい ・1文目の「専心」は「腐心」の方が良いと思ったが(ゾンビだけに)、腐心だと苦労のニュアンスが出て合わないから敢えて専心にしているのだろうか? ・本作は一人称小説と言われているが、実際には「わたしたち」「あなたたち」など、場面ごとに視点を変えている。それが文体とも相俟った良さにつながっている。 ・まず導入時点では主人公の人物描写や詳細な背景情報を入れず、AI・仕事・ゲーム(虚構世界)などの要素で読者が共感しやすい形にしておく。最後に主人公の苦悩の場面で過去や親との関係などが明かされるという構成もうまい。 ・著者の「AIがおもしろい小説を書けるようになっても関係ない。私が書きたい間は書く」(意訳)というインタビューでの発言も良かった。
プキ@pooky2026年8月9日読み終わったやっぱりおもしろかった3作目。確かにどんどんわかりやすくなってる感じはある。 最終的に人間とAIの境目が曖昧になってくところ、自分のとらわれたプログラムに気付くくだりはすごく切なかった。仕事に傷ついたことのある人、真面目な自分に傷ついたことのある人は響く言葉が多いのでは。
あぷろ@APRO2026年8月4日読み終わったそもそも純文学を読むのが苦手だけど、後半の勢いは分かりやすくかつ面白かった。 ちなみに純文学が苦手な理由 •改行が少ない •登場人物の会話でストーリが進まない(会話以外は読み飛ばすクセがあるから読みづらい)








aruna@AruNya07182026年8月3日読み終わった駄作 30代AI失業中の自分とシチュエーションが同じだったため読んだ。 30代DINKsがダブル失業したくらいで絶望して2人ともトチ狂って1人はネトゲ廃人化1人は突発ほとんど失踪旅行と言われても「は?履歴書書けば?」としか思えなかった。加えてキャラクターの魅力が0なので、好きにもなれない、関心も持てない、共感もできずでえんえんと知らんやつの下らない愚痴聞かされてる気持ちになって最悪だった。 あと単純にITのオタクなので随所にアプリ設計、AIないないが散りばめられてるのも辛かった。 ちょっとのないないならいいけどあまりにもなさすぎる😭

瑞白青維@suityu_sora_aogu2026年7月31日買った読み終わった私の仕事を認めてほしい。感謝してほしい。ありがとうと言ってほしい。建前を捨て去った剥き出しの本心の描写は恐ろしくもあり、でもその孤独には少なからず共感もできる。虚構世界のお仕事だろうと、仕事を奪われた失意の中で役割を得た彼女の安心感は計り知れない。その先に愛を知れば、虚構こそが現実を超える価値を持つことになるのだろう。私は1度ではまだ理解が追いつかない部分があるけれど、分からなくても読み進めたい気持ちが読めば読むほど膨らんでいった。近いうちにまた読みたい。




メメ@elwin_042026年7月31日読み終わったちょっと頭おかしいお仕事小説。 でも、このゾンビ回収婦の仕事についての密やかな想いには、結構共感できるものがあったなぁ。 芥川賞おめでとうございます。


みー@mi_no_novel2026年7月25日読み終わった大好きな小砂川さんが芥川賞を受賞した。なんて嬉しい……!! AIが絡むお話と聞いていたけれど、実はその中身は……祈りのような展開だった。 現実と虚構が入り交じった世界で、微睡みながら仕事に精を出すわたし。アラスカに愛を見出すも、世界のバグによって終わってしまった関係。 見えないところで働くふたりが、間接的に気持ちを通じあえていたのが良かった。ちょうどロシア語を学んでいたので"Мишка косолапый"の仕掛けに気付いたときはハッとした🧸 この世界のどこかにも、人知れずに働く人がいる。VRの世界も現実の世界も、大して変わらないのかもしれないね。 p91 文節ごとにしきりにまばたきを打ちながら、クマが探り探り言う。 はたらく大人たち、しかしみんなネクタイを締めた幼児であって、ビジネスのネゴシェーションを交しているようでただ、「褒めて」「こわいよ」「抱っこして」と言い合っているだけだったとしたら、もしそうだとしたら──どうでしょう? 発生する賃金のためにとか、生活のためにとかいうのはじつはどれもぜんぶが、体のいい建前です。それにかこつけてだれかとかかわりあいになりたいというのが、ほんとうです。傷ついた大人たちはもうすでに、そうした大義なしにはこわくてまともに人間関係をつくれないから、そこにたがいの〈役割〉を噛ませるのです。役なのだから仕方がないと、芝居の最中にこそこそ愛情をくすねては、物陰でいやしく頑張るのです。そんなふうに仕事とか給金とかいうのは多分、人類の編み出した最大の照れ隠しなのでは、なかったでしょうか?




sy@sny_82026年7月22日読み終わったとちゅう共感して胸が苦しくなり、そのような場面があると思っていなかったので驚いた。 そしてそのあとの廃病院で順番を待つ場面ではこちらまで穏やかなまどろみを感じ、心地よい時間がいつまでも続くようなゆったりとした気持ちになった。


yt@yt2026年7月19日読み終わった「この生活のうちのどの部分に、わたしのわたし生活は宿っていたのだろう」(p14) 労働でも活動でもない、制作の可能性が模索され始めている。 NPCとして生きている私には刺さる。 仕事をしても誰も褒めてくれない問題に答えてくれている。 「脳裏にすべてが焼き付いているのだから、ヘッドセットはすでに要件ではなくなっていた」(p149-150) あなたと語りかけられることで、人生を狂わせられる。 客が裏方を引き受けること。 賞賛されなくとも裏方として踊り続けること。 急げ、急げ、結果出せ。 死んでもミスんな、進化しろ。








noripiii@quadspin_norimusubi2026年7月18日買った読み始めた@ 武蔵野珈琲店薄目を開けながら読んでいる、キルシュ酒のダークチェリーケーキを食べながら読むもんじゃなかった。ううう面白いけど描写が気持ち悪い(褒めている バイオハザードの裏側をNHKプロフェッショナルの流儀風にやってる感じだな…




noripiii@quadspin_norimusubi2026年7月18日読み終わった読了。AIに仕事を奪われて、はたまたAIとの対話をしすぎて、自分の存在意義についてわからなくなって精神崩壊している人の話、とまとめると今の世の中に本当にいる人ではないかと非常にリアルな意味を持つような。みんなNPCである、っていうのは皮肉にもいまのアメリカの経営者が考えていることではないだろうか。 なんなら、人を切ってAIにその仕事をやらせて、数万人規模のテック企業が社長ひとりでも回せるようになるような、そんな世界線すら感じる。 実際そんな会話をつい先日同僚としたばかりで、それはまるでSFの世界みたいだねなんて言ってたんだけど、近い将来本当にありうるのかも。 小説の入り口がグロテスク過ぎるので、そこで一瞬引き返そうか迷ったけど、最後まで読み切ってよかった。なるほどこれは芥川賞だわ。



えぴおにぎり@eeppii2026年7月18日読み終わった芥川龍之介賞をとったとのことで、読了。 SFっぽいなあとも思いつつ。 アガサクリスティの「春にして君を離れ」に近いような。 人間って何を目的にして生きるの?と問いかけられても答えられないかんじ。






あべ@abe2026年7月18日読み終わった労働の対価として得る“自らの存在が社会的に肯定されているという安心感”は自分が人間である証明のようなもの。 人間が求められる人間らしさは、AIにも同じように求められ、人間が人間らしく振る舞うよりも、AIが人間らしく振る舞うほうがより新鮮さがある分、受け入れられやすくなっている今の時代。 だったら人間がAIらしく振る舞ってもいいのでは、自我を持たず与えられた情報をそのまま受け入れて終わりがくるまで行動する。それでもやっぱり、肉体は古くなり、限界があり、輪郭がある。溶けあうことなく個であり続けるしかない。 『進化の過程で生物は一度脆くなる』 わたしの脆さは進化か退化か。



ふじつぼ@famisaiko2026年7月17日買った読み終わった現代的モチーフでありながら、普遍的な現実と仮想のあわいを生き来する作風がより深まった快作だった。 実に三回目の候補入りでの芥川賞受賞となったわけだけど、手に取る読者の広汎に届きうるパワーが増したのではないだろうか。 (一度目の家庭用安心坑夫は「おいしいごはんが食べられますように」、二度目の猿の戴冠のときは「東京都同情塔」と並びだったらしい。そりゃ強い……)



- しゅがー(仮)@Reader_S2026年7月17日気になるちょっと気になる好んで手に取るタイプの本かは置いといてタイトルがふと気になった いまの時代に架空職業名が「〇〇士」とかじゃなくて「〇〇婦」なのってかえって独特の味がする気がするなぁと 表紙や「ゾンビ回収」部分の効果も大きいだろうけど絶妙に退廃感が出るというか。「ゾンビ回収士」だともうちょっとサイバーパンク的冷たさが出そうなところ「回収婦」なことで生身っぽさが滲むというか。



鋏✁@hasami_choki2026年7月16日読み終わった借りてきた仕事が嫌になって、現実逃避でゲームをする時、なぜかほかのシミュレーションゲームや作業ゲームをやってしまう時を思い返す。自分の思い通りになる、スコアが上がる、結末が見れる。それで少し満足する。だって実生活では、誰も褒めてくれない。「頑張れば頑張るほど、細部まで気を配れば配るほど、私の仕事は無視され、軽んじられ、それきり忘れられていく」のだから。自らの発展のために、自らの身体に刻み込まれたタトゥーは、何があるのだろうと、指をじっと見てみるのだった。


ドクショ人間@Dokushoningen81282026年7月16日気になる芥川賞候補作のニュースを見まして、 内容は全く把握しておりませんがタイトルと表紙だけで一目惚れをしてしまいました(*/ω\*) きっとジャケ買いする人はこういう気分なのでしょうな。 積読している本が多いのでどのタイミングで買って読もうか悩みどころ💦

ten@ten_karatsu2026年7月15日ああ終わらない労働、しかし、しかしなんのために?すこし考えてみたがそれらしい理由などなにひとつ見当たらなかった。動き続けられれば、いまはそれでよかった。ただ効果的に機能、し続けていたかった。わたしが世界に対して作用(インタラクト)しうることを、毎秒絶えず、確かめていたかった。 p6



- ゆうさく@pia_392026年7月15日読み終わったAIと労働と人生と。自分にとっての労働とは何か?を考えたし、労働が人生の中で果たす役割とかも考えた。小砂川さんの本は、いつも何かを持って帰らせてくれるけど、核心的なものはモヤモヤ見えない感じが良くて、何度も読み返してしまうね


ぽかり@popopocari2026年7月15日読み終わった無職になった主人公が、VR世界に新たな居場所を見出す話 読み進めるうちに、言い知れぬ空しさが 「認めてほしい、褒めてほしい」という無意識に近い願いに突き動かされた、献身的な労働 でも、どれだけ身を粉にして働いても、そこに感謝の言葉は……。これほどまでに報われない労働があるのか…… 人間にとって「承認欲求が満たされること」が、いかに生きる糧になっているかを考えさせられる。 作中に登場するカウンセラーポジが「クマのぬいぐるみ」という設定には、強烈なインパクトを受けた。物語に没頭している最中は見過ごしがちだが、客観的にこのVR世界の舞台は殺伐とした空気が漂っている。 なにしろ、そこは荒涼とした廃墟なのだから そんな終末感漂う舞台設定に、クマのぬいぐるみがカウンセリングを行っている。その光景を想像したとき、少し怖くなった。 廃墟とクマのぬいぐるみ、この相反する要素が織りなす不調和なコラボは、類い稀な不気味さがある でも、その不気味なはずの「クマとの対話」のシーンが、とても好き。 それまで重厚な地の文が続いていたからこそ、会話劇としての印象が強く残るのかもしれない。あるいは、主人公が一人で思考を重ねるのと、他者との対話を通じてカタルシスを得ることで、読者である私たちの思考も同時に広がっていくからなのか…… この物語が描く歪な労働環境は、AI台頭によって変容しつつある「現代の労働」のメタファーか? マルクスの言う疎外労働のようでありながら、自ら進んでシステムの一部になりたがっているように見える点において、それとは少し違う気もする もっと現代に目を向けたものなのか……うーん知識が足りない

かりさ@karisalilac2026年7月11日気になる買った芥川賞候補作でタイトルを見てから気になっていて、今日書店に行ったら単行本になってる!で、早速お迎えしました。 どんなお話?!ととても気になります。

kaokao@booooook8292026年7月11日読み終わった文庫がものすごく面白かったのでこちらも🤲 あなたじゃなくてはいけない、でも他の誰でも良い。相反するワガママを思い切り叫ばせてくれて許容してくれるそんな場所だった。 小砂川さんのユーモアもありつつ的確に刺してくる文章大好き! 装画もめちゃくちゃ素敵…✨





はぐらうり@hagurauri-books2026年7月5日読み終わった芥川賞候補作。この人以外に、誰がこんなもの書けるのか。今思えば『家庭用安心抗夫』がいちばんわかりやすかった。『猿の戴冠式』は難解で、本作も行って戻って何回も読んでやっと表層を理解。 急げ、急げ、結果出せ。急げ、急げ、ミスすんな。改善しろ向上しろ発展しろ進歩しろ、死んでもミスんな、進化しろ。 現実は皆がNPCのようで、VR世界にはNPCじゃないような人がいて。AIに振り回される世の中への風刺が効いている。 テーマはよりわかりやすいものの、大江・平野の系譜に繋がるものがある気がする。これまでと比べて普遍的ではないのかもしれないけれど、二十年後の大家のよう。選考委員はどんなふうに評価するんだろう。
ナツミ@nanana_ooo01900年1月1日買った読み終わった読書日記初作家さん芥川賞を獲ったから読んでみようということでも無かったけど、タイトルの装画に心惹かれ、久しぶりに新刊を買った。 とても良い本だったと思う。だけど、わたしの理解力がないからなのか少し難しく、自分一人で理解しようとするのはむずかしい。 でも文章の一節一節が美しかった。 なにが本当なのか虚構なのかもわからない展開ではあったけど、主人公の彼女が生きていけるところで生きていいんだという、作者のメッセージが感じられた。 おすすめです




























































































































































































