批判的日常美学について
139件の記録
- 糸太@itota-tboyt52026年3月9日読み終わった本当にそうなのだろうか。読みながらずっと考えていた。各章で投げかけられる問いは、いままで考えたこともなかったものばかりだったからだ。 難波さんの文章は一文一文が明解である。だから読むたびに頷かされてしまう。すると、いつの間にか最初にあった抵抗感は和らぎ、たしかにそうかもしれない、と思い始める。 のだが、納得する一歩手前でやはり、ちょっと待った!と思い直す。そして、もう一度スタート地点に戻ってみるのだが、目の前に広がる風景は先ほどとは全く違ったものに変わってしまっているのである。 なるほど。この経験こそ「美しい」と言える価値なのかもしれない。自らの足で立って考えを深めるための、素晴らしい散歩に誘ってもらえた気分。
- bagel@meiy_ou82026年3月8日気になる内容紹介を読んで気になった。私は「ちゃんとする」にとらわれていて、それでいて、ちゃんとどころか…という状態。とらわれすぎて動けなくなっているとも言えると思う。この本の中で指される「ちゃんとする」がどの程度のどんなことなのかまだあまりわからないけど、ぐるぐると私を苦しめる私の思考が少し変わるかもしれない。
sunroom@marumaru_2026年3月3日@ カフェ「第5章 分かり合わないことの美学 不同意コミュニケーション論」を読む。「分かり合うこと」をよしとして、不同意というものは【大概は同意に至る経路で必要とされてあるだけ】。著者は豊かな不同意が自分にとっては魅力的なコミュニケーションだと書いている。 たしかに、分かり合うことをゴールに設定してその過程で起こる分かり合えなさは仕方がない、あんまり好きじゃないしこわいことすらあるけどまああるよな、くらいに思っていた。分かり合えない人とのやりとりを諦めてしまっていることもある。ネガティブな印象のもの。でも、分かり合えない、不同意であることでこそはっきり見えてくるもの(自分が置き去りにしているもの、自分の触覚的な感覚)ざあり、そこに喜びを感じるという視点は自分の中に持ちたいものだった。 📝 哲学者たちは、何か一つの真理に一足飛びで行き着くことを夢見ているというよりも、異なる立場の人びとの思考を互いに交換しあい、そうしながらも不同意を発生させ続けることで、世界全体の理解を深めようとしている。 📝 責任ある形での不同意が発生した瞬間、私は会話相手との距離を感じ、何より、自分の精神の輪郭がはっきりするのを感じる。(略)ともかく、自分の精神がどんなかたちをしているのか。ざらざらしているのか、やわらかいのか、とんがっているのか、そうした触覚的な感覚が明晰になる感覚が不同意にはあるのだ。第一の不同意の美的な喜びは、自分の輪郭の明確化だ。
sunroom@marumaru_2026年3月3日読んでる@ カフェ「第6章 愛し方のあいいれなさ 手元規範と共同規範づくり」を読む。 この本を書店でパラパラめくったときに一番読みたいと思っていた章。ちょうどこの「あいいれなさ」について、人との関係の中で考えていたところで、この先も何度も読みたいところだった。共同規範をつくっていくプロセスを踏める人といっしょにいられたらいい。これがやっぱり全然簡単じゃない。でも、かんたんに諦めたくはない🥲 📝 性愛的関係の興味深い点は、そもそも愛し方が違うだろう人たちが、愛し方が分からない人たちが、なぜか惹かれ合い、共に時間を過ごすことになる点にある。 📝 互いの手元規範をいったん傍において、どうすれば二人の新しい規範を作れるかを検討することができる。すなわち、「共同規範」を新たに創造することができる。この共同規範の形成こそが、私は「愛」の中でも「共同的な愛」と呼びたいものである。
sunroom@marumaru_2026年3月2日読んでる@ 電車📝私たちは「ちゃんとする」という美的価値を内面化してしまっている。そのために「適当に働きたい」という自分の欲求を自己検閲してしまい、それを退ける。なぜなら、「適当に働く」ことは「ちゃんとしていない」ため、美的に醜い、と美的判断すような、美的選好が内面化されてしまっているからだ。 ちょうど「適当に働きたい」と真剣に考えていたところなので、いま読んでよかった。



スゥ@oneSue2026年2月22日買った読み終わったとりあえず通読したくて、駆け足で読み終わり。 私たちは分かり合わないことを美的に選好することもできる、らしい。 美しく正しい生き方を信仰した幼少期、思春期を過ごしてきた。 歳をとって時代の変化を感じ、そのことに疲れ、何かを知りたくていろんな本を読んだ。そのことにすら疲れを感じるようになった頃だった。 だから理由を探していた。でも、その理由を探す必要はないのかもしれない、探さなくてもいいのかもしれない、と思えた。 時間はかかるだろうが、これからゆっくり読み返していきたいと思う一冊。


- やすごだ@yasu06112026年2月15日ぬるぬると文章が入ってきて、扱っているテーマも今の自分に関心のあるものだった 自分の感性をいかにして守るか、そして社会がどのようにして個人に責任を押しつけてくるのか 柔らかい文体なので親しみを感じる クィア・スピリチュアリティという概念を知り、興味を持った 個人の自由をいかにして守るか、という話はもっと色んなところでできたらなあと思う たいへん励まされた これから前よりもうまく生きていけるかもと思った それにしても「ちゃんとしない」っていい言葉






小野 妹子歩@imokov2026年2月14日買ったまだ読んでる新刊だ。絶好調だ。目次だけみても、超絶読みたくなる。本屋へ行こう! 【目次】 はじめに 序 章 来たるべき「ふつうの暮らし」を求めて 第1章 自炊と恥──料理道徳から距離をとる 第2章 労働廃絶宣言──労働を解体するための感性論 第3章 反ファッション論──みせかけ美徳消費の悪徳 第4章 「性格が悪い人」を差別してもいいのか──「清潔感」からはじめる性格差別の哲学 第5章 分かり合わないことの美学──不同意コミュニケーション論 第6章 愛し方のあいいれなさ──手元規範と共同規範づくり 第7章 被害者サディズムの吹き荒れる時代に、スピリチュアリティにできること? 第8章 新しい快楽主義者たち──猫と廃墟とアナキズム 第9章 陰部の日常──マスターベーションとセックスの美と倫理について 第10章 抑圧に感謝する──奴隷根性と弱さの美学 第11章 夕焼けと電流──生誕した私たちの美的義務につい



























































































































